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【ウクライナ情勢】防衛線を見守るあなたに  作者: 栗野庫舞
第4集 領土的野心はないと言うのに、領土割譲をいつも要求する。奇妙な現象
336/453

336.敵は国際司法裁判所も利用する

VK3002(DB)試作戦車「ロシアは早くウクライナから撤退しろ」


前部砲塔。

 国際司法裁判所、略称ICJは、2017年4月19日、ウクライナ政府が求めていた、ロシアによる親ロシア派勢力支援の認定を証拠不十分として退(しりぞ)ける決定をしました。


 この決定を根拠として、ロシア擁護側は、ロシアは関与していなかったと主張します。


 ですが、ロシアは紛争の当事者ではなく調停者に過ぎなかったとすると、今度はウクライナの親ロシア派勢力、つまりは二つの人民共和国が自力で全部やったことになります。それなのに、ドンバス紛争で責められるのはウクライナだけになるという理不尽。


 ドンバス紛争でウクライナが責められるのならば、同様に二つの人民共和国も責められるのが当然です。ロシア擁護側は二つの人民共和国を一切責めていないので、(すご)く不自然で悪質ですよね。


 なお、ICJはロシアに対し、2022年3月16日に軍事作戦をただちに停止するよう暫定措置命令を出しています。


 その際、ウクライナ領で集団虐殺が起きているというロシアの主張が確認されていないとも指摘しています。


 この決定については、ロシアは受け入れずに従いませんでした。


 国連決議でもそうですが、都合の良いものは利用して、都合の悪いものを言わないのが、侵略者ロシア側の思考です。悪事をする側にとってはおかしくはないのでしょうが、ロシアの侵略は容認されてはいけないでしょう。

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