悪役令嬢は愛を求める 登場人物紹介
登場人物も増えてきたので一旦まとめます、初めて名前が分かる人いますがお気になさらず。
この人がいないぞという方が入れば教えてください。
ここまでこの物語を読んでくださりありがとうございます。
悪役令嬢は愛を求める 登場人物
アン・マクレーン
臆病な杏姫と呼ばれている。
マクレーン公爵家の令嬢、好きな物はケーキとハッピーエンドの物語で嫌いなものは杏と寒い冬である。
生まれつき少し身体が弱いため体調を崩しやすい。
「前の私」の記憶を持っており、1度も愛されることの無いままに死んだ未来を変えたいと思っている。
ストレートの金色の長い髪とアプリコットのような瞳が特徴的。
リリィ・マクレーン
白百合姫と呼ばれている。
アンの姉、好きな物は妹とドーナツで嫌いなものは妹に近づく男と虫である。アンと同じく「前の私」が見えるがアンとは違って未来に起こることを知らないが、よからぬ事が起こることは何となく分かっている。
アンの髪の毛をアレンジするのが大好きらしい。
フワフワとした髪質の金色のロングヘアと蜂蜜を溶かしたような瞳を持つ美少女である。
アリス・マクレーン
アンとリリィの母親、元は王女だった。愛する人が自分の我儘のせいで戦争に行き、多くの人を殺した事に耐えきれずに自殺をした。
娘2人の事も愛していたが、罪悪感から上手く愛することが出来なかった人。
ルイス・マクレーン
アンとリリィの父親、王国騎士団の団長を務めており常に多忙の為あまり家にはいない。自分のせいで亡き妻や娘たちが苦しんでいた事に今も罪悪感を感じている。
何事にも真面目すぎるがため不器用で、お年頃のリリィを怒らせている。
キティ
アンとリリィが助けた灰色に青い瞳を持つ子猫、ちなみに男の子である。人見知りなのかあまり人に懐かないが、アンとリリィには常に甘えている。
キャシー
アンに仕えていたメイド、商家の家の娘で自分の将来を親や家に縛られているのがずっと嫌だったが、アンと出会い人生が変わる。アンのことを実の娘のように大切にしていたが実家から無理やりメイドを辞めさせられた。現在は家を出て商会を開き、結婚して海の近くの街で暮らしている。
いつかアンと再会出来る日を願っている。
クロエ
現在のアンの部屋付きのメイドをしている。キャシーは尊敬している先輩である、真面目で無表情だが服飾に興味がありアンのコーデをする時が1番楽しいらしい。
彼女の入れる紅茶とホットミルクは絶品Byリリィ&アン
ケイト・ウォード
ウォード家当主であり、王国騎士団副団長を務めている。アン曰く黙っていればただのイケメン。ウォード家は代々剣術に優れている、恐妻家で息子が3人娘が1人いる。
ローゼ・ウォード
ウォード家の令嬢で一人娘、お転婆で気が短い。剣術も少し嗜んでいるが同年代の中でもなかなかに強いらしい、現在は婚約者が決まっているが性格が合わないため初見の顔合わせで早速喧嘩をしたらしい。
ノア・ウォード
ウォード家の次男、騎士見習いとして父の元で日々修業に明け暮れている。前の記憶では騎士としてアンを取り押さえた人物である。性格は口数が少なく無表情だが黒い髪と紫色の瞳を持つ美少年の為、隠れファンが多いらしい。
アンの事をとある理由から気にかけており、現在はアンと文通をする仲である。
デイジー・アンダーウッド
アンダーウッド準男爵の一人娘。商家上がりの一族の為爵位を持っているが身分は高くないことがコンプレックスである。
本人は夢の類いだと思っているが前の記憶を持っており、恩人のアンに一線を引いて理解しようとしなかったことを悔やんでいる。
前のデイジーの願いだった友人になることが出来たことを喜んでいる。薄緑の髪を下の方で二つに分けて結んでいる。
商会の跡取り娘らしい。
ソロー子爵夫人
アンとリリィの母親であるアリスとは夫同士が友人であったことがきっかけで友人になった、現在はアンの礼儀作法の教師を務めている。
厳しい人だがそこには社交界に出て困らないようにという気持ちがあり、基本的にとても優しい人である。リリィは顔を合わせるだけで真っ青になり震えられるほどに怖がられている。
友であったアリスの娘達を今は亡きアリスの代わりに成長を見守ることを胸の内に誓っている。
オスニエル
学園に留学生として通っていた隣国の王子であり、美しいリリィに一目惚れして仲良くなる為に妹のアンを利用する。結果リリィと両思いになり婚約を結ぶことが出来たが、アンがリリィに嫌がらせを行い殺害未遂をしたことに怒り、外交問題を利用しアンを処刑に導いた。
海のような青い髪を持っている。
アン・マクレーン(前の私)
何故かアンに付きまとっている、母親が亡くなるまで未来の分岐点となる場面で必ず現れてアンの心をかき乱すような挑発を行っていたが現在はたまに現れてもずっと黙って無表情でアンを見つめている。