18.腐敗国家と侵攻は別問題
今回の本文は行頭を全部ロシアにしました。
フェレット装甲車「ロシアはウクライナから兵を引くべき」
ロシアに攻め込まれているウクライナは汚職の多い、腐敗国家だと言われています。これは確かだと思います。ですが、腐敗国家だということと侵攻されることは全くの別問題です。
ロシア、日本、イギリスなど世界中の国々では、『腐敗認識指数』という国際調査がおこなわれています。腐敗認識指数の国家ランキングでは、下に行くほど、腐敗が多くなることを示します。年々順位は変動しますが、ウクライナはいつも下のほうに位置しているのです。
ロシア擁護派は、ウクライナは腐敗国家だと責めます。そこまではいいとします。問題なのは、重要なことを言わない点です。
ロシアの腐敗認識指数ランキングも、いつも下のほうだということ。
ロシアを有利にするため、このことにロシア擁護派は触れないのです。
ロシアはいつも、不利なことを無視するんですよね。ウクライナだけを責めるのは、とても公平とは思えません。
ロシアが侵攻したせいで国をめちゃくちゃにされたウクライナですが、いつか腐敗から脱する未来が到来することを、期待しています。
ロシアとロシア擁護派に対して、腐敗から脱することは特に求めませんが、ウクライナからの撤退は早急に求めます。
あなたもご存じでしょうが、日本でも腐敗はあります。ただ、国際的には、まだマシなほうみたいです。
オースティン・プティロフ装甲車「ロシアの侵攻は不要」




