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帝国の大規模侵攻!? 出撃、新生空中城塞都市!!

初めまして、令和。


よろしくね、令和。


令和、初投稿です。


「ロボット! ロボットがいるよ❤」


「王軍の【巨兵】ですね」


「巨兵?」


「はい、王軍で正式に採用された兵士型の巨大機神の通称です」


「なるほど、量産型の軍カスタムか…… レオン君、1機くれないかな?」


「カナエ様…… それは流石に無理では?」


「だよね~、あっ! レオン君もいる」


「囮…… ですかね?」


「たぶんねぇ…… 帝国勇者なら突っ込んで来そうだしね」


「モンスターが後退してますね?」


「帝国モンスター軍、上空に多数反応!…… ワイバーンです!」


「!? 王国軍を援護! 障壁を展開し、王国軍の盾になるよ!」


「か、カナエ様。隕石です!」


「障壁を全開に! 総員、衝撃に備えろ!!」


けたたましい爆発音と物凄い衝撃が【空中城塞都市】を揺らした……


 ・

 ・

 ・


 ~ 狂賢者 ~


ワイバーンで出撃した私達は…… 王国軍にレオン王の姿を発見! 噂のめておん程では無いですが、私の使える最大広域攻撃魔法【隕石落とし(メテオストライク)】撃ち込むと!?


「空中で大爆発?…… 何かに命中した様ですね」


巨大なキノコ雲が上がり、敵味方の視界が奪われる……


上がった土埃が落ち着き、視界が晴れると…… 城壁に穴が空いた【天空城】が現れる!?


「これは…… 好機ですね。牧場主に連絡! 私達はこれより、天空城を攻めます」


 ・

 ・

 ・


 ~ カナエ ~


「被害状況は?」


「外壁の一部に穴が空き、ステルスモードが解除されました。それ以外は…… 損傷軽微です!」


「カナエ様! ワイバーンがこちらに向かって来ます」


「ここを攻め落とす気だね…… 数は?」


「約50! ワイバーンの背に人影を確認。1匹に5~6人乗っている模様!」


「ワイバーン…… 素材が欲しいな。10匹ぐらい回収できる?」


「空中では難しいかも知れませんね? 城塞に近付いた時に撃墜して、スパイダーとダンジョン蜘蛛に回収させますか?」


「それでお願い。穴の空いたブロックの内部通路を封鎖! 連中が乗り込ん来たら…… 穴も封鎖して、全員閉じ込めるよ! 気付かれない様に軽く迎撃してね」


「「「「「「はい!」」」」」」


 ・

 ・

 ・


 ~ 狂賢者 ~


「でかい癖に抵抗が弱いな? 見かけ倒しか?」


「狂賢者さんの魔法のダメージが在るんじゃねぇ?」


「凄かったよな…… 隕石落とし! 核爆発を目の前で見た様だよ」


「でもさぁ~、爆発の割には…… 天空城の被害少なくない? 穴が空いただけに見えるけど」


「それだけ頑丈なんだろう? 乗っ取って武装を強化すれば、最強の拠点になるよな」


狂賢者は、ワイバーン部隊を率いて天空城を攻めるが……


「(確かに…… 彼等の言う通り、迎撃が弱い気がするが……)アレは?」


狂賢者の目に、ワイバーンが蜘蛛の様なモンスターに落とされてるのが見えた。


「蜘蛛型のモンスターがいるぞ! 気を付けろ!」


城壁に空いた穴に入る…… 連れて来た部隊のほぼ全員が乗り込めた様だ。


「通路を探せ! 城の中枢を目指すぞ!」


乗り込んだ連中が、中枢に向かう通路を探し始める。しばらく捜索したが…… 見つからない!? 通路らしき物は…… あるには在ったが…… しかし、頑丈な壁で埋められていた。


「ここは駄目だ。外から別の道を探そう」


「お、おい…… 穴が、穴が無いぞ!?」


「なに!?…… 閉じ込められた……」


「チィ! 罠でしたか……」


連れて来た部隊の連中も騒ぎ始めると!? 地響きがなり、激しい揺れが私達を襲った。


 ・

 ・

 ・


 ~ カナエ ~


「カナエ様、ワイバーンの回収と侵入者の誘導、ブロック封鎖が完了しました」


「了解! これより…… この城塞を【フェアリーガーデン】と名付けます。【戦艦(バトルシップ)モード】に移行、変形完了後は…… 私を【艦長】と呼ぶ様に」


「はっ! これより【フェアリーガーデン】は【戦艦モード】に変形します。総員、配置に着け!」


【空中城塞都市】改め【フェアリーガーデン】は、ブロックエリア移動式の変形を行う……


円形のドームが外周の城壁をリング状に残して、潜水艦の両舷にカタパルトデッキが付いた見た目の【戦艦】に変形した。残った城壁リングは、戦艦の周りを周回する移動式のシールドと武装に変形しました。


「船首展開! これより【ハイパーレールキャノン】の試し撃ちを行う…… 【フェアリーガーデン】の初お披露目だ。祝砲がわりに、封鎖ブロックごと侵入者を帝国に送り返して殺れ」


「了解、【ハイパーレールキャノン】を展開、封鎖ブロックを砲弾にセットします」


「ある「うん?」艦長、初撃ちだから出力を下げてくれ。高出力だと【ハイパーレールキャノン】がもたない可能性がある」


「解ったよ…… 出力60%で撃とう」


「艦長、お召し物を」


ロッテが、何時の間に用意したのか? 艦長帽と艦長服を持って来たので、私が艦長服を肩に羽織り戦艦帽を被ると……


「【ハイパーレールキャノン】出力60%…… 艦長、撃てます」


「よし、【ハイパーレールキャノン】…… 発射!」


【ハイパーレールキャノン】から放たれた封鎖ブロックは…… 帝国軍の上空で空中爆散しました!


爆散した封鎖ブロックの破片が帝国軍に降り注ぐ…… 溶岩の様に赤々と燃える破片に、逃げ惑う帝国軍…… 地獄絵図の様な光景を見た後…… みんなが私に振り返る。


「ある…… 艦長……」


「【ハイパーレールキャノン】は…… 封印します……(ヤバッ…… やり過ぎちゃった……)」


ちょっとした思い付きが…… 広範囲殲滅兵器になってしまうカナエだった。



趣味で大量破壊兵器を作ってしまった…カナエです。


次は… レオンかリンの目線かな?


ご意見、ご感想をお待ちしてます。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価も、お願いします。

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