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【ウクライナ情勢】防衛線を見守るあなたに  作者: 栗野庫舞
第1集 敵が侵略を開始した
22/451

22.犠牲者が少ない、とかいう問題ではない

M270B1“MLRS”「ロシアは早急に撤退せよ」

 あなたは街の広場にいます。ここでは、ロシアの砲撃も、ウクライナの反撃もありません。


 時折、ネットでこんなコメントを見ました。


「ロシアは民間人のことを配慮して、犠牲者は極力出さないように進軍している。だから、他の戦争や紛争に比べて犠牲者は少ない」


 いや、そういう問題じゃないですよね?


 少ないにしても、犠牲者は出ているじゃないですか。


 そもそも、民間人のことを配慮するような国なら、侵攻なんてしませんよ。


 あなたも分かっているでしょうが、どうしてロシアが犠牲者を少なくしようとしているのかの理由を、あえて述べます。


 領土を乗っ取るつもりだから。これでしょうね。


 被害を最小限にすればするほど、占領後の支配が楽になります。国際社会からの非難も減りますし、先ほどのようなコメントまで出て来ます。


 しかしながら、ウクライナ側が防衛をしているのですから、どうしても攻撃をして進む必要がありますし、犠牲者も出てしまいます。全く被害を出さないというのは、不可能です。


 政府側と反政府側の戦いがあったウクライナ東部はともかく、首都方面や南部は、ロシアが侵入しなければ、侵攻による被害は出ませんでした。ロシアは他の方面にも攻撃しており、犠牲が出ています。


 もう何度も言いましたが、被害をなくすために、ロシアはすぐ撤退をするべきです。その後のことは議論で決めればいい。議論が長引くにしても、交戦状態が長引くよりはマシだと思います。

FV432装甲兵員輸送車「ロシアは撤退してから文句を言えばいい」

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