プロローグ(2)
プロローグ(2)
「ようこそ、ダンジョンマスター」
そんな音声が聞こえたとたん、よくわからないモニュメントが発する輝きは落ち着きを取り戻した。
とりあえず、色々聞かなければ。
「ここはどこだ。そして、どうやったたら帰れる?」
「貴方はライのダンジョンマスターとして選ばれました。ライは貴方が住んでいたチキューとよばれる世界がある場所とは異なります。」
…あれ?会話が成り立ってない。
まさかこれ、AIじゃない!?単なるプログラムなのか!?
ハハッ。いきなり詰んでる気がプンプンするぜ!ハハハ…
…とりあえず、聞き逃さないようにしなければ。
「ライは科学が発達する代わりに魔術が発達した世界です。ライは1つの大陸と2つの島によって成り立っています。そして、3つの国が存在しています。」
…世界狭いな。
「大陸には2つの国が存在します。エスト王国とザーツ帝国です。貴方が今現在、エスト王国領域側の辺境にいます。」
「エスト王国では王族が政治を握っているのに対して、ザーツ帝国でも帝王が一族政治を握っています。また、両国共にギルド制度が発達しており、冒険者が日々魔物と戦う生活を送っています。」
…ここまで安定の天ぷらだね。間違えた、テンプレだね。かみまみた。
やめて!その冷たい目!わかってるよ!俺だって恥ずかしいもん。
後悔はしてない。反省)
「そして、孤島にアルベルトという小国がありますが、この島は今だに他の2国と交流を持っていません。なぜならこの島自体、大陸と遠く離れており、今だに王国にも帝国にも見つかっていないからです。」
その情報いるか?
「アルベルトは国というより村のような感じで、冒険者など存在しない呑気な国です。」
間違いなくアルベルトどうでもいいとこだよな。ひょっとすると資源でもあるのかね?
「ここまで世界情勢です。もう一度お聞きになりたい方は1を、次の話に進む方は2を、思い浮かべてください。」
ん?なんか聞いたことあるフレーズだなぁ。というか、情報少なくね?
…まあいい。次に進もう。




