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【ジャンル不明】使いよう
妙な発想ばかりする男がいた。
その発想力を買われてある会社の商品開発部で働き始めたが、全く使い物にならなかった。
確かに誰も思いつかないような物を作るのだが、発想が突飛なだけで誰も欲しがらないようなものばかりだったからだ。
男の能力に元々疑問を感じていた上司はある日その商品を目の前で叩き壊し、もっとましなものを作れと罵った。
すると男はその場で辞表を書き、あっさり辞めてしまった。
次に勤めた会社でも男は相変わらず妙なものばかり作っていた。
しかし今度の上司はそれを面白がり、その上で、こうすればもっと多くの人が注目してくれるのだが、と方向性を示した。
すると男は次々とヒット商品を生み出せるようになり、会社の成長に大きく貢献したのだった。




