146.敵地が無人機で攻撃された件について。その2
M4“シャーマン”105ミリ榴弾砲搭載型中戦車“アサルトガン”「ロシアはおかしな占領を続けている」
深夜のロシアの首都に飛んで来た無人機の攻撃。これについて、ロシアはロシア大統領を狙ったテロ行為だと主張しています。これがテロなら、5月7日から8日にかけて、ロシアがウクライナに放った約60機の無人機による攻撃もテロですよね。
では、ロシアの首都の宮殿への攻撃をウクライナがやったと仮定して、考えてみましょう。
まず、敵の首都を攻撃するという大それたことをした割に、威力が低過ぎる気がします。それに、深夜の宮殿にいるなんて思えないロシア大統領を狙うという理由は、無理があるのでは?
ウクライナが届くかどうか実験をした程度の作戦の可能性もありますが、報復の危険性を考えると、やるほどの利点はないように思えます。実際、ロシアはほとんど攻撃でダメージを受けていないのにもかかわらず、報復を口にしていますしね。
可能性があるとするなら、ウクライナ内での反転攻勢を進めるため、無人機での攻撃を出来ることを知らせて、敵戦力をロシア首都にも分散させるのを狙った……といったところでしょうか。
そもそも、ウクライナがやったのか、ウクライナの指示を受けたロシアの反体制勢力がやったのかも不明で、証拠もなさそうです。
ネット上では、ロシアの自作自演という声が大きいですよね。現時点では、ウクライナよりもロシアがやった可能性が高いように思います。
7TP軽戦車・双砲塔型「ロシアの侵略行為は失敗だった」
ポーランド戦車。




