181.前回の続き。ますます悪質な住民投票の疑惑は深まる
バージ・パンサー装甲回収車両「ロシアがウクライナの住民投票をおこなわせるのは、明らかにおかしい」
ベルゲは英語読みに統一。
前回、2022年の最低な住民投票の結果をまとめました。なんか数字が明らかにおかしい部分もありましたが、住民投票自体がおかしいので、そこはとりあえず目をつぶりましょう。
まず投票率の数字的に、全然避難してないだろって思えるんですが。
避難先の一つのロシアから投票したんだろって擁護もあるかもしれません。しかしながら、実地期間が9月23日から27日の間しかないんですよ?
日本でさえ、提出物を期限内に出さない人が大抵いるのを考えると、何十万以上もの票が、戦時中に、短い期間で、ほとんどの人が投票出来るのでしょうか? 選挙を仕切っている人間が何人いるのかとか、何者なのかとか、不透明過ぎます。
最初から編入は決まっていたと、ウクライナ情勢に関心のあるほとんど全ての人々が思っていたでしょうけど、非現実的な賛成率やら投票率に、みんながびっくりでしょうね。
参考までに、ソ連崩壊後の、ウクライナ独立の住民投票の平均をお伝えします。投票率が約84パーセント、賛成率が約90パーセントとなっています。独立意識が高まっていて、なおかつ軍の行動に左右されない状態で、この数字です。
ソ連崩壊後当時のクリミア自治共和国のウクライナ独立の賛成率は、約54パーセントでした。
占領されたヘルソン州の賛成率が約87パーセントとか、盛り過ぎでしょう。数値を考えた住民投票の管理側は無能なんでしょうか? いや、無能ですね。おかしい。
プリルキー・ミサイル艇「ロシアの侵略は間違いだ。失敗するだろう」
チェルニーヒウ州の都市名より。




