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廃墟の豚共(オーク)! そして、〇〇になる!?

もうすぐ、投稿して一年…


何か?書いた方がいいかな?


砂漠の国スレイブとの国境前…… 広大な密林地帯に、その国は在った……


獣人達の国【アニマニア】……


今は亡き国…… その国には獣人の神を祀る社が在り…… 今もひっそりと、獣人達を見守っている。


「これから、そこに行くの?」


「それと…… コイツらの親の墓参りだ……」


一緒の馬車の子供の頭を撫でながら、デンライ君が悲し気に笑う。


(守れなかった国民の子供達かな……)


「ここからは…… 歩くしかないな」


「見事に生い茂ったな。流石がジャングル…… 滅ぶ前にあった道が密林になってる」


「馬車はどうするの?」


「馬以外はストレージにしまう。馬は……」


デンライ君がポケットから、何かを取り出すと! 馬が吸い込まれた!?


「すご! 何それ! アイテム?」


「ああ、フィールドで移動に使う騎獣を召喚するアイテムだ。品質しだいだけど、俺のは何回も使えるタイプだな」


「おれも欲しい!」


「車じゃだめなの?」


「物によるが…… 場所に合わせて使い分ける方が楽だな」


「どうして?」


「山や森は道が無いと、普通の車じゃ無理だからな。そう言う時に騎獣を使うんだ」


「なるほど、冒険するなら騎獣の方が良いかもな」


「でも、街から街に移動するなら、車の方がいいんじゃないかな? 人とかも運びやすいし」


「リンちゃんはどっち?」


「わたしは車持ってるけど。ユキちゃんはどうしたいの?」


「わたしは動物さんにのりたい!」


「好きなのを選ぶといいぞ。さっきも言ったが、物によるからな…… 俺の様に複数の持ったり、ジノさんみたいに乗り物を改良するも良し…… テイムモンスターを騎獣にする手もあったな」


「テイムか~ ドラゴン欲しいけど…… スキルのレベル上げがなぁ」


「今からテイマースキル取る?」


「プライベートエリアを、クランハウスにするなら無理だよな? 街中でドラゴンは飼えないだろう?」


「サイズによるかもよ? でも、誰がお世話するの?」


「そもそも、俺たちでドラゴン…… テイムできるか?」


「「「あ~」」」


「とりあえず、クエストクリアしてクランハウス作るぞ!」


「「「「おー!」」」」


生い茂る草木を掻き分けながら、デンライ君とジノさんを先頭に獣人の人達を護衛して進む。


「!?デンライ君、ジノさん、目的地に何か居ます!」


「カナエちゃん、何か解るか?」


「ちょっと待って下さい…… これは…… オークが複数居ますね……!? マーカーが緑です?」


「緑? 緑人のオークか?」


ジノさんとデンライ君が顔を見合わせた後、少し考えてからジノさんが先行偵察する事を提案した。


「じゃあ、行ってくる!」


「カナエちゃん、デンライ、気を付けて…危なくなったら即撤退しろ」


「「はい!」行ってきます」


話し合いの結果…… 私とデンライ君が選ばれ、オーク達の居る【元獣王国】に急ぐ! デンライ君と自分自身にパーティーには見える隠蔽魔法をかけて、オーク達を探る。


「おかしいな? 近いのに草木しか見えない」


「ヤバイな…… もう国だった敷地の中に入ってる」


「それって、罠に嵌まったって事!?」


「ダンジョン化してのか? 国だった時の名残が見当たらない…… 国ごと消されたか」


「もっと探し「久しぶり❤ 元気だった?」えっ、え~!?」


獣人国を探す私に抱き付いてきたのは? あの人懐こい笑顔の緑の髪の少女でした。


「こんな処で、どうしたの?」


「カナエさん…… 誰ですか?」


「えっ、あっ! 私達が見えるの?」


「見えるよ。だって、私は精霊だもの」


「えっ! 精霊なの?」


「精霊だって? じゃあ、俺の国は…」


「あれ? もしかして、ここに在った国の人?」


「俺はそうだ」


「ごめんなさい! 実は……」


精霊の少女がデンライ君に謝りながら語り始めた。


私と彼女が初めて逢った森には、温厚なオーク達が住んでいたけど、例のゴブリン達に追われたらしく……


それを見かねた精霊さんが長年放置された獣人国に案内したとの事で…… それ以来は、オーク達がこの国に住んでいるんだって。


「それじゃ、国に入れないのは?」


「ごめんなさい。私の結界だわ」


「じゃあ、入れるのか?」


「入れるわよ。今から入口開ける?」


「ちょっと待って、みんな呼ぶから!」



「準備はいい?」


「「「「「はい!」」」」」


「じゃ、開けるよ!」


みんな、揃ったので結界を開けてもらうと!?


「あれまぁ~! 精霊さまが人連れて来ただ」


「人だ! 人が来ただ!」


「長を呼ぶべぇ!」


「長! 長ぁ~! 精霊さまと人が来ただ!」


突然現れた精霊さんと私達に、驚いたオーク達がパニックになってる!


ドン!


急に私の下半身に衝撃が来た!?


確認すると…… 私の脚にモフモフの塊?が引っ付いてる。


(何…… これ?)


「ま、まんま?」


「へっ、まんま?…… ママ! 私が?」


「「「「「え~!?」」」」」


カナエ、もうすぐ19才。新世界で、モフモフのママになる!?



やっとオークが出せた!


次は… どうしよう(((((゜゜;)


ご意見、ご感想をお待ちしてます。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価もお願いします。

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