208.太平洋戦争の例え
長門・戦艦「ロシアはウクライナから撤退するべきだ」
戦争を始めた側のロシアに全ての罪を押しつけるのか、という意見があります。
ネット上では、こんな例えの意見もありました。
日本が先制の真珠湾攻撃をして太平洋戦争を始めた結果、アメリカからひどい目に遭い、原発を落とされた。これは日本が引き起こした戦争だから、アメリカではなくて全て日本が悪いということになる、というもの。
ほぼその通りですよね。原発は落とされるべきではありませんでしたが。
悪い日本は戦争を起こした反省から、過ちを繰り返さないよう、戦争もせず、核兵器も持たずに、現在まで、何十年もやって来たんじゃないんですか?
今回はロシアが引き起こした特別軍事作戦だから、悪いロシアが日本と同じように負けて、二度と戦争をしないと誓い、日本のようになれば良いのですけどね。卑劣な手段を使うロシアがそうなるとは思えませんが、可能性を排除したくはありません。
おかしなことに、ロシアではなく、ウクライナが先に手を出したと言うロシア擁護者がいます。親ヨーロッパ派が分離主義者よりも先に手を出した、とする見方もあるにはあるのですが、これは国内問題です。ロシアが先にウクライナへと武力攻撃を始めたのは、否定出来ません。二つの人民共和国の要請を受けて加勢したとしても、同様です。二つの人民共和国以外の地域にもロシアは侵攻していますしね。
ロシアによるウクライナ侵攻が終戦した際、少しでもザポリージャ州とヘルソン州が占領されたまま終わったとしたら、ロシア全土は戦後復興などはしてほしくないと思います。
香取・香取型戦艦「ロシアはおかしい」
ヴィッカーズ製。




