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宮の邸へ

 十二月十八日、月がたいそう澄んでいるときに帥の宮がいらっしゃって、

「さあ、一緒にいらっしゃい。」とおっしゃるので、いつもの外出だと思っていると、

「誰か、つれていらっしゃい。」

と、いつも言われぬことを付け加えられる。

どうやら、宮の邸へ、つれていかれるようです。

 二、三日して北の方の対屋に移りますと、女房たちが気付き、騒ぎ出しました。

 北の方は、たいそうお怒りで、宮に抗議なさるけれど、そのかいもなく、ついにものもおっしゃらなくなられたのです。

 私は、宮様のおそば近く仕えて、御髪などもすき申し上げました。私は宮様の前から一歩も離れず、宮様もあれこれとお召使になります。

 東宮の女御になっていらっしゃる北の方の姉君が、里から迎えを遣わされ、北の方は実家に帰っておしまいになりました。


(ああ、ここまでが日記に書かれていたことね。物語なら、これでめでたし、めでたし、というところでしょうが、清少納言は、令和でいうと‘悪女’役ね。)


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