38.設定を忘れる
シャールB1「ロシアの行動はおかしい。それだけ」
迫害されている同胞を助けに行く。
かつて、ロシアにはそんな設定が存在していました。
しかし、実際はどうでしょう。同胞を助けることよりも、ウクライナで砲撃していることのほうが多かったでしょうね。助かった同胞よりも、困ったり亡くなったりした方々のほうがはるかに多いと思います。
パブのカウンター席に置かれている新聞をご覧下さい。2022年9月16日におこなわれた会見で、ロシアの大統領が、ロシア軍は新たな領土を獲得していくと述べたそうです。
領土を獲得。
今までは触れていませんでしたし、多くの人々が分かっていたことですが……、とうとう目的が侵略だと認めてしまっていました。設定はどこ行ったんです?
それと、他にも興味深い内容がありました。ウクライナ側がロシア領内でテロ行為を試みたと主張。
ロシア側はテロ行為をウクライナ領内で連日試みてますよね。
侵攻の時点でおかしかったのに、それからの行動も、主張も、多くがおかしいと思えるものばかりでした。
ロシアのミサイル攻撃も言いがかり的な主張も不要であり、必要なのはロシアの撤退です。
ということで、ロシアは領土目的でやっているのではない。そう主張していた親ロシア派を裏切る結果になった、おかしな会見でした。
Pz.Kpfw.B2 740(f)「ロシアは、やはり侵略者だった」




