239.言う相手、言う時が間違ってない?
SB器・試作輸送車「ロシア側はおかしい」
戦前の日本の履帯式輸送車、湿地車の試作。
「ロシアのほうが強いから勝利する。ウクライナは勝てるわけがない。このまま続けても犠牲者が増えるだけだ。だから早く降伏しろ」
親ロシア派の意見です。
これって、ドンバス紛争中に、二つの人民共和国のほうに言うべきだったのではないでしょうか?
「ウクライナのほうが強いから勝利する。分離主義者は勝てるわけがない。このまま続けても犠牲者が増えるだけだ。だから早く降伏しろ」
こういうことですよね。
ところが、おかしなことに親ロシア派はこう言うのです。
「ウクライナが一方的にドンバスを攻撃している! ドンバスの住民がかわいそうだ!」
しかも、このようには決して言いません。
「ロシアがウクライナにミサイル攻撃をしている! ウクライナがかわいそうだ!」
逆に、親ロシア派はこんなことまで言います。
「ロシアは民間施設には攻撃しないから、民間人の犠牲者は少ない。だからロシアは人道的だ」
疑うことなくこう断言する親ロシア派の中身は、非人道的な考えの持ち主なんでしょうね。
ウクライナ側の犠牲者を悼んでいる言葉よりも、
「戦争中なのに西ウクライナでは遊んでいる!」
「ウクライナは嫌がる人をムリヤリ徴兵している!」
これらのような罵倒のほうが、ネット上ではずっと多く見かけました。
ウクライナを肯定する人がいたら、他の例を出して否定したり、ごまかそうとするのが、親ロシア派の悪質な手口です。今現在の彼らこそが、一方的に攻撃されて降伏したほうが良いでしょう。
FB器・試作輸送車「ロシア側の発言はおかしい」
湿地車の試作名でSB器の小型軽量版。




