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カナエ、始めてのダンジョン!〔突入! 死霊都市… 第1蒼人発見!?〕

やっぱり、戦闘描写むずいです!




みなさんが、上級聖水を分けるついでに…… 回復アイテムも出す。


「これも、どうぞ」


中級HP回復ポーション×500本、中級状態回復ポーション×300本、中級MP回復ポーション×300本を列べる。


「えっ、中級HP回復ポーション!?」


「こんなに!?」


「こっちは、状態回復!?」


「MP回復ポーションまで在るぞ!」


「カナエちゃん! 良いの? 売れば…… 今なら全部高額なアイテムよ!?」


「えっ、そうなんですか?」


私は…… 結構簡単に作れるけど?


ストレージには、上級と各階級の合成ポーションも…… 1000本づつくらい在るけど?


「ここまでして貰ったら、頑張らないとな!」


「そうだね♪ 絶対にマップ…… 全部埋めてみせるよ」


「私達が先行して、モンスターを倒しましょう!」


「おう! 露払いは任せてくれ」


「私も、入口死守するわ❤」


「これで、楽にPKK…… 殺れるわ!」


「そ、それじゃあ、千鶴ちゃん、ミントス! 防衛は任せた! 第1、第2は突入するぞ!」


「気を付けてね!」


「私達が先行します!」


「頼む。第1パーティーは突入後、最深部に向かう!」


カインさん達が先行して都市に侵入する! ちょっと待ってから、私達も、千鶴さん達に手を振って門を潜った……


「思ったよりは瘴気が薄いな…… カイン達が浄化してくれたか?」


「ジノさん、どうする?」


「先ずは…… 大通りに出ようか? 都市なら、都市機能の中枢が在るはずだ。それを探そう!」


門の先は、路地裏みたいで…… しばらく歩くと広い道に出ました。


「大通りに出たか? 古代に地中に沈んだわりには…… 綺麗だな?」


「大通り広いですね! 幅が30㍍くらい在りますね…… 平らだし滑走路みたい?」


「確かに…… でも、古代から魔導科学が在るから、飛行機とか在るんじゃないか?」


「飛行機!? 遠い国に行ける?」


「どんな都市だったか、気になりますね♪」


「確かに気になるが…… 攻略が先だ。俺一人なら…… バトラーで突っ切るんだが…… 歩くか?」


「私、移動手段在りますよ? せっちゃんとリンちゃん達位なら乗れますね」


「じゃあ、デンライは走りで!」


「ひでぇよ! ジノさん!」


「冗談だ。後ろに乗れ。バトラー、【ビーグルモード】」


「じゃあ、私も! はうりんぐ、お願い♪」『ウォン!』


私も言葉に、【はうりんぐ】が一鳴きして、2㍍80㌢から3㍍50㌢くらいの三つ首の機械の狼に変わる…… 【合成魔導機獣化】の効果で、フェンリルのキメラ型機獣に変化可能なった【はうりんぐ】は、私に甘える様に顔を擦り付けて来た♪


「よしよし♪ はうりんぐ、私達を運んで欲しいの。よろしくね♪」


「はうちゃん、乗せてくれるの? ありがとう♪」


「はうりんぐ、お願いします」


「「「ウォォゥン♪」」」


はうりんぐが、三つ顔で嬉しそうに、頷き吠える


「鋼のケルベロス! ヤバい…… か、カッケェー!」


「凄いな、そいつも眷族か?」


ジノさん達も褒めるので、はうりんぐも誇らしげだ!


「それじゃあ、最深部まで…… ツーリングと行きますか♪」


「「「「はい!」」」」「「「ウォン!」」」


ジノさん達が先行して走り出す!


大通りを最深部に向かい爆走する! 途中、アンデッドモンスター達が道を塞ぐが……


「デンライ、殺れ!」


「了解♪」


デンライさんが、ハンドルの前に立つ!


「邪魔だ!」


デンライさんが大剣を振り回すと…… アンデッドがバラバラに!?


(斬撃、飛ばしてる?)


「ゴースト系だ。上にも気を付けろ!」


「はうりんぐ! お願い! リンちゃん達は聖水撒いて!」


「「「ウォン!」」」「「はい!」」


はうりんぐが左右の顔から魔弾を放ち、ゴーストを撃ち落とす!


カナエ達が聖水で浄化しながら、大通りを走ると……


「ま、待って! 待って下さい! お願い! 話を聞いてくれ!」


「(後ろから声が聞こえる! 神眼発動……!? マーカー青の蒼人(プレイヤー)さんだ!)ジノさん! 後ろから、蒼人(プレイヤー)さんが追って来ます!」


「何? 止まるぞ…… 警戒してくれ」


みんな頷き、警戒して止まる……


「やった! 止まってくれた! あんた達、プレイヤーだろ? 出口教えて下さい! お願いします!」


「うん? どう言う事だ?」


「俺は【ラズリ】…… 魔族プレイヤーだ。実は、スタートがここで…… ずっと、出れなかったんだ!」


ラズリちゃんは……


ゲーム開始から、ずっと古代都市を一人でさまよい続けて居たらしいです。


ちなみに、ラズリちゃんは女性でした。リアルでも女性との事で、言葉使いは…… 男所帯の環境で育ち、気付いたら男言葉になってたらしいです。


見た目は…… 170位在る長身の童顔グラマー美女…… 羨ましい!


「俺達は最深部目指してる。情報は無いか?」


「最深部? たぶん、ボスエリアか?」


「知ってるの?」


「自力で出口探した時に見つけた…… 死に戻ったけど」


「復活場所は?」


「廃墟だけど教会が在る。唯一のセーフティエリア」


「ボスは、なんだ?」


「作業用のロボットが3台。10㍍くらいの」


「場所は?」


「この先で…… 倉庫みたいな大きい建物が並んでる奥の、一番デカイ建物の中」


「作業ロボットに倉庫…… ここは工業都市?」


「とりあえず、行くしかないか…… ラズリはどうする?」


「俺?」


「パーティーに空きが在る。俺達と行くか? 脱出するなら…… 仲間に連絡して、出口まで送るぞ?」


「俺は…… 付いてく! ボスにリベンジしてやる!」


「よし! 行くぞ!」


ラズリちゃんの案内で、ボスの居る倉庫を目指す事にした。


「そう言えば、ラズリは…… どんな戦闘スタイル?」


「俺は、種族特性で魔法職だな…… 後衛型だ」


「じゃあ、前戦は俺とバトラー、デンライで…… 真ん中にカナエちゃん達、後衛はラズリな?」


「了解」「はい」「はい、がんばります!」「任せろ!」


サポートユニット達も、頷いてる…… 目的の一番大きな倉庫に着いたので、はうりんぐを戻し、はくとこくを装備! 倉庫に入ると……


「この先に作業ロボット達が居る…… 前は、ほぼ瞬殺で情報が無い。悪いな」


「気にするな。機械なら…… 電気系が効くか?」


「後、水ですかね?」


「まあ、やり合えば解るさ!」


「準備は、いいか?」


ジノの言葉に、カナエ達が頷く。


「さぁ、ボスの顔を拝みに……」『見つけた』


「「「「「「!?」」」」」」


カナエの足元に魔法陣が現れた!?


「カナエ様!」「えっ!?」


せっちゃんが魔法陣に飛び込んだ瞬間!? カナエとせっちゃんは、魔法陣で転送された……




次は… ボス戦?


ご意見、ご感想をお待ちします


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