邪神星イベント開始…… 前に、女神の暗躍?
かなり更新出来なくて…… すみません。
暑い時期は、体調が安定しなくて…… 不定期更新になると思いますので、すみません。
何時も、誤字脱字報告にいいねやご感想をありがとうございます。
「やっかいな事をしてくれたものだな」
「まったくですよ! 周期ラスボスイベント前なのに……」
その日…… 新世界運営開発室では、周期ラスボス邪神星再接近イベントの地に陣取る邪神崇拝秘密結社エボルシフトに対する緊急議会が開かれた。
「善でも悪でも強大な力には、なにかしらの感情が動かされるもの…… これも新世界の緑人達に心がある証拠ですね」
「確かに…… 開発者としては、我らと変わらぬ感情を授けられたと喜びたいところではあるが……」
「時期が悪いですよ! よりにもよって、強敵な周期ボスイベントでプレイヤーの邪魔に入るなんて!」
「だよな」
「「「「「ハァ~……」」」」」
室内とリモート参加用のモニターから溜め息が響く。
「仕方がない…… 我々もやれるだけの事をするとしよう」
「やれるだけの事ですか…… 勇者などの特種な緑人に参加してもらいましょうか?」
「神々に神託を出してもらえば可能だな…… どうかな皆さん?」
「その緑人と協力し、死なせない様にするなどでイベントボーナスを付ければ…… さらにゲーム性が上がるかもですね? 私は賛成です」
「新規にも、協力した緑人からボーナスとしてレアスキルやレアアイテムが伝授や渡される様にすれば、古参との格差が縮まるチャンスになりますね…… 賛成です」
「新規が獲得できないと終了してしまいますからな…… ある程度の参加特典も必要では?」
「契約しているプロはもちろん、人気の高いプレイヤー達に参加してもらえる様に要請しよう」
「なるほど…… イベントで協闘する事で、新規プレイヤー達に有名プレイヤー達との接点を用意するのですね?」
「ああ、イベントに参加すれば…… 有名プレイヤーのフレンド登録や、ギルドやクランに所属できるチャンスができるだろう?」
「それだけでは、初心者に今回のイベントは辛いのでは? 彼方側にも付いたプレイヤーもいますし……」
「例の改造怪人プレイヤー達か…… 特別処置として、怪人特攻の武具を配るか?」
「それなんですが…… これを見て下さい」
「「「「「「!?」」」」」」
モニターに映された物を見て、出席者が唖然とした。
「おい、これは誰が……」
「データの提出先は開発室ですか……」
「これ……」
「ああ、絶対に〝女神案件〟だな……」
「彼奴等…… 一番触れちゃあいけない逆鱗に触れやがったな!」
「もう我々には止められんな…… これをイベント参加の初心者に配分する様に進める。反対の者はいるかね?」
出席者の全員が沈黙で答えた……
その数時間後……
「マジかよ……」
新世界の公式サイトにイベントの報せと情報が通知されたのだが……
そこには、イベント参加の初心者に特典として……
「イベントの参加特典だと? 初心者のは…… シルエットからして杖とブレスレットか? 効果は…… とある女神の力を宿した装備アイテムで、怪人系や邪神の系譜に対する特殊な効果をもたらす…… これって、変身アイテムなんじゃね? なんで初心者だけなんだよ!!」
イベント通知画像に表示された初心者特典に気付いたプレイヤー達から、運営に自分達も欲しいとの要望が殺到するのだった。
『まことに申し訳無いのですが……』
「はいはい、課金アイテムとNEWWORLDの特典カード分の追加ですね?」
『お願いします。代金は売り上げから契約通りに支払いますので』
「はいはい、とりあえずの初心者特典を1万セットに課金とカード特典を5千セット用意して、追加を受注生産しますね?」
『はい、それで大丈夫です。ご迷惑をお掛け致しますが引き続きお願いします。それでは失礼します』
「は~い…… 運営さん達も大変だね」
「その原因の1つが何言ってんのよ」
運営との通信を切ったカナエに話しかけると、カナエは振り返らずに30㎝くらいのステッキを後ろに放り投げる。
「ちょっ!?」
「課金とカード特典のやつ、性能テストお願い」
「まったく…… しょうがないなぁ♪」
カナエが投げたステッキをキャッチした人物が嬉しそうに出ていく……
その後ろ姿をチラッと見たカナエは……
「うん…… 私もたいがいだけど……〝あのこ〟もたいがいだよね……」
カナエは呟きながら、自宅に増えた〝第3の趣味部屋〟を思い出す……
1つは、カナエのロボット関係。
2つ目は、ジノのヒーロー関係。
そして、新設された3つ目の部屋には…… 魔女っ娘や魔法少女に変身ヒロイン関係の物に占領されていた。
「そろそろヤバイから、今回の売り上げで増築したいかな…… ジノさんと相談しないと…… 今回はダメって言わないよね?」
初心者特典セットの量産をしながらも、カナエは頭の中で増築の計画を練っていた。
実は、双子の成長に合わせて一戸建て住宅に移り住んでいたのだが……
前にも……「庭にプールを作って、地下にロボットを隠したい!」「却下」
ロボットアニメの様な基地化を狙うカナエの案は、ジノにより阻止されていた。
しかし、普通の住宅にはありえない天井の高い地下ガレージから、スパイダーに乗ってカナエが現れる姿に……
ご近所からは、ロボット基地と呼ばれているのだった。
次は…… イベント開始かな?
ブックマークに誤字脱字報告と、この下の広告の下にある評価の★付けといいねも…… お願いします。
後……
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