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リン達と家(クランハウス)を買う?

寒暖差で、だるいです…



「「おかえりなさいませ。ご主人様♪」」


「おかえりなさいませ……」


宿屋の扉を開けると…… メイド服を着たリンちゃん、アンちゃん、ユキちゃんが出迎えてくれました。


「……なぜ?メイド服?」


「ここのオーナーさんがお店屋さんなら、メイド服だって」


「元々が、メイドさんの居る宿屋だったみたいです」


「メイドさんの格好すると…… コストが下がるの……」


(コストが下がる!? メイド服で? 大丈夫かな…… この宿屋……)


「おっ、カナエさん来たね。どうだい? この宿屋は?」


「入口に驚いたけど…… 良い雰囲気だね」


正門から延びる大通りの商業エリア手前にある。この宿屋の扉は…… 巨大だった。


「ああ、あれね。この宿屋は特殊空間エリアなんだよ。扉を潜ると、どんな種族も人族サイズになる仕様なんだ」


デンライ君が言うには……


宿屋内では巨人族や小人族でも、普通の人間サイズに変わるらしく。こうゆう店での買い物は店を出ると、買った種族に合わせてサイズが変わるので、武器防具の店も同じ仕様の店が多いみたい。


「この建物なら、広いから好きにリフォームできるし、リン達も店にしやすいだろ?」


宿屋は……


外壁は石造りの天井の高い三階建ての本館と離れの高級(ロイヤルスイート)個室、従業員寮と作業小屋…… それに獣舎と広い中庭! かなり広いけど…… コスト大丈夫?


「リンちゃん達は、どんなお店にしたいの?」


「わたしは、レストラン!」


「雑貨屋!」


「どうぶつカフェ……」


「面倒だから、宿屋でいいじゃん」


「冒険者の為の総合店舗」


「おれは…… 任せた」


「う~ん…… 直ぐに出来そうなのは、レストランと宿屋かな? 他は…… リフォームとかしないと、どうぶつカフェの動物もどうする? レストランと宿屋も、人手も欲しいよね?」


「そこまでは…… 考えてませんでした」


「店員さんかぁ~」


「おれ達だけじゃあ、無理じゃね?」


「実際問題、わたし達じゃ~商品作れないし…… 雑貨屋さんは無理か~」


「どうぶつさん……」


「わたしも…… お料理以外どうすればいいか、わからない」


「う~ん…… 料理も、リンちゃんがいないと作れないから、料理人が増えないとレストランも無理かな? 場所は此処で良いなら、場所だけ確保してお店は後回しで、自分達の部屋作ろうか?」


「「「「「「!?…… 賛成!」」」」」」


前のオーナーさん(紳士的なお爺さん)にコストを払い。拠点を確保!


リンちゃん達は部屋を確認中…… 私は、見つけてしまった…… 隠し階段を……


一階の物置部屋の壁と外壁の間に蓋をされた様に、隠された各階につながる階段と地下への入口がありました。


「非常口かな? でも、地下室は聞いてないよね?(確認するか……)」


私は、地下に続く階段を下りると……


【秘密クラブ❤メイドの舘】と書かれた看板の付いた扉が在った。


これは…… セルフィナ王妃の言ってた…… 大人のお店!?


ヤバイ!リンちゃん達に見つかる前に…… すべて撤去です! せっちゃんとスーノ、ルーノを呼び出し! すべてストレージに!


「これで…… 全部だよね?」


「カナエ様、宝箱があります!」


「「こっちも、あります!」」


宝箱が三つ、中身は……


【クイーンレッドレザーグローブ】

【クイーンレッドハートロザリオチョーカー】

【クイーンレッドレザーブーツ】


クイーンシリーズがそろってきた…… 着ないけど! 他にも、怪しいアイテムがいっぱいあるし…… ダンジョンの肥やしにしよう!そうしよう♪


「カナ姉さん、部屋決めました?」


「私は、人数多いから、広い地下室がいいな」


「「「「「地下室!?」」」」」


「物置に非常階段が隠してあってね。地下の広い部屋があったの」


「「「「「「見たい!」」」」」」


みんなを連れて、地下室へ……


「!?(ヤバッ! 看板付いたままだ!!)此処だよ……」


看板を背中で隠して、部屋へ案内して看板をストレージへ……


「広い! けど…… なにもない?」


「物置かな?」


「確かに広いけど…… 使いづらいかな」


「これなら、屋根裏の方が良いな」


「じゃあ、おれは屋根裏部屋!」


「「「「「どうぞ、どうぞ」」」」」


「じゃあ、わたしとアンちゃんとユキちゃん、それにラズリ姉さんは、オーナー家族の部屋でいいよね? 地下室と厨房が近いし」


「「「いいよ」」」


「一人一部屋あるからね♪ 後は…… エン君は、どうする?」


「おれも屋根裏部屋かな? 部屋数あるし、メンバーが増えるかも知れないし?」


「「「「確かに……」」」」


「じゃあ、とりあえず…… 各自、自分達の部屋を掃除してから、クラン作りしようか?」


「そうだね! せっかくだから、きれいにしてクランハウスにしましょう」


「「「「「「賛成!」」」」」」


クランかぁ…… デンライ君が言っていた。良い事って、なんだろ?



次は… クランか?ダンジョン作り?かな?


ご意見、ご感想をお待ちしてます。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価も、お願いします。

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