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カナエ、始めてのダンジョン!〔そして… 私は、〇〇を手に入れる…〕


カナエ、ついに、〇〇〇〇と〇〇手に入れる!


「みんな、お疲れさま! クリアしたよ…… 私、ニア召喚しか…… してないけど」


「カナエ様が、あんなゴミの相手をする必要など…… ありません!」


「「そうです!」」「あんなのは…… 生ゴミです!」「(ボソ)腐った生ゴミ……」


「ゴミ♪ゴミ♪生ゴミ♪」『『『ウォン♪ウォン♪ウォン♪』』』


シークレットボスなのに、生ゴミ扱いのロデス……



「(みんな…… 相当に怒ってるね? あれ? なんか…… 急に暑いな……)って! せっちゃん、真っ赤だよ!?」


「すみません…… スキルを使い過ぎました…… オーバーヒートです…… 緊急冷却を開始します……」


せっちゃんの服の隙間から、蒸気が吹き出す!


「だ、大丈夫…… せっちゃん!?」


「はい…… カナエ様、大丈夫です」


緊急冷却したせっちゃんは…… エロいです! 蒸気のせいで、お風呂あがりみたいに…… 濡れ髪に…… 頬がほんのりと赤くって…… 色っぽいです!


「で、出口! 出口を探そう!」


「「「「はぁい♪」」」」『『『ウォン♪』』』


ロデスを倒した格納庫で、私達は出口を探すが……


「出口が…… 無い…… ロボットも…… 無いぃ~!?」


みんなで探すが…… 出口が見つからない! そして、ロボットも無い! 格納庫は…… 空でした……


「カナエ様…… 一度落ち着いて、ジノさん達に連絡しましょう」


「うん…… ジノさんにコールしてみる…… ジノさん」


『カナエちゃん! 大丈夫か?』


「はい、シークレットボス倒しました」


『凄いじゃないか! こっちもボスを倒したから、合流は…… 出来そうか?』


「出口が見つかりません…… 合流は無理そうです……」


『う~ん…… カナエちゃん、【選定の首飾り】以外に何か貰ってない?』


「えっ…… あ~! 在ります! アイテムが在ります!」


『やったね! 試してごらん…… 試した後で連絡してくれ。転移のタイミングを合わせよう』


「はい、試して見ます! 試して、直ぐに連絡します! それでは、また後で」


『了解』


ジノさんに言われた通りに、ストレージから…… ちょっと太めで短い六角鉛筆みたいな? 【機神技術者の端末】を取り出すと!? 端末が光だした!


「カナエ様!?」「「主さま?」」「きれい♪」『『『ウォゥン!?』』』


端末から、一筋の光が伸びて…… 奥の壁を照らす!


「これが、ゴミの言った…… 鍵ですか?」


「たぶん…… ね?」


端末に導かれて、壁の前に立つと!? 壁が動き出す! 大きな壁が無くなり、巨大な通路が現れる……


「カナエ様、ジノさんに報告を!」


「あっ、はい! ジノさん! 隠し通路発見♪」


『やったな! こっちも奥に部屋が有ったよ。調査する事にしたから転移する時は連絡してくれ、タイミングを合わせる』


「了解です! 私達も調査開始します! それではまた」


『ああ、また後で』


「はい!…… それじゃ、みんな! 行こうか?」


「はい」「「「はぁい♪」」」『『『ウォン♪』』』


巨大な通路を進む……


(う~ん? この通路の壁…… ほのかに光ってるけど…… 魔力かな? それとも…… 特殊な素材かな?)


「カナエ様、部屋に出ます!」


「えっ…… あっ! 在った。在ったよ! ロボット!? あれ…… ちょっと、小さい?」


その部屋は…… かなり広くて、巨大ロボットを作る為なのか? 巨大な整備台?が並んでいる。


その中央に整備台?に比べて、小さな3~4㍍位のロボットが台座に座っている……


(う~ん…… 配線が邪魔で姿が見えない!)


「カナエさま♪ あそこ! あそこが光ってるよ♪」


ロボットが座る整備台の前に在る。操作パネルかな?が光ってる……


調べると、穴が光ってるけど…… ここに端末を挿すのかも? 機神技術者の端末を挿すと!? パネルの前の空中に映像が流れ出した。


『え~ マイクテス、マイクテス、えっ!? 映ってる? ゴホン! この映像が流れていると言う事は…… 私の願いが叶ったらしいな? ざまぁ見ろ! ロデス!!』


映し出された映像の中で、女性が笑うと……


『私の名は、スミス…… スミス・エンダソン』


と名乗った。


映像の中で、セミロングヘアーで白衣のスミス・エンダソンが語り出す……


『【機神技師】だ。本名は別だが、気にするな…… 私の願いの為に、この映像と未完成な最高傑作を遺す…… 私の機神達はこの子以外は完成した。この子も私の技術力を全て積み込み、最高傑作!…… になるはずだった…… 彼が、ロデスに殺されるまでは! 彼は私の最愛のパートナーで、優秀な魔力技師でした…… この子に魔力回路を刻む前に…… ロデスの計画を知り、命と引き換えに情報を遺してくれた…… ロデスは死を弄ぶ、ゲスだ! ここを手に入れる為に、都市をまるごとアンデッドの巣にする気だ! なので、私達は都市ごとヤツを封印する事した。いかにロデスと云えど、封印されたら何も出来まい! ヤツは、身体を入れ替えて命と若さを保っている…… 入れ替える身体がなければ、ヤツも死ぬだろう』


だから、アンデッド化してたのか……


『心残りは…… この子…… 彼との最後の共同作で遺作を完成してやれない…… 魔力回路が無いこの子は、魔力の消費が激しい上に全属性を必要とする! だから、私は…… 二つ鍵を用意した。首飾りは、都市の封印とこの子の鍵…… そして、端末は…… 私の遺品の鍵だ。これは遺言…… 首飾りには、この子を動かす為の条件を装備条件にした…… どうか…… どうか、この子を完成して欲しい! その為に、私の最大の遺品をあげよう…… 後は、ここのシステムに聞いてくれ…… この子…… 私の妖精(フェアリー)を頼むよ……』


映像が終わる……


「カナエ様…… この映像は?」


「このロボットの産みの親みたいだね…… せっちゃん、みんな、決めたよ! 私は、この子…… この妖精ちゃんを完成させるよ♪」


「カナエ様…… お手伝いさせていただきます!」


「主さま、私も!」


「お手伝い…… 楽しい♪」


「お手伝い♪お手伝い♪」


『『『ウォン♪』』』


(みんなも、手伝ってくれるみたいだね…… よし、やるぞ~♪)


「処でカナエ様、映像で言っていた遺品とは、なんでしょう?」


「なんだろうね?」


『マスターが変更されました…… システムが再起動します』


(えっ!?)


何処からともなく電子音声が流れ出す!


『【空中城塞都市】の所有権は、カナエ様に譲渡されました…… システム再起動により、浮上を開始します』


(えっ…… 浮上? 【空中城塞都市】?)


「カナエ様、地震です!」


凄い音の地響きと共に、揺れ動き始める!?


ピコーン♪

〔プライベートエリア【空中城塞都市】を、手に入れました〕


(えっ!? 城塞? 私…… お城…… 貰っちゃった!?)



次は… 他のパーティーの話かな?


ご意見、ご感想をお待ちしてます


後…


文章とストーリーの評価も、お願いします

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