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増える!?子供達と元獣王の国


誤字脱字報告、ありがとうございます!


助かります!


【とある一室】


「もしもし? 【探偵】さん。あの子の様子は…… どうかしら?」


『……… ……』


「えっ!? あのクエストをクリアしたの! すごいわ!」


『… ……… ……』


「そうなの! 本当は種族をアレして、高レベルじゃあないとクリアできないくらい難しいのよ。プレイヤーは一人しか参加できないし…… 今、ログを見たけど…… まさか、あんな手があるとは…… 盲点だったわ」


『……… … …… …』


「ちゃんとした機神の補填ができなくて…… 心配したけど。大丈夫そうね?」


『… …… ……… …… ……』


「ちょっと事情が有ってね…… 言えないの。ネタバレになるわ。一応は宝物庫に機神関係のアイテムも用意したのよ? 選ばれなかったけど……」


『…… …… …』


「後は…… クランかしら?」


『… ……… ……』


「あなたの加入条件は満たしてるし、クラン創る時は…… 一声かけて加入してくれると助かるけど…… 入らない場合は…… 今ままで通りに、お願い」


『……』


「それじゃあね。【探偵】さん…… 頼むわね」


ピッ……


「楽しんでくれてるみたいね❤ それじゃあ、あの子達がもっと楽しめる様に…… 邪魔者の証拠集め! がんばりますか? しかし、あの勇者め…… あんなのが血縁だなんて…… 私もレイ達も苦労するわ……!? これは…… あの子の……」


 ・

 ・

 ・


ログインして…… シロちゃんを連れてせっちゃんと一緒に、リンちゃん達とラズリちゃんに逢いに行くと!?


(幼児ふえてる……)


そこにはジノさんとデンライ君に千鶴さん…… と、3才から5~6才くらいの獣人の子供達と15才くらいの獣人の娘さん達が居た。


「あっ! カナ姉さん、こっちです♪」


「みんな、今日は。どうしたの?」


「こんちはー。カナエさん、リン達と一緒に俺からの【指定クエスト】請けてくれませんか? 報酬は…… この前のプライベートエリアコストで!」


「えっ? 【指定クエスト】?」


「えっ、あっ! え~っと…… 俺とかジノさん達。テストプレイヤーでキャラ変えしてないプレイヤー達の中には、隠しキャラ扱いのプレイヤーも居るんですよ。俺達には、それぞれに隠し要素が有って…… 条件を満たすと、特殊なクエストが発生したりするんです。今回みたいに」


「それが【指定クエスト】?」


「それは人によりますね。今回は、俺の来て欲しい人を指定する為に【指定クエスト】にしました。クエストはこれです」


《シークレットクエスト 亡国の獣王》


・デンライと共に、獣人達と滅びた獣人の国に行って帰ってくる護衛クエスト。


【クエスト達成】

・護衛対象を無事に連れ帰る。


【クエスト失敗】

・目的地に到着しない。又は、護衛対象の死亡、消失。


【達成報酬】

・プライベートエリアコスト100

・???


【達成失敗】

・王国獣人の好感度ダウン。


「いいけど、リンちゃん達も?」


「はい、受けますよ。途中でお友達二人と、待ち合わせしてます」


「お友達?二人?」


リンちゃん達の友人が二人、王都に戻って来たらしく。ゲーム開始直後のシュウ君のパーティーメンバーで、イベント前に目的の為に、二組に一旦別れて行動していたんだって……


 ・

 ・

 ・


「エン君とアンちゃんです!」


合流したお友達二人は…… シュウ君くらいの人族?で忍装束に革鎧の双剣士?のエン君と、リンちゃんくらいのオーバーオールにロングコートの砲撃士?のアンちゃん。


「「シュウがすいませんでした!」」


いきなり土下座された!?


「リンちゃんから、話は聞きました。だから!」


「「シュウをパーティーから追放するので、パーティーに入って下さい! お願いします!」」


「おぉい! コラァ~!」


「お兄ちゃん…… バイバイ」


「ユキィィィ!」


エン君とアンちゃんに追放宣告されて、涙目のシュウ君にユキちゃんが追い打ち!? シュウ君は…… 真っ白になっていた。


「だいじょうぶだよ! エン君、アンちゃん、カナ姉さんとラズリ姉さんは一緒にお店やってくれるって。だから、クエスト達成しよう! エリアコストの為に! シュウ君と一緒に」


「リン~(涙目)」


「リンちゃん…… ナイス!」


「よくやったわ! これでクラン作れるわね」


「よし! 戦力もアップだな♪」


「お~い! 行くぞ」


「「「「「「はい!」」」」」」


王都の正門で、デンライ君の用意した二台の馬車に別れて乗り込む。


「ととさま! おねぇちゃん! リンちゃん! いってらっしゃい」


「あぁ、行ってくる」


「シロちゃん! 行ってくるね」


「行ってきます!」


「みんな、気を付けてね。行ってらっしゃい」


「「「「「「はい! 行ってきます」」」」」」


千鶴さんとシロちゃんに、手を振り王都を出る。


ジノさんがバイク(バトラー)に跨がり先行する。私達は馬車に揺られながら、付いていく……


元の獣王国か…… どんな処かな? ちょっと楽しみ♪




次は… ヤツらが来る!?(くっ!モフ幼分が足りない…)


ご意見、ご感想をお待ちしてます。


後…


誤字脱字報告や、文章とストーリーの評価もお願いします。

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