表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/467

はじめての海… カナエ、大物を釣る!?

土日の投稿はできないかも、知れません。


私とマナちゃんが買い物して、蒼のギルドに戻れると……


ジノさん達が、色々と準備を進めてくれていました。


「みんな、ごめんなさい。遅れた?」


「ああ、カナエちゃん達、大丈夫だよ。PKの引き渡しとモンスターの情報が集め終わった所だから」


「次の目的地は、どうする? 真っ直ぐに日の本を目指すか? それとも…… 寄り道する?」


「どっちが安全ですか?」


「それは…… 最近は、何かと物騒でな…… 真っ直ぐに行くと真っ直ぐに行くとで、巨大な海洋モンスターが出て…… 寄り道すると、海賊クランが出てくる…… 正直…… 海に出るのは…… お薦めできんな」


「どうしようか? 飛んで行く事もできるけど…… 私は真っ直ぐに海を行きたいです!」


「カナエさん!? 一番、危険ですよ!」


「あ~、カナエちゃんの目的の一つは、素材集めだからな~…… 行くか?」


「「「「賛成♪」」」」


「えっ! え~!?」


「大丈夫だよ。マナちゃん♪ 準備して来たから! それじゃあ…… レッツ・ゴー♪」


「「「ゴー♪」」」「ご、ごー……」


私達は、エイ型の万能小型船【マンタ君】に乗り、沖に出る……


「速いですけど…… この船で大丈夫なんですか? 港のみんなが心配そうでしたけど……」


「確かに、止めようとした人がけっこう居たわね」


「このこでは、外洋まで行かないから大丈夫だよ。ほら、見えて来た♪」


「!? 巨大な鯨? モンスターです! 逃げましょう!」


「大丈夫。落ち着いて、あのこが私達の母艦【ホエール1】だよ♪」


「ぼ、ぼかん……?」


マンタ君をホエール1に横付けすると、回収ハッチが開き、回収ハンガーがマンタ君を固定して回収。私達はホエール1の格納庫に……


マナちゃんは…… 驚いたのかな? 口が開いたまま目をパチパチしていた。可愛い♪


「カナエ様、皆さん、お帰りをお待ちして下りました…… こちらの方は?」


「紹介するね。おいでマナちゃん。この娘は…… マナちゃん! 私の新しい妹かな?」


「か、カナエさん!?」


「解りました。宜しくお願いいたします。マナちゃん様」


「えっ、あっ、こちらこそ、お願いします!マナでいいです」


「はい、マナ様」


「ずるいわ! カナエちゃん…… 私もマナちゃんのお姉ちゃんになる~」ぎゅ~!


「きゃ!」


千鶴ちゃんがマナちゃんに抱き付く!


「じゃあ…… リンちゃん達と一緒に、クランの女の子みんなは、私達の妹って事で♪」


「しょうがないわね…… それで手を打つわ♪」


「じゃあ…… 早速、お姉ちゃんな千鶴ちゃんに依頼です」


「えっ…… これは…… 凄いわ! 何処で手に入れたの!?」


千鶴ちゃんに例の金属糸を渡して……


「それは秘密です。それでマナちゃんとリンちゃん達の装備作って下さい。報酬は…… それをもっとあげます」


「直ぐ作る! 今作る! じゃあ、またね♪」


私から受け取った金属糸を大量にストレージに仕舞い、王国に転移陣で帰って行きました。


「千鶴さんは、何処に?」


「私達のクランハウスにね♪」


「えっ、クランハウスって…… 王国ですよね?」


「そうだよ♪」


「カナエ様、エミリーさんとエナさんから、お届け物です」


「あっ、出来たんだ! マナちゃん…… 魚介は、お好き?」


「えっ、え~っと、お魚ですよね? 好きですよ」


「よし! みんなで釣りしよう! 釣り♪ 甲板に行くよ」


エミリー達からの荷物を受け取り、甲板に急ぐ。


「はいこれ、みんなで大物釣るよ♪」


エミリー達からの荷物の中身は…… 釣りセットでした。


釣り竿をみんなに渡して、レッツ・フィッシングです!


「○は~○いが~♪ 時○に○~強い~♪」


演歌を口づさみながら、釣り糸をたらす…… (来い! 大物!!)


「釣り堀は行った事ありますが…… 海で釣りは、初めてです」


「俺も、川釣りの方だな…… よっと」


「ところで…… カナエさんが唄ってる歌。聞き覚えが……」


「気にしないで…… 釣りに集中しようか?」


みんな、思い思いに釣り糸をたらす…… 中々掛からないな? 居ないのかな……!?


「来たー! ヒット!」


「やったな! カナエちゃん」


「カナエさん、凄いです!」


「カナエさん…… ガンバです!」


「引け引け! 力の限り!」


「くっ!(強い…… 引き摺り込まれそう! だけど…… 敗けない! 魔力で身体強化! ヴァルキリーゴーレム召喚!)ゴル! ジル! 手伝って! このぉ~…… 敗けるかぁ~!!!」


一瞬、引く力が弱くなった!?


「今だ!」


カナエは、【全力全開】で力の限り引き上げる! ザッパ~ン!


「えっ!?」バシャン! ビチビチ! ビチ……


カナエが釣り上げたのは……


【キングフィッシュカジキ Lv68 ダンジョンボスLv65】


10㍍ぐらいのカジキマグロ?の…… ダンジョンボス!?


「どうしよう…… ダンジョンボス釣り上げちゃったよ……」


甲板の上で跳ねるダンジョンボスのカジキマグロを見て……


釣りをしていたメンバーは、言葉に困り沈黙した。



次は… 釣り上げたら…


ご意見、ご感想をお待ちします。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価も、お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ