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新世界で… 妖精少女は、ロボットを夢見る【本編は…… 一応、完結しましたが! 外伝、始めました♪】  作者: チキンとり
外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
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モナ、師匠達にダメ出しされ…… 溺愛される?


何時も、誤字脱字報告ありがとうございます。


2度目のワクチンも終りましたが……


左腕の筋肉痛と微熱が出てしんどかったです。


アルファポリスの方に出す為に修正しながら、ちょっと更新しますね。


アルファポリスに更新する時に、ちょっと追加修正している場合もあるので……


良ければ、そちらの方も見て下さい。




「これもだな…… 仕方無いとは言え、ならし無しで急なパワー全開で、エネルギー系統が焼き付いてやがる」


「それで緊急停止したんですね?」


「ええ…… モナ、今回はしょうがないとは言え…… 自分達の母艦を作る時には、補助の補助と何重にも安全装置をセットするのよ」


「はい……」


地下世界から大地の切れ目を突き破り、地上に出たモナ達だったが……


動力部の緊急停止により墜落寸前だったのだが、超巨大戦艦モードの【フェアリーガーデン】に回収されたのだった。


「今回は、モナの責任では無いけどなぁ…… 運が無かったが、優秀な機神や母艦は狙われやすいから…… 今後も気を付けな」


フェアリーガーデン内のドッグにて……


「後は…… エネルギー系統の調節バルブの点検後、エンジンの試験起動だな」


緊急停止した【フリーアーク】の配電盤等を交換しながら、エミリーとエナにモナはダメ出しをされていた。


「だけどまぁ……」「ええ……」


「?」


「「モナ」」


「は、はい!?」


「よくやった」「たいへんがんばりましたね」


そう言って、エミリーとエナは、モナの頭を撫でるのだった。


 ・

 ・

 ・


「ここに来ての地獄勢力の地上に出没か…… 悪魔系モンスターも活性化するのかしら?」


「どうだろうなぁ…… 地獄は地獄で、戦国時代の様に覇権争いが激しいらしいが……」


「一応…… 神の末席だから、魔の最高神様の神域の地獄に行った事が無いですからねぇ…… 地獄って、どんな感じなんでしょう?」


「一部の極悪プレイヤー等は、死に戻りの時に地獄落ちするらしいが…… 悪魔系やアンデッド系のプレイヤー達が国を作って大戦しているらしい」


「では、カノンとカンナ、モナちゃん達にが遭遇した艦隊は…… 地獄の国の軍隊?」


「そうなると…… 時期的に、地上から戦力になりそうなモンスターや人員の確保…… その辺りが狙いかも知れないね」


「希望者ならまだしも…… 地獄の戦火が地上を焼くのは御免被るよね?」


「一応、神々とGMに報告するかぁ…… しかし、カノンとカンナは出会った頃の君を思い出す程に、巻き込まれやすいね?」


「私は、どちらかと言えば、モナちゃんの方が巻き込まれ体質だと思うわ…… あの子達、モナちゃんに無理言って困らせてないかしら?」


「そう言いながら…… モナちゃんに大型の可変機神とか送り付けていたよね?」


「アレは…… 孫弟子へのプレゼントです!」


「そう言いながら、改良後の映像をフェアリエ達に撮らせていたよね…… 本人に許可を取らない撮影は犯罪だよ」


「直ぐに許可をもらって来ます!」


夫の破壊神(ジノ)の言葉に、部屋を飛び出す混沌神(カナエ)だった。


 ・

 ・

 ・


「と、言う訳で…… この映像データと今後の機神等の撮影許可を下さい!! もちろん、個人のコレクションとして…… 他者には絶対に渡しませんから!!」


「え、え~っと…… 開発の時に、この場所をお借りしたりしてますから…… その…… あの…… と、とりあえず…… 普通にお話したいです……」


フリーアークの修理の休憩中だったモナに…… 床の装甲に土下座で額を擦り付けて頼み込む混沌神(カナエ)の姿があった。


「前の時に約束しましたから…… 混沌神様が見る分には良いですよ」


「本当ですか!?」


「は、はい! あっ…… だ、だけど、私は撮らないで下さいね」


「モナちゃんを撮すのはダメですか?」


「あの…… その…… は、恥ずかしいので…… ごめんなさい」


「(もう~! 可愛い過ぎる!!…… そうだ♪)モナちゃんは現実(リアル)の方で新世界(こっち)の物で居たらなぁ~って、物は無い?」


「えっ? も、もの? 居たらなぁ…… ですか? それなら……」


モナの言葉を聞いた混沌神(カナエ)は……


「(よし! それなら用意出来そう♪)ありがとう。モナちゃん……(楽しみにしててね♪)」


モナにお礼を言った混沌神(カナエ)は…… 優し気に微笑みながらモナの頭を撫でた。


「じゃあ、私からのお詫びとして…… モナちゃん専用のスパイダー達に特別パーツを作りましょうか?」


「えっ…… ほ、本当ですか!?」


「ええ、私自身が作ると問題になるかもだから…… エミリーとエナ達に頼みに行きましょう」


「はい!」


ものすごく嬉しそうなモナを連れて、混沌神(カナエ)はエミリーとエナに会いに急ぐのだった。


 ・

 ・

 ・


 ~ 数日後…… ~


「ね…… ねぇ! ちょっと、お願い早く来て!」


「お母さん? どうした…… の!?」


「あなた宛に大きな荷物が来たんだけど……」


『〝此方〟では…… 始めまして、マスターモナ』


『『『『『はじめまして♪』』』』』


モナの現実(リアル)の自宅に…… ミニマザーを始めとしたミニダーズ達が現れた。


「な、なんで…… あっ!」


モナの頭にあの時の会話が浮かぶ……


「それなら…… ミニダーズが居て欲しいですね」


あの時…… モナは、混沌神(カナエ)にそう答えた。


その後で、特別パーツを口実に集めたデータを元にして……


新世界の運営が売り出してる介護用スパイダーの技術を応用したお掃除ロボを、原寸大のミニダーズ達を作り……


現実(リアル)のモナに贈ったのだった(無論、製作費、送料等の負担は混沌神(カナエ)持ちで)。


「ありがとう…… 混沌神様」


モナは、自分の頭に浮かぶ…… 照れ臭そうに微笑むお姉さんの様な混沌神(カナエ)に感謝するのだった。


 ・

 ・

 ・


「へっくち!」


同時刻に…… 新世界でカナエはくしゃみをしたのだった。




次は、モナ達の今後について…… かな?


ご意見、ご感想とレビューをお待ちしています。


後……


ブックマークに誤字脱字報告と、この下の広告の下にある評価の星付けも…… お願いします。



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― 新着の感想 ―
[一言]  別のゲームへ出張しとったカナエが帰還してる!? >左腕の筋肉痛と微熱が出てしんどかったです。  こっちは微熱じゃなくて38度を越えた熱にやられて1日ダウンしとりましたわい。  ついで…
[気になる点] コロナも色々やって鎮火していく物だし( ´-ω-)まだまだ先が長いのなんの( ´-ω-)y‐┛~~ [一言] まあそろそろ迎えが来るとは思ったがやっぱりカナエ達か( ; ゜Д゜) ここ…
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