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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

勇者な俺が無印装備な理由(ワケ)

作者:樹広(じゅこう)
とある王宮の玉座の間にて、、、、
側近達に囲まれ、見るからに高そうな王冠や宝石や衣装で着飾り、サンタクロースのような口髭を生やした”男”が目の前に立つ若者へと向かって言い放つ。

「前例にない、12年もの間、、、大儀であった。
して、其方は何を望むのだ?」

そう言われた若者は”仕様がないなぁ”とでも言うように首を振りながら言葉を返す。

「えぇーっと、偉そうにしているところ悪いんだけど、、、『|交換《エクスチェンジ》』で!」

そう言いながら右手の人差し指と親指をU字のように曲げて手首をクルッと捻った。

『すると、どうでしょう!
目の前の”男”が”王様”になっているではありませんか!!』

心の中で下らない事を呟きながら、笑顔で話を戻す。

「それでは王様、お願いしますね!」

「流石は我が国が誇る歴代最強の勇者じゃ。
|ワシ≪影武者≫と瓜二つじゃったのだがのぅ、、、」

そう言いながら感心したように口髭を撫でるサンタk、、、
いや、王様でしたね、分かってますとも、、、ホントーデスヨ?

「確かに外見は問題ないでしょう。
しかし内側、魂までは違いますから見分けるのは容易ですよ」

「ふむ、そうか、、、
大分、話が逸れてしまったのじゃが、、、
して、勇者よ!お主は何を望むのじゃ?」

「王よ、
私が望むのは異世界への転生だ!」

それを聞いた側近達がざわつき、口々に”無理だ”とか”出来る訳がない”などと言っている。

そして王様の表情も曇っている。

「すまぬ、勇者よ、、、それは出来ぬ望みじゃ、、、」

「分かりました。
それでは、この世界を滅ぼすとします」

「「「、、、!!?」」」

勇者は世界の全てを人質にして異世界へと転成するのであった。
『あれ、、、俺って”勇者”だよね?』
第1話 人生初めての経験
2017/04/21 20:24
第3話 結果論
2017/04/25 18:57
第4話 女神とあだ名と転生
2017/04/27 12:00
第7話 王の逆鱗
2017/05/06 00:01
第9話 疑心暗鬼
2017/06/21 19:24
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