340.信教の自由
MPのMは、あの国の首都の略で、言いたくないため、本文では触れていません。
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M48パットンをベースとする。
国際人権高等弁務官事務所、略称OHCHRは、ウクライナがロシアと繋がりのある宗教団体の活動を禁止する法律について、根拠が不十分だと報告しました。また、国家の安全保障への脅威は、宗教の自由を制限するための十分な根拠とはならないとも表明しました。
これに対し、ウクライナ外務省は反論をしています。
OHCHRに指摘された法律は、ウクライナに現存する教会を禁止するものではなく、ウクライナに対して武力侵略を行使し、ウクライナの領土を一時的に占領している国に管理された宗教団体や、武力侵略を支持する宗教団体の従属を認めない内容だと説明しています。
ウクライナ正教会にはOCU、オーソドックス・チャーチ・オブ・ウクライナとUOC-MP、ウクライニアン・オースドックス・チャーチの二つがあり、なおかつ、ウクライナの歴史のような、複雑な経緯があります。UOCが、ロシア系の正教会です。
もちろん、『信教の自由』は守られるべきですが、ウクライナ外務省が言うように、『侵略の自由』が守られてはいけません。
ロシアは侵攻後、ウクライナ領内の宗教施設、UOCの教会さえも破壊しています。『侵略の自由』がロシアによって平然とおこなわれているのは、どうにかならないのでしょうか。
なお、教会の破壊を調べていたら、おかしな人間が、ウクライナ軍が東部の湾岸都市で撤退する際、ロシア正教会の教会を砲撃していたということを書いていました。
これが仮に本当だとしても、ロシア侵略軍が来なかったら、そんなことにはならなかったでしょうね。ロシアがウクライナ国内に来なければ良かったのに、と書いたほうが良いでしょう。
あと、細かいことですが、ウクライナ国内にはウクライナ正教会の教会はあっても、ロシア正教会の教会はないと思います。占領後に、そうなったか、そうさせた教会はあるでしょうけど。
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