カナエ、始めてのダンジョン!〔カナエ魔王軍無双! 私は……〕
文章とストーリーを、評価してくれた人達!
ありがとうございます!
評価して貰えると、作者のモチベーションが上がります♪
転送された先は…… 巨大ロボットのパーツが散乱した倉庫の様な部屋でした!
「せっちゃん! ロボットのパーツ! パーツがいっぱいだよ♪」
「カナエ様、落ち着いて下さい」
「スクラップ置き場かな? でも…… これって、試作品? 工場…… せっちゃん! 古代のロボット工場だよ! たぶん♪」
「カナエ様……」
「ロボットないかな? あっ、まだ奥が在るみたいだよ♪」
「スーノ、ルーノ、カナエ様を止めて下さい」
「「はい、せつな先輩」」
カナエの髪飾りが妖精の姿に変わり、カナエに抱き付く!?
「ダメだよ! 主さま!」
「まだダンジョンです! お気を確かに!」
スーノ達に注意されて、カナエは冷静になる。
(しかし、スーノとルーノも、個性が出てきたな…… スーノは明るい性格で、ルーノは物静かに冷静な感じだ)
「ごめんなさい。クエスト中でした……」
「カナエ様…… 何があるか解りません…… はうりんぐも機獣化しましょう」
「そ、そうだね! はうりんぐ、お願い」『ウォン……』
やれやれみたいな感じで吠えて…… はうりんぐが機獣化する。
「主さま、出口は…… 一つしかないみたいだよ」
「奥の扉だけです」
扉の先は…… ボスかな? 一人でボス戦か…… 勝てないかも…… クエスト失敗かな?
「カナエ様」「「主さま」」『ウォン!』
考え込む私を…… せっちゃん達が呼ぶ。
(うん! 大丈夫! 一人じゃないから♪)
「みんな、扉の先は…… たぶん、ボスだから…… 全力で行くよ!」
「「「はい!」」」『ウオォン♪』
フル装備を纏い扉を開けると…… 其処は、広いロボット格納庫!
「格納庫! ロボット格納庫だよ♪ せっちゃん! ロボットないかな?」
「ハァ~、カナエ様……」「「主さま……」」『『『ウォン……』』』
せっちゃん達が呆れ顔で…… こっちを見てる……
「ご、ごめんなさい……」
「アハハハハ! 待っていたよ。おまぬけさん♪」
「誰!?」
格納庫の中央に…… 突然、老人が現れる!
「ようやく来たよ…… 長かったよ…… 僕はね。最強の【魔神】の一柱!【死と遊ぶ子供のロデス】だよ。おまぬけなおバカさん♪」
老人の姿の【ロデス】は……
その姿に不釣り合いな子供の声で、人を小馬鹿にした態度で語り始める……
「僕は、この【機神】工場を奪う為に…… 都市全体にアンデッドを召喚したのさ♪ 苦労したよ…… 気付かれ無い様に魔法陣を刻み…… 生け贄に子供達を誘い出すのは…… なにせ、500人は必要だからね。奴隷に孤児、庶民の子供、貴族の子供、みんな生け贄になって貰って…… やっと、やっと成功したのに! アイツは完成した【機神】を持って、都市ごとこの僕を! 封印した…… けどね♪ おまぬけな君達は、わざわざ鍵を僕に届けてくれた♪…… ありがとう。お礼に…… 君達の体も貰ってあげる♪ 特に、獣人の君は…… 僕の体に使ってあげるよ♪ 獣人にしては魔力が多いし…… 女の子なのは残念だけど…… そうだ! 子供を産ませてから!?」ドゴォーン!
成人設定だからか? 暴言を吐き続ける【ロデス】に、せっちゃんが攻撃した!
「酷いな♪ まだ、喋ってる途中なのに……」
「黙りなさい! 情報を得る為に黙って聞いて居れば…… カナエ様対する数々の暴言! 挙げ句の果てに、カナエ様を害すると? 皆…… 全力を持って、このゴミを処分しますよ!」
「「はい、先輩!」」『『『グルルル!』』』
(みんな…… 凄く怒ってる?【ロデス】を殺る気だ!)
「強がっちゃって♪ 言ったよね? アンデッド召喚したって!」
ロデスが手を掲げると…… 地面に大量の魔法陣が現れる!? 魔法陣から大量にアンデッドが現れた!
【兵士ゾンビ Lv32~36】
【スケルトン剣士 Lv35~42】
【スケルトン槍兵 Lv36~43】
【重装兵ゾンビ Lv41~48】
【スケルトンアーチャー Lv31~40】
【スケルトンウィザード Lv44~50】
【死と遊ぶロデス〔魔神 エルダーリッチ〕Lv150】
「この数のアンデッドに…… 勝てるかな?」
100体を超えるアンデッド達が迫る!?
「邪魔ですね…… はうりんぐ! 凪ぎ払いなさい」
『『『ウォォォ~ン!』』』
はうりんぐが三つの口から…… 極太ビームを吐く!! アンデッドの大半が…… 消滅した!?
「凄いね♪ でも、遠距離攻撃なら…… こっちも在るよ!」
「!? スーノ、ルーノ、カナエ様を守りなさい!」
「「はい!」」
(矢と魔法が、私を狙うけど……)
スーノ達の【Fフィールド】に弾かれる!
「アハハハハ♪ やるね! だけど、僕は【死と遊ぶ子供】だよ。瘴気が在る限り…… アンデッドは召喚される♪ 何時まで、持つのかな?」
「成る程、瘴気が発生元ですか…… カナエ様、【歌姫】の出番です」
「えっ、あっ!? 出番だよ♪【ニア】、出ておいで♪」
10センチ位の妖精が、カナエの召喚陣から現れる!
「はぁい♪ カナエさま♪ お歌を歌うよ♪」
「アハハハハ~ なんだい? その小さいのは? 諦めたのかい?」
「いいえ……【ニア】は、貴方の天敵です!」
「何の冗談……!? 瘴気が……! 浄化される!?」
「【ニア】の歌は、【魔唱】…… この都市位は簡単に浄化します」
【眷属名】
【ニア】
【種族 歌姫妖精Lv39】
【称号 カナエの歌姫】
【ジョブ 歌手Lv30 サブジョブ 演奏者Lv27】
HP 2390
MP 39390
力 D
体力 D
知力 B
精神 A
魔力 S
素早さ A+
魅力 S+
運 A
【EXスキル】
【魔唱】
【届く歌】
【Fフィールド】
【主従EXPリンク】
【音量自動調整】
【ユニークスキル】
【妖精舞踏】
【礼儀作法】
【人化】
【武具化】
【体型変化】
【浮遊LvMAX】
【妖精の粉Lv7】
【スキル】
【歌唱LvMAX】
【演奏Lv8】
【全属性魔法LvMAX】
【パフォーマンス】
【体術Lv5】
【舞踏Lv8】
【護身術Lv6】
【騎乗Lv1】
【索敵Lv7】
【解体Lv6】
【投擲Lv5】
【装備】
頭
【歌姫のりぼん〔スカイブルー〕(カ)】
体1
【スカイブルーの水玉フリルビキニ(カ)】
体2
【歌姫のライブTシャツ〔スカイブルー〕(カ)】
体3
【歌姫のミニスカート〔スカイブルー〕(カ)】
腕
【歌姫の手袋〔スカイブルー〕(カ)】
脚
【歌姫のニーソックス〔スカイブルー〕&ブーツ〔ブラウン〕(カ)】
アクセサリー
【歌姫の首飾り〔改〕】
アクセサリー2
【歌姫のブレスレット〔改〕】
アクセサリー3
【歌姫のアンクレット〔改〕】
【武装】
メイン
【インカムマイク(カ)】
サブ
【マルチギター(カ)】
【ボーナス補正】
【称号 加護 ボーナス】
【カナエとカナエの仲間に、バフ効果15%アップ。敵対者に、デバフ効果15%アップ】
【コスチュームボーナス】
【魔唱、歌唱効果特大アップ】
【一部の存在に魅力大幅アップ】
【サイズ自動修正】
【形状変化】
【消音A】
【魔力障壁B】
【自動修復C】
【武装 ボーナス】
【魔唱、歌唱の効果範囲、威力の特大アップ】
【演奏効果範囲、威力の特大アップ】
【形状変化】
【自動修復C】
「なっ!? ぐっ! な、何で、僕もダメージが?」
「気付いてなかったのですね? 長い時間の中で、ご自分の身体がアンデッド化した事に」
ピコーン♪
〔【魔王スキル】の条件を満たしました。【魔王の鼓舞】を覚えました〕
あっ、スキルが増えた!
ニアの歌でアンデッドが浄化される! ロデスも、常時ダメージ食らう状態だ。
「ぐあぁ! こ、こうなれば、獣人の体を奪ってやる!」
「させない! ルーノ!」
「「【体型変化】」」
スーノとルーノが人サイズに、身長160センチのナイスバディな少女が二人…… 私の前に立つ!
(前が見えない…… 神眼発動! あっ、ロデス動いた!?)
『『『ウォォォォォ!』』』
はうりんぐの咆哮&極太ビーム! ロデスが避けるけど…… 避けきれない! ロデスの体が焦げる!
「この!?」「まだです…… 月光連牙!」
ルーノの追撃! ロデスが何回も刺される! 技かな?
「行くよ! ルーノ! 陽光閃光斬!」「ぐっぎゃゃゃ!」
ルーノとスーノが交代! ロデスに向かい、スーノが巨大光剣を振り落とす!? ビームソード?
「ウゥゥ…… マダだ…… 僕ハ、死と……「しぶとい、ゴミですね」!?」
肩から左腕が無くなり、全身穴だらけの黒焦げロデスの前に、せっちゃんが立つ!
「せっちゃん…… 殺っちゃえ!」
私の応援に反応してか? せっちゃんの体から…… オーラが!!!
「これは!?……【呪華解放】…… 消え失せなさい……【リミッター解除】…… バーストランサー!!」
せっちゃんが切り札の【呪華解放】スキルを使うと、せっちゃんの全身に蕀の様な魔力回路が光り輝き……
せっちゃんの胸に真っ赤な薔薇が咲く!
そのせっちゃんから放たれた一撃は…… 【リミッター解除】で放たれたので……
既にズタボロのロデスを跡形無く消し飛ばした。
ピコーン♪
〔《シークレットクエスト 死と遊ぶ者》を、クリアしました〕
あっ、クリアした…… あれ? 私…… 攻撃してないや……
次は、考え中…
ご意見、ご感想をお待ちします
後…
文章とストーリーの評価も、お願いします




