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はじめての国家間戦争!?

平成最後の投稿です。


さようなら、平成。


帝国のスパイから情報を得て対策した後……


カナエは……【妖精】の完成を目指して【空中城塞都市】に居た。


「主、これ以上は…… 今は無理だな。鉱物だけの合金だと妖精(このこ)には合わないみたいだ」


「鉱物だけだと限界なの?」


「そうですね…… 後は、生物系の素材も試すべきです」


「生物系?」


「そうだな。有名なヤツは…… ドラゴン系だな。【牙】【鱗】【爪】に【皮】や【骨】…… 後は【角】も在るな」


「後は、魔物や神獣ですかね?」


「外装は、生物系で作るしかないって事?」


「もしくは、生物と鉱物を合わせて錬金した…… 特殊合金だな」


「モンスターハントするしかないか……」


「とりあえず、一番ましな合金で仮の外装をしとくから…… 生物系の素材を持って来てくれ」


『カナエ様! 帝国が攻めて来ました!』


ついに帝国が動きました! 攻めて来た帝国軍は……


大小様々なモンスターでした。


 ・

 ・

 ・


 ~ その時のリン達 ~ 


私達5人は、ユキちゃんのテイムモンスター達のLv上げに、久し振りに王都近くの草原フィールドに居ました。


「5人で戦うのも、ひさしぶりだな」


「リンちゃんは料理で、私は新商品開発に忙しかったからね」


「ユキちゃん、カナ姉さんと行ったテイムの場所は、どうだった?」


「すごかった…… どうぶつさんがいっぱいいて! 村になってたよ」


「動物の村!? すごく行きたいんだけど!」


「私も! 私も行きたい!」


「ユキ、どんな動物が居たんだ?」


「ライオンみたいのや、人が乗れそうな動物いた?」


「うん? のれそうなのは…… うしさんかな?」


「牛? 牛かあ~…… 他には?」


「わかんない……」


「カナ姉さんに聞こうかぁ……! ねぇ…… アレ、何?」


「!? モンスターの大軍だ!!!」


帝国方面からモンスターが、迫って来る!


「みんな! もどって!」


ユキちゃんがテイムモンスターを、カナ姉さんが作った【モンスターカプセル】にしまう。


「来るぞ!」


シュウ君に、足の早い犬系モンスターが飛び掛かって来た!


「くっ! この~!?」ザシュ!?


焦るシュウ君が苦し紛れに振るった一撃が…… かんたんにモンスターを切り裂いた!


「一撃かよ…… 凄いな。シュウ強くなったな」


「いや、違う…… この刀の切れ味だ…… 初回ボーナスの【浪人の刀】が、なまくらに感じる切れ味だ……」


「そんなにか!? 【浪人の刀】は、初回ボーナスの刀剣系最高の攻撃力だよな?」


「おまえも使えばわかる。俺達の装備は…… ヤバイぞ」


「じゃあ…試して見るよ。俺とシュウが前に出る! 後ろは任せた」ドゴォ~ン!


エン君とシュウ君が、新武器を構えると…… 物凄い爆発音が!?


そこには…… 新武器でモンスターを吹き飛ばしたアンちゃんがいました。


「か・い・か・ん♥ さあ~! 殺るわよ♪」


「「「「お、おぉ~……」」」」


 ・

 ・

 ・


 ~ 王都 王国軍 ~


カナエさんが仕掛けた結界と罠に反応があり、転移して来た者を捕らえた。王都の仕掛けが失敗したからか?王都から離れた場所から、モンスター達が大量に現れた!?王都の外にも転移陣を仕掛けていたか!


「大多数の大型モンスターを確認!」


「!?…… 奴等め、帝国崩しを王国で再現する気か!」


「直ぐに【守護者達(ガーディアンズ)】に連絡! 【守護巨兵】の出撃を用意!」


「レオン王、セルフィナ王妃」


「【巨兵】を出すのですか!? 条約に触れませんか」


「周辺諸国に通信して、事情を報せろ!ついでに映像も送ってやれ」


「はっ!」


「レオン王、王…… いや、皇帝は……【機神】を使うと……」


「アルバさん…… いざと言う時は【王国守護機神】で出撃して下さい。それまでは王都の防衛を頼みます」


「レオン王…… お任せを!」


「レオン、私もいるから心配無いわ。行って!」


「わかった…… 私も出る! 蒼のギルドに連絡! 蒼人と連携して帝国を叩く!」


「はっ!」


 ・

 ・

 ・


 ~ 帝国軍 ~


「王都一番乗りは、お」ドゴォ~ン!


「ああ~、馬鹿ですね…… テイマーならテイマーらしく、モンスターに任せて後方に居れば良いのに」


「手柄が欲しいのでしょう。狂賢者様…… 我々は出撃しないのですか?」


「まだ早いですね…… 我々は帝国の切り札の一枚、今は【牧場主】の家畜に任せて、王国の戦力が削がれるのを待ちましょう」


「家畜て…… あのモンスター達ですか?」


「ええ…… ゴブリンとオークの繁殖は聞いてましたが…… 何時の間に大型モンスターの繁殖に成功したのでしょう?」


「王都から兵が出て来ました! 巨大ロボが居ます」


「かなりの数が出て来ましたね…… 襲撃は失敗したのかも知れませんね? では、私達もそろそろ準備しましょう(噂の【天空城】が出て来ると良いですね……)」


狂賢者は、空を見上げるのだった。



次は… カナエ魔王軍が動く!?かな?


ご意見、ご感想をお待ちしてます。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価も、お願いします。

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