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【ウクライナ情勢】防衛線を見守るあなたに  作者: 栗野庫舞
第3集 三人組がパブにやって来た。これは必読
240/455

240.2014年4月下旬頃

EFV試作水陸両用車「ロシアはごまかしながら、侵略を続けている」


遠征戦闘車の略。アメリカ製。

 あなたは資料館にいます。こちらに2014年4月下旬のウクライナ資料があります。内容を見てみましょうか。


 2014年4月17日。スイスのジュネーブ市でおこなわれた、ウクライナ、ロシア、アメリカ、欧州連合EUの外相級協議では、ウクライナでの暴力の即時停止を求める共同声明を採択した。


 これをジュネーブ合意と言うようです。


 この当時のウクライナ外相は、ロシアが真にウクライナの安定化を望んでいるのか、試されることになると述べたそうです。


 しかしながら、ジュネーブ合意後も、ウクライナ東部で親ロシア派武装勢力による政府機関の占拠が続きました。


 逆に、当時のロシアはクリミアの際や現在と対応が異なり、ウクライナ東部で直接軍事介入をおこなうような強硬姿勢は見せませんでした。軍事的な圧力をかけて揺さぶりをかける戦略だったようです。


 該当するドネツィク州、ルハンシク州、ハルキウ州では、ウクライナ残留を希望する住民が多数とみられていました。また、この当時は、クリミア同様の手順でウクライナ東部がロシアに編入される可能性は低いと思われていました。


 当時、ウクライナでの緊張は当分続きそうだと言われていましたが、残念なことに、今現在も続いています。しかも、より(ひど)くなっています。

T-72B3戦車「ロシアはおかしい」


ウクライナ軍に鹵獲(ろかく)されている。


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