286.敵の言いわけが北方領土問題と一緒
パンサー中戦車「ロシアの侵略は見苦しい」
侵略者ロシアの擁護者は、ロシアから見ると2014年にウクライナは別の国になったと言います。なお、2014年にウクライナが消失したと主張するのは、侵略者ロシアの擁護者だけです。好き勝手言うのは自由ですけど、そこに実効性は伴いません。
とりあえず2016年には、侵略者ロシアのクリミア占領に関して、ロシアはブダペスト覚書に違反していないとロシア外相が言っています。ウクライナが別の国になっているなら、ブダペスト覚書に違反していない、ではなく、ブダペスト覚書は対象国がすでになくなっていると、言うところでは? 侵略者ロシアの擁護者の言う通りなら、2014年からは、もう従来のウクライナはなくなっているんですから。
それと、侵略者ロシアの擁護者は、2014年にこれまでのウクライナがなくなったから、ブダペスト覚書は無効だとも言います。
無効だから攻め込んでいいには、ならないですよね。
ここが、日ソ中立条約は無効だと言って北方領土に攻め込んだソ連と考えが一緒で、本当に気持ち悪いです。
そして侵略者ロシアの擁護者によると、2014年からは、旧ウクライナにある正当な政府は、二つの人民共和国だけになったそうです。
はい?
この謎理論には、あなたもびっくりでしょう。
よりにもよって、2014年以降のウクライナが比較にならないぐらい、正当性の欠片も無い二つの人民共和国の自称政府が、正当なんて言っちゃうんですか。
こんなのが正当なら、全ての違法が合法にひっくり返ることでしょう。そこまで基準を落とさないと、侵略者ロシアを擁護出来ないのでしょうか? どうしようもないですね。
ついでに言うと、ロシア擁護者が言う正当な二つの人民共和国って、ロシアが国と認めたの、侵攻の前日なんですけど。
あと、日本も二つの人民共和国は国だと認めていません。こんなところを擁護する人間は、日本語で言うと、『ロクな奴じゃない』です。
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