第零話 第二章登場人物解説②
※これは第二章を完全に読まないと、ネタバレになる可能性があります。ご注意ください。
※名前の由来と、登場人物の関係は一切ないのでよろしくお願い申し上げます。
※この作品に登場するキャラクターの名前の由来は、全て宝石や鉱物が基になっています。
第二章に登場した人物解説(だいたい登場順)
『第零話 第二章登場人物解説①』の続き。
この人誰だっけな~ってときに、振り返りに利用してください。
スフェーン(元ネタ:チタン石)
シルフギルドの元白金等級冒険者。現シルフギルドのギルドマスターであるシルフの同期。
ラリマーの師匠にあたり、広い観察眼と包容力を持っていた人物。シルフが彼女がギルドマスターになれば良かったと言わしめるほど、非常に高い統率力を持っていた。
七草粥に対して非常に強いこだわりを持っており、その思いはラリマーへと継承される。
ラリマーとパーティーを組んでから、少しずつ彼のことを気になるようになり、シルフによく相談していた過去を持つ。しかしその恋は成就する前に、魔王軍とのある戦争にて戦死。
アメジスト(元ネタ:アメジスト)
真っ黒の髪を背中を覆うほどに長く伸ばしている女性。魔王軍幹部十二人の一人。
武器は剣、また剣に準じた長物。魔力属性は闇。
アンデット族の族長をしており、大量のスケルトンやアンデット族三人衆を率いるなど、魔王軍としても非常に高い戦力を持っている者の一人。スタイルも良く胸も大きいが肌は青黒く、まるで体をくっつけたかのような縫い跡が何個も見られる見た目をしている。また非常に背が高く、身長は二メートルを超えるのだとか。いつもはアンデット族に属している馬のデュラハンに乗っているが、今回のイーグル街で馬を失ってしまった。自身を女性として見てくれるフォスを、気に入っているらしい。
使用した技(由来、雲に関連する言葉)
雲に梯:雲に梯とは、叶えられない高望みのこと。莫大の禍々しい魔力を纏った、地面から天を貫くような、斬りあげる一撃。まさにその高望みを打ち砕くかのような、希望も許さぬ威力を発する。
雲を突く:雲を突くとは、非常に背が高いことの例え。剣先が相手を向くように構え、喉を抉るように突く剣技。突きの体制から、横に振るう変化も含んでいる。
雲に霞:正確には『雲を霞』のことで、一瞬で逃げて、姿を見えなくすることの例え。短時間の間に、自身のスピードを超加速することができる魔法。ただし加速中は攻撃できないなど、制限が多くある。
グロッシュラー(元ネタ:灰礬柘榴石)
紳士服を着ている、がたいのいいの青年。アンデット族三人衆の一人。
武器は無く、体術特化。魔力属性は闇。
アメジストの秘書をしており、脳筋に見えるにも関わらず知力は高い。観察眼にも冴えており、周りの状況を把握する能力などが非常に優れている。戦闘において遠距離攻撃者を先に狙うなど、その実力は見ても明らかなものであっただろう。
使用した技(由来、全部パンチ)
クデュファ:元ネタはパンチのフランス語。正確にはcoup de poing。技の内容はスピードに乗った、空を切るストレートパンチ。
シラーグ:元ネタはパンチのドイツ語。正確にはschlagen。技の内容は地面に手を付き、逆さまの状態で蹴りを放つ攻撃。
パンチ:その名の通りパンチ
ポンギョ:元ネタはパンチのイタリア語。正確にはpugno。相手の攻撃を相殺させるため、威力を調整できる拳の一撃。
ポンシュ:元ネタはパンチのロシア語。正確にはпунш。拳を低く構え、相手のお腹を目掛けて放つパンチ。
ザクロ(元ネタ:柘榴石)
赤髪の、鋭い目つきのダークフェアリー。ダークフェアリー族四天王の一人。
武器は無し。魔力属性は火、闇。
黒い軍服のような服を着ており、非常に荒い性格の持ち主。
短気で挑発などをされると、すぐ手を出してしまう。視野が狭くなりがちで、仲間と揉め事になることもしばしば。奴は四天王の中では最弱。
使用した技(由来、火が入っている言葉)
火拳、食火鳥:ヒクイドリは地球における、一番危険な鳥として知られる怪鳥のこと。重力を利用し、急降下しながら頭を殴り潰す攻撃。勢いは激しく、火柱が立つほど。
火拳、不知火:不知火とは夜間に海の上で見られる、無数の光が明滅する異常屈折現象。拳に炎を纏い顔面に向けて放つ、ストレートパンチ。
火拳、火鉢:火鉢とは、江戸時代から明治にかけて庶民に普及した調理や暖房用の器具。火拳と言ってるにも関わらず、蹴りを脇腹に向けて放つ攻撃。
火拳、陽炎:かぎろい、正確にはかぎろひは、春に地上から立つ水蒸気が、光を屈折させる現象。燃え盛るどす黒い炎を纏った、アッパーカット。
火拳、狐火:狐火とは、提灯のような火が明滅したり移動したりする、日本における怪奇現象のこと。火拳と言っているが物理攻撃ではなく、口から火炎放射を行う魔法。
火拳、火花:火花とは、言わずもがな細かく飛び散る火のこと。一瞬にして放つ、エルボーのような豪速突進ナックル。
チャロアイト(元ネタ:チャロアイト)
白い髭を蓄えた杖をついている、老いた男性。ダークフェアリー族四天王の一人。
武器は杖。魔力属性は土、闇。
老いているため近接戦闘は苦手だが、魔法の才能に溢れている。生きるための術について多く知っており、大量の土の分身を作り自分自身が狙われないように工夫するなど、策士の一面も併せ持つ。ただ年の功を軽んじている人を嫌うため、仲間であるザクロとは仲が悪い。
使用した技(由来、土が入っている言葉)
此土:此土とは、仏語で現世のこと。地面に魔法陣を展開し、土の槍を何本も作り出して発射する魔法。一本一本回転が加えられており、掠っても多大なダメージを与える。
厭離穢土:厭離穢土とはこの世を汚れた世界として嫌がり、離れること。莫大な量の魔弾を生成し、弾幕のように放つ魔法。
土竜:土竜は、あの動物のもぐら。四足歩行でネズミのような見た目をした二メートルを超える化け物を創り出し、一斉に襲いかからせる魔法。この化け物は丸くなり、車輪のように回転して攻撃する特性がある。
ジェット(元ネタ:ジェット)
地に着くのではないかと思うほど、黒髪を伸ばしている少女。ダークフェアリー族四天王の一人。
武器は斧。魔力属性は風、闇。
髪が長く、普段は前髪に隠れて顔が見えないが、時に髪の間から赤い目が顔を出す。軍服のような服を、萌え袖のようにして着ている。
あまり会話を得意にしておらず、常にオドオドしているが、戦闘となるとまるで別人のように豹変する。身長より大きな斧を愛用しており、その戦闘スタイルは豪快そのもの。
所謂天才で、戦闘におけるセンスはずば抜けて高い。その実力は魔王軍幹部に勝るとも劣らないのだとか。生まれ持っている魔力量も多く、攻撃の一つ一つが桁違いの威力を発する。
現在はラリマーの奴隷として、シルフギルドで生活中。
使用した技(由来、地獄に関する言葉)
斧技、奈落:奈落とは、地獄のこと。体を屈みながらコマのように回転させ、その遠心力を利用して一撃を与える強力な攻撃。ジェットの得意技。
地獄落とし:その名の通り地獄に落とすような、斧を乱暴に叩きつける攻撃。
固有魔術、地獄道:地獄道は仏教における六道におて、最下層にある世界。詳しくはググって下さい。次の攻撃を必ず命中させると言う、ジェットにしか使えない特殊な魔法。相手はまるで一本道の先に立っているかのような錯覚を覚える。
地獄絵:地獄絵とは地獄絵図とも呼び、極めて悲惨で見るに堪えないような凄まじいあり様のこと。技の内容は単純で、斧を振り上げる一撃。
地獄変:地獄変とは地獄変相の略で、地獄で苦しみに合う様子を絵に表した物。斧を地面と水平に振るう強力な攻撃。
地獄草紙:地獄草紙とは、地獄を描いた12世紀の絵巻物のこと。ジェットが怒りを激しく感じたときに放つ、感情の高ぶりを利用した斧の一撃。
煉獄:煉獄とは地獄と天国の間にあるとされる世界。煉獄サァン。直立したままコマのように回転し、風と闇、二つの魔力を利用した、囲まれた状態を打開する攻撃。
固有結界、冥府:冥府とは、あの世のこと。ジェットの持つ最強の魔法。彼女を中心とした数十メートルの空間を変革し、夕焼けの荒野へと変化した世界に閉じ込める。この空間内にいるとジェットの基本能力は全て向上し、また攻撃をしない間は姿や気配を完全に消すことが出来る。
黄泉:黄泉とは、死者の世界のこと。空中をバク転しながら、綺麗な円を描くように斧を振るう技。
シェル(元ネタ:貝殻)
長髪、黒髪の青年。ダークフェアリー族四天王の一人
武器は剣。魔力属性は水、闇。
ダークフェアリー族四天王の中ではリーダーのような役目を果たしており、ダークフェアリー族の次期族長候補筆頭であった。戦闘能力はジェットに劣るものの高く、頭もキレるためリーダーシップ能力が高い。ただ……実は実力でジェットに負けていることを気にしており、皆から信頼されているのかと不安に思っている節がある。
シルフにその精神の弱みを利用されてしまい、完全な操り人形へと精神操作されてしまう。
使用した技(由来、水が入っている言葉)
水薙鳥:ミズナギドリは、海洋に生息する鳥類の科名。ミズナギドリが海中の魚を捉えるように、空中から急降下し剣で一撃を加える。その飛行姿勢は、シルフを唸らせるほど綺麗。
剣舞、水中花:水中花とは水の入った入れ物の中に入れ、鑑賞を楽しむ造花のこと。剣を群青色に染め上げ、一気に距離を縮めて敵を仕留める剣技。
龍土水:龍土水とは、明治時代の最新消防器具のこと。衝撃波で空に浮かぶ雲に風穴を開けるほど強力な威力を伴った、剣を振り下ろす一撃。
空中剣技、緋水鶏:緋水鶏とは、クイナ科の鳥のこと。空中剣技と言うように、空中で繰り出す、横振りの剣技。
剣技、水平線:水平線とは、水面と空の境界を分ける線のこと。剣を横方向に大振りし、前方180°を範囲とする剣の攻撃。
塵手水:塵手水とは、大相撲の作法の一つ。詳しくはggr。青い軌道を描いて振り下ろされる、剣の一撃。
水流剣技、水門:水門とは河川や水路にて、水の流れを横断する門のこと。斜め上から下に振り下ろす剣の攻撃。
水杯:水杯とは、盃に水を入れて飲み交わすこと。大量の魔力と共に剣を振り下ろす攻撃。空間をゆがませるほど一撃だが、攻撃した後の隙が大きい。
固有魔術、曹達水:曹達水は、ソーダ水のこと(説明雑)。シェルのみが扱える固有魔術で、消費魔力が多い。ただ剣の威力を向上させつつ、身体能力を莫大に向上させる強力な魔法。
フローライト(元ネタ:ホタル石)
青髪の女性。聖騎士団騎士団長、通称勇者。
武器は剣。魔力属性は水、風。
騎士団組織における頂点、三人の一人。真っ白い服に、赤の天秤の刺繍が胸の辺りに刻まれている服を着ている。世にも珍しい精霊術士であり、多くの精霊を従わせている。
全ての能力において非常に高い水準を持っているが、その中でも戦闘能力はずば抜けて高い。だがそんな気品や地位を感じさせない雰囲気を醸し出しており、部下からの信頼も厚い。普段は王都で、自由気ままに暮らしている。
使用した技(由来、枕詞、俳句などにおいてその言葉に意味はないが、次の言葉を引き出す言葉)
朝鳥の音:『朝鳥の』が枕詞で、『音』がかかる言葉。相手を縦に真っ二つに斬る、見る目も疑う瞬殺の剣技。達人でもその剣の軌道を見切るのは難しい。
高砂の尾の上:『高砂の』が枕詞で、『尾上』がかかる言葉。相手を横に真っ二つに斬る攻撃。宙に浮かぶ埃を斬るほどの、恐ろしく正確な技。
すいません、投稿遅れました。
読んで頂き感謝申し上げます。第三章は明日投稿となります。
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