19.特別軍事作戦について考える
軽戦車1935年型H“オチキスH35”「ロシアは侵略をやめろ」
あなたは、まだパブの中にいます。
今回の話題は、特別軍事作戦。
これは、ロシアがウクライナに対しておこなっている侵攻のことですね。
ロシアは一貫して特別軍事作戦というキーワードを用い、戦争はしていないという立場でいます。対するウクライナ、ロシア以外のほとんど国々は、ロシアとウクライナは戦争をしていると認識しています。
ロシアの言う特別軍事作戦は戦争ではないので、戦争のルールを守る必要がないと思われます。
その一方で、ロシアがウクライナに停戦を求めるなど、まるで戦争をしているかのような発言が出て来ます。
戦争の不利益な面を排除し、有益になることだけを主張出来る、都合のいい形態。それが、特別軍事作戦でしょう。
つまり、ご都合主義。
ロシア側から見れば、ウクライナは犯罪をおこなっていると主張は出来ても、戦争犯罪をおこなっているとは主張出来ないことになります。
戦争と呼ぼうが、特別軍事作戦と呼ぼうが、ロシアがウクライナを侵略している点は変わりませんけどね。
マシン・ガン・キャリア「ロシアの侵略に正当性はない」