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【ウクライナ情勢】防衛線を見守るあなたに  作者: 栗野庫舞
第1集 敵が侵略を開始した
31/450

31.ウクライナの独立記念日、8月24日

場所は首都キーウではなかったと思うのですが、ニュースで日本の電気自動車の初代モデルのタクシー仕様が映っていて、なんだか嬉しくなりました。


ニッサン・トラック80型「ロシアはウクライナから撤退しなければならない」

 パブにあるあちらのテレビでは、ウクライナ独立記念日の首都キーウでの映像が映っています。


2022年8月24日。


 キーウでは当日、大規模イベントが中止になりました。その代わり、ロシアが放棄した戦車や軍用車両が展示されていたのです。


 ウクライナの各地では、例年よりもささやかなお祝いがおこなわれたようですね。例年通りにやれなかったのは、もちろん侵略者のせいです。


 この日は、ロシアが侵攻してから半年。この日もまた、侵略者ロシアは各地に攻撃を加えていました。


 テレビに映る、ウクライナに鹵獲(ろかく)されたロシアの車両達。


 使えそうな車両は再利用されるかもしれませんが、破損の激しい車両はこれが最後の活躍の場になると思うと、悲しくもなります。


 ただ、並んでいる車両全てが、今は敵ではありません。


 敵はキーウには入れませんでしたが、これらの大破した車両達は、キーウに入ることが出来ました。しかも、わざわざ運ばれて来て、人々に歓迎されています。敵との違いです。


 敵よりも壊れた車両達のほうが優秀だというのは、とても喜ばしいことでしょう。

ロシア侵攻初期に、場所はどこだったか思い出せないのですが、1990年代の青い日本車の後ろ姿が、ニュースのインタビューで背景に映っていました。日本だと、イギリスから輸入してGTのサブネームをつけて売っていた車とテールランプが似ていたので、5ドア・ハッチバックだと思いました。この車が今も破壊されていないことを願います。


ゴルハム号「三方向から攻めて来たロシア。残りは二方向だけだが、早く砲撃をやめて撤退しろ」

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