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螺旋のきざはし  作者: hake
第一章 おまけ
91/110

【制作こぼれ話】

「螺旋のきざはし」をお読み頂きありがとうございます。

hakeと申します。

無事、第一部が終了しましたので、ここまででhakeが創作で気を付けている事を、自分の覚書という意味も含めて残しておこうと思います。


尚、こちらの内容はhakeのTwitterアカウントで「#小説を書く上で気をつけていることをいいねの数だけ話す見た人もやる」というタグで回答した内容と同一です。

25いいねを頂いたので、25個記載します(#^.^#)

ほぼ全体的に「螺旋のきざはし」制作時に気を付けていた事ばかりだったので、こちらに記載しようと思った次第でございます。

あくまでもhakeが気を付けている事なので、あまり創作をされている方に為になる内容ではないと思います(;´▽`A``

「ふーん、そんな事考えて書いてたんだなー」という感じで読んで頂けると幸いです。



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1.地の文の視点には拘らない


一人称で書くか三人称で書くかは、拘らずにその物語に合った方を選択します。

拘るのはhake的にはデメリットしかないので。

「螺旋のきざはし」は記憶に関わる記述が多いので、主人公だけの視点にすると収拾がつかなくなるから、三人称多元視点型で書いています。


ただ、「螺旋のきざはし」の「主観」はソフィアに置いています。

(「()」で心の中を書くのはソフィアのみ)



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2.決めた地の文の視点は変えない


物語の中で三人称←→一人称にする、という事はしないです。

これはこだわりと言うよりは、今のところする必要がないだけですが(*'▽'*)



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3.登場人物にお気に入りは作らない


小説においては作者は神様なので。

言ってしまえばお気に入りだけ依怙贔屓し放題なのです。

執筆中は出来るだけ公平に見るようにしています。

(なので、逆に、嫌いな人も作りません)


幸運も不幸も「物語の世界の中でそうなるべくしてなった」という感じで書きたい。



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4.登場人物は最小限にする


これも多くする必要がないので。

あと、カタカナ名だとわけわからなくなるので(笑)

せめて、ふやすなら少しずつ。

「螺旋〜」は中盤まで殆ど4〜5人くらいしか名前出てなかったんじゃないかと。



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5.名前がある人は最小限にする


4と似ていますが、これは「登場していても名前がない」人たちです。

不要な人には名前は付けません(酒場の店長とか)。


ただ、その人となりは特徴付けします。

「アフロ頭の」や「語尾を伸ばす」とか。

実際に、顔見知りのお店の人がいても名前知らないのが普通かなって。



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6.カタカナ地名は繰り返し出す


小説って、人名に地名に、と、読み手が覚えなくてはならないものが結構あると思うのです。

「螺旋〜」の場合はここに四大神の名称まで入るので、更に記憶領域を使わせてしまうと思います。

なので、出来るだけ読み手の方にストレス無く読んで頂けるように必要な名称はあえて繰り返し出します。


「螺旋〜」の場合で例に出すと、物語の最初の舞台。「クナート」という架空の街ですが、あまり違和感がないように気を付けつつ「これでもか!」と繰り返しています。

覚えてもらえたかな、という頃からは繰り返し頻度は下げて、次の必要事項(エルテナ神等)にシフトします。

繰り返して違和感ないように工夫する方法としては、別名や別表現を添える方法をとっています。


クナート→港町クナート

エルテナ→大地母神エルテナ

テアレム→クナート東の村テアレム


という感じで(*'▽'*)



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7.物語に感情移入しない


3と似ていますが(^◇^;)

hake的には【自分】の立ち位置は「世界」であって、意思を持って存在しているつもりはないのです。

なので、登場人物にはその世界の中で(掌の上で、とも言う(笑))それぞれの人生を歩んでいるというスタンスで書いています。



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8.登場人物それぞれに考えがある


登場人物一人一人に異なる物事の捉え方をさせています。

ある行動は、Aさんにとって正義だったとしても、Bさんには、また違った捉え方があるのは、普通なのかな、と。

違ったからといって即争い! ではなく、「え、それってなんか違くない?」みたいな感じです。



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9.重要じゃないものは現実にあるもので表現する


例えば食材とか食事、木の名前など。

「ファンタジーなんだから全部一から名前付けちゃうぞ★」って出来なくはないのですが、6と同様、余計な部分で読み手さんにストレスを与えたくないので、物語的に重要じゃなければ普通に現実にある名称を使います。



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10.描写は必要な部分に厚く


hakeは元々漫画畑の人間なので、小説を書く場合も頭の中で映像として繰り返して作ります。

漫画の場合は(慣れもありますが)その映像をコマ割りに表現するのはあまり苦労しません(上手い下手はともかく!(笑))


でも、小説で事細かに舞台から表情から何から何までを書くと、やはりくどくなると思います。

いや、hakeの語彙力だとそうなります。

ですから、必要な時だけ描写を細かく。不要な部分はあまり書きません。


その「必要な」というのは、必ずしも盛り上がってるシーンとは限りません。

平穏な日常のワンシーンを丁寧に描写する事で、それが失われた場面がぐっと活かされる事はあると思います(*´꒳`*)



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11.美形は極力出さない


というか、美形なんてそうゴロゴロいませんよね。

仮に「そこは美形がゴロゴロいる異世界!」だとしたら、じゃあそれはその世界では「標準的な顔」ですよね?( ̄▽ ̄)

物語の中心、または主人公の周りだけ美形が集まる……というのも変だし。


因みに「螺旋のきざはし」では、「美形」と明言しているのは主人公のソフィア、キャロル&アレク夫妻、レグルスの4人です。

種族的に美しい造形だったり、理由があって美形だったりします。



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12.美形はデメリット


hake的には美形というのはある一種のデメリットとして扱っています。


・目立つ(整い過ぎていれば悪目立ちもする)

・勝手な理想を押し付けられがち(「可愛いんだからニコニコしてればいいのに」「可愛いからもてるでしょ」などなど)

・見知らぬ異性から興味を持たれる


自身の容姿を理解して、それを自信にして上手く立ち回れる人はいいかもしれませんが、それも失敗すれば「いい気になってる」とやっかみを受けるのですよ。


「螺旋〜」のソフィアは、正にその容姿が彼女にとってのデメリットになっています。


【補足】

だからというわけではないですが、小説では顔や容姿に惹かれて結ばれた人物は破綻しています。

例えばキャロル&アレク夫妻は美形同士ではありますが、お互いの顔には全く頓着していません。

「魅力的な人物」というのは容姿は関係ないと思うのです。



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13.一文を長くし過ぎない


これは多分、文字書きさんは結構意識されてるのではないかと( ´ ▽ ` )

「〜だが〜で、〜というより〜が〜に〜される事によって更に〜が……」とかなると「ハッキリ言わんかい!」ってなるので(笑)

hakeの場合、動きの激しいシーンは通常よりも更に短い文を続けたりします。



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14.文末が単調にならないようにする


気を抜くと「〜た」系と「〜る」系ばかりになるので(笑)

読み進めて目が引っかからず(?)、スムーズに、理想は滑らかに文字を追って頂きたいので、文末には気をつけています。



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15.伏線は回収する


当然ですね(笑)

けど、張りすぎて回収しきれなくなっていたり、思わせぶりな事ばかり言っていた割にはアッサリとしたラストだったり、というのは、創作畑あるあるなんじゃないかと。

hakeは必ず回収する為に、先に「回収するシーン」を決めてから伏線を散りばめます。



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16.完璧な人は出さない


必ず短所があるようにしています。

というか、短所と長所は表裏一体かな、とも思っているので。

例えば「誰にでも優しい」は「八方美人」になりますし、「相手を尊重する」は「優柔不断」や「意志が弱い」になり得るかな、と。


ソフィアは目立った「短所」らしきものは無さそうなのですが、それは彼女が「誰に対しても何も求めていないから」であって、それもまたある意味短所なのかな、と。


あ、「人に頼らない」ところはありますが、それはhake的には「頼る事を知らない」からとしているので、短所ではないのです。



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17.結末は先に決めておく


15に近い? ですが、hakeはいつも先に終わりを決めてしまいます。

こういう結末の話しを書きたい→じゃあその為にはどういう流れで物語が進むのか→となると、始まりはこんなかな? といった感じです。



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18.人名は適当


名付けようとしている人物像を想像して「こんな感じかな」というくらいです。

あと、主要人物の場合、【叫んで名を呼べるか】は重視しています(笑)

戦闘シーンや重要シーンで素早く短く叫べる名前。どうせなら絵になる名前にしたいので(笑)

これは多分、脳内再生の名残ですねw


【補足】

適当に付けるものだから、現実に当てはめると色々な外国の名前が入り乱れていたり、さらにどこの国にも無いと思われる姓が出て来たりします。

アトリの姓である「レティオーサ」は丸っ切り造語です。

あと、ソフィアの姓(出て来てませんけど)も造語です。



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19.地名も適当


むしろ、こちらは現実にないか念の為ぐぐりながら決めています(笑)

一応、テイルラットの地名はあまり濁らない発音、逆にヴルズィアでは濁る発音で考えています。


テイルラット→クナート、テアレム、オークル、ワーゼン


ヴルズィア→エランダ、グラエラ


などなど。



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20.人間関係の距離の縮め方は慎重に


hakeはすぐに距離縮められないので(笑)、小説内でも人によって距離を縮めるのが早い、遅いを意識しています。

ソフィアはなかなか懐きませんし、警戒心も強いです。

が、シンさんはグイグイ行きます。なので、同じ系のアレクとはすぐに意気投合する、みたいな。



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21.説明台詞は使わない


説明が必要な場合は、出来るだけ自然に会話の中に織り交ぜて、または登場人物に疑問を持たせて質問をさせる様にしています(╹◡╹)

なるべく違和感なく読み手さんに伝えられる様に気を付けています。

(出来ているかどうかはともかくとして!(笑))



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22.文字数には拘らない


「小説家になろう」では1話が2000〜3000文字が一番読まれやすい文字数(?)という事は聞いた事があるのですが、ハイ。

hake、1話は8000文字以上です。

クライマックス部分は10000文字超えてます。

個人的には「読み応えがある」方が好きなので、この文字数になってます。



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23.曖昧な感情はそのままに


恋愛ものだとどーーーしても早めに誰かしらに恋愛感情を付けたくなるのですが!

そこはグッと我慢して!(笑)

実際、「うおっ?! 一目惚れじゃー好きじゃーー!!」ってなるとしたら、外見からが多いですよね。一言二言話したとしても、その人となりは分かりませんし。


12で書いた様に、hakeは容姿が整い過ぎてる場合はデメリットとして書いています。

そんな人が「あなたの容姿に一目惚れしました!」って言われて良い感情持つとは考えにくいかな、と。

逆に容姿に拘らない人であれば、交流していく上でゆっくりと気持ちを育てるのが普通かなぁ? と思っているので単純に「恋愛相手として好き」ではない、色々な「好き」「気になる」を使い、またはその理由をその気持ちを持つ本人自身も分かっていない(または誤認識している)風に書いています( ´ ▽ ` )

「螺旋のきざはし」はそれが顕著に出ている作品です。



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24.衣食住は出来るだけ書く


登場人物が「生きてそこで生活をしている」という事を読み手さんに感じて頂きたいので、hakeはなるべく書く様にしています。

出来るだけ「(特殊ではない)普通の日常」を意識しています。

つまり、「読み手さんがすぐ想像出来るようなシーン」ですね(*'▽'*)


そうする事で、物語に入り込み易くなってくれたらいいなぁ、と思っています★



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25.自分が楽しむ物語を書く


hakeが小説書くのって、何より【自分が読みたい小説を自己生産する】が一番の優先事項なので!(笑)

PVとかブクマとか頂けたら、すごく嬉しく素晴らしい事ですが、大前提が「自分が読んで楽しむ」事なんです。

それを誰かと共有出来たら、それこそ最高です!(//∇//)



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長々とした文章にお付き合い、ありがとうございます!

これで第一部部分で追加したい内容は終了です。

次からは第二部。頑張ります!\\٩( 'ω' )و ///


挿絵(By みてみん)

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