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【ウクライナ情勢】防衛線を見守るあなたに  作者: 栗野庫舞
第4集 領土的野心はないと言うのに、領土割譲をいつも要求する。奇妙な現象
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395.汚い停戦案

サンダウン級機雷掃海艇(きらいそうかいてい)「ロシアはおかしい」

 2025年5月16日の交渉で、敵の代表団がウクライナ代表団に渡した覚書(おぼえがき)案の内容が報じられた、とのこと。


 敵の停戦案は、二つ用意されたもようです。


 一つめ。


 占領されていない地域も含めた、ウクライナの占領されている4州全てから、ウクライナ軍が撤退しないといけないそうです。加えて、敵の国境からも、合意した分だけウクライナ軍は後退しないといけないそうです。


 二つめ。


 いくつもの条件を挙げています。この案の中では、ウクライナ4州全てを敵に明け渡すことにはなっていません。


 ただし、一つめと二つめ、どちらを選んだとしても、占領している領土を国際的に敵の領土として承認することが前提になっているみたいです。


 どっちにしても領土の獲得じゃないかと、あなたは強い怒りを感じるでしょう。その考えは正常です。正常ではないのは、領土を奪っている敵国の軍事作戦を侵略じゃないと語り、この敵国をまるで責めない人間です。


 敵の軍をウクライナ国内から全て撤退させた後に、どうするか決めるのが、敵の利益を無視した、ウクライナ側が満足する停戦案です。価値の無い敵の代表団は、絶対同意しないでしょうけど。


 本当に領土欲がないなら、撤退出来るはずですよね? 敵は。


 汚い二つの停戦案を平然と提示する敵国は、そういう国と思って間違いないと受け取ります。

HMSサンダウン機雷掃海艇(きらいそうかいてい)「ロシアは侵略をやめろ」

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