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【ウクライナ情勢】防衛線を見守るあなたに  作者: 栗野庫舞
第1集 敵が侵略を開始した
27/455

27.2013年の前半ぐらいからすでに仲が悪かった?

チャレンジャー1戦車「イベントだけで使っていればいいのに」


チャレンジャー巡航戦車「ああ、そうだよな」

 今回は広場に展示されたイギリスのチャンレンジャー1戦車を眺めながら、話を進めて行きましょう。


 現在ロシアでは、『戦車バイアスロン』という、戦車で競技をおこなう大会が開催中だそうです。


 2013年から毎年夏に開催。2019年から上位陣とそれ以外の二グループ制を導入。第二グループの過去三年間の優勝国はばらけているのですが、第一グループの優勝国は2013年から2021年まで全てロシアということです。


 このイベントの注目すべき点は、内容ではなく、2013年8月の初開催時の参加国でしょう。


 開催国のロシアを含めて、四ヶ国。ロシア以外の参加国はどこも当時のロシア寄りな国ですが、驚くべきことに、ウクライナが参加していないんですよ。開催はウクライナとロシアのゴタゴタが始まるユーロ・マイダン革命以前にもかかわらず。


 理由を調べても、分からなかったのが残念です。推測としては、今回のタイトル通り、すでにお互い仲が悪かったんじゃ……としか思えません。


 当然、2014年以降から現在まで、ウクライナはこの大会には一度も出ていません。


 逆にウクライナは、『ストロング・ヨーロッパ・タンク・チャレンジ』という、2016年からアメリカ陸軍ヨーロッパとドイツ陸軍が主催する大会には、2017年から参加しています。


 2017年は『T-64BV』で出場して六ヶ国中五位、2018年は『T-84Uオプロート』で出場して最下位の八位だったらしいです。こちらの大会は、今はもう開催していないようですね。


 ロシアには、ウクライナ侵略をやめてから戦車バイアスロンを開催してもらいたかったです……。

個人的には、戦車の大会は歓迎したいのですが、戦車で実際に他国を攻撃している間は開催を見送るべきだったと思います。


チャレンジャー2戦車「射撃は演習中だけにしてくれ」


アベンジャー対戦車自走砲「まったくだ」


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― 新着の感想 ―
[一言] 今年のタンクバイアスロンは中止だそうです。
[一言] そういえば戦車不足でロシアがタンクバイアスロン用の車体まで実戦仕様に改修して前線に送った、なんてニュースもありましたね。
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