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新世界で… 妖精少女は、ロボットを夢見る【本編は…… 一応、完結しましたが! 外伝、始めました♪】  作者: チキンとり
外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
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白銀の方舟フリーアークの真価!? モナ達、初の艦隊戦…… 地下世界からの脱出!


何時も、誤字脱字報告ありがとうございます。


ワクチンの副作用か…… 倦怠感と指などの関節痛に悩まれて……


更新が不定期に……


すみませんm(_ _)m




「ミサイル、次が来るよ!」


「迎撃レーザー起動! カノン君、火器管制をお願い!」


「了解!」


「モナちゃん! あそこ、フリーアークの上空に大地の切れ目があるよ!」


迫り来るミサイルをレーザーで迎撃するカノン。その時にカンナが、太古の邪神機が落ちた大地の切れ目を見付けた。


「あの間隔…… このままだと通れない」


このまま地形に水平のまま浮上するには…… 大地の切れ目は、狭すぎた……


「船首を上げるには、攻撃が激しすぎる」


飛来するミサイルの数が増える。


「敵は…… ドワーフ国?」


「いや、アレは…… 悪魔達だ!」


「地獄の蓋が開いたの!?」


モナ達が乗るフリーアークに迫る艦隊は…… 禍々しい髑髏などの生態的なフォルムと機械が一体化した様な、地獄の種族達の戦艦だった。


「地上への景気付けで…… 噂の邪神機達でLv上げする気だったが、中々に高性能そうな戦艦が出て来たじゃない…… 野郎供! 叩き落として、あの艦をいただくよ!」


フリーアークに攻撃する艦隊の中…… 一番大型の戦艦のブリッチで、指揮官の女性悪魔プレイヤーが不敵に笑う。


「ミサイルで誘導しつつ…… 主砲で島に落とすよ! 間違っても、マグマの海に落とすんじゃないよ!」


女性悪魔プレイヤーの指示で、さらなるミサイルがフリーアークに降り注ぐ!


「きゃ~!」


「くっ! ミサイルの数が多すぎる…… 迎撃が間に合わない!?」


「この感じは…… 誘導されてる!? 前方にバリアをフル展開して! 主砲が来るよ!!」


「「「きゃ~!!」」」


ユキの言葉に反応したモナが、フリーアークの前方にバリアを展開した瞬間!?


敵艦隊の主砲からの一斉射が、フリーアークを襲う!


「このままだと…… バリアがもたない……」


フリーアークの船体データを見ながら、モナは賭けに出る!


「ドラゴンウイング展開! フリーアーク、羽ばたけぇ~!!」


フリーアークの船体から巨大な竜の翼が現れると…… マグマの海に急降下を開始した!


「モナちゃん!?」「墜ちてる~!?」「みんな、掴まって!」


マグマの海に向かって急降下しながら、モナがカノンに指示を出す。


「なんとかするから! カノン君、副砲でマグマを射って! 主砲の発射待機!」


「!? サブビーム砲発射!」


フリーアークから放たれたビームが、マグマの海を切り裂いて、フリーアークの道を作る!


「くっ!? 状況は?」


「マ、マグマの波が来ます!」


「緊急回避!!」


フリーアークのビームで切り裂かれたマグマは、波になって敵艦隊に迫り、敵艦隊が慌てて回避行動を取る。


「今だ! 上がれぇ~!!」


モナは、フリーアークの船首を90度まで上げると…… 大地の切れ目に飛び立つ!


「モ、モナちゃん……」


「ちょっ…… 狭い!?」


「ぶつかる!?」


「カノン君、主砲発射!」


「主砲、ビーム砲発射!!」


「回れぇ~!!」


モナがフリーアークをきりもみ回転させながら…… 大地の切れ目に飛び込んだ!


「な!?」


「これ…… どうなってるの?」


「たぶん…… フリーアークの艦内は、重力制御でGを感じないだ」


「それもなんだけど…… 何で、フリーアークの主砲ビームが大地を掘ってるの!?」


「船体を回転させる事で…… ビーム砲とバリアの一部をドリルの様にしたんだと思う。たぶん…… それで、フリーアークの当たる部分の大地だけを削り取ってるんだ」


その光景を見て、敵艦隊の司令官の女性悪魔プレイヤーが指示を飛ばす!


「に、逃げる気か! ミサイルでも砲撃でも何でも良い! あの船を足を止めろ!!」


敵艦隊からの攻撃が激しさを増すが……


「こ、これは…… ダメです! あの船が砕いた大地の欠片でミサイルは誘爆、主砲は…… その欠片がマグマに落ちた時の飛沫の影響で、照準が定まりません!」


「チィ、これ以上は弾薬の無駄か…… 大地の欠片が止むまで後退するよ。あの欠片が止んだら島を調査し、あの船の情報を集めるよ! 絶対に手に入れてやる」


 ・

 ・

 ・


フリーアークで、大地の切れ目を掘り進むモナ達は……


「かなり進んだけど…… 追撃は?」


「来ないみたいだよ」


「どの道…… 此処まで来たら引き返せないけどね……」


「前方に光が…… 出口が近いよ!」


「フリーアーク…… つらぬけぇ~!!」


大地を削り取って…… フリーアークが大地の切れ目から飛び出す!


「やった! 空だ!」


「地上に戻って来た!」


フリーアークのブリッチで、モナ達が地上の姿に安堵するが……


ビー、ビー、ビー、フリーアークのブリッチに警報が鳴り響いた。


「な、なに?」


「これは……!? 動力部の出力が低下してる! このままだと……」


「「「「「このままだと……」」」」」


「墜落しちゃう!」


「「「「「!?」」」」」


「なんとかしないと……」


「さっきの戦闘で無理し過ぎた…… 全部の動力部に問題が発生してる…… 補助動力部の出力も低下中……」


「つ、つまり?」


バッチン! フリーアークのブリッチの照明が消える。


「今ので、動力部が完全に停止…… 後は墜ちるだけ……」


「「「「きゃ~!?」」」」


動力を失い…… フリーアークが自由落下を開始した瞬間……


「あれ…… フリーアークの全システムが停止したのに…… 落下のGが来ない?」


「ねぇ…… これって、浮いてない?」


「たぶん…… あの艦に誘導されてる……」


カノンが指差す方には…… フリーアークを超える巨大な戦艦が姿を現した。


「に、逃げる?」


「全システムが停止中…… 逃げるにも、この高さは…… ちょっと」


「まあ、なるようになるから…… おとなしく誘導されましょう」


年長者のユキの言葉に従い…… モナ達は、フリーアークごと誘導されて巨大な戦艦の中に入るのだった。




次は、モナ達を収容した巨大な戦艦の正体は!?…… かな?


ご意見、ご感想とレビューをお待ちしています。


後……


ブックマークに誤字脱字報告と、この下の広告の下にある評価の星付けも…… お願いします。



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― 新着の感想 ―
[一言] >ワクチンの副作用か…… 倦怠感と指などの関節痛に悩まれて  自分もまだ1回やっただけなんだけど、来ましたね。  こっちは微熱と注射を打たれた所と周辺の痛み。  2回目をやったら、その副作…
[気になる点] この御時世だけにワクチンは必須になってきたからな(ʘᗩʘ’) デカイ副作用じゃなくて良かったじゃん 乁 ˘ o ˘ ㄏ [一言] 戦艦飛ばしていきなり攻撃されるとは運が無いな(↼_↼)…
[一言] 浮遊都市とか巨大戦艦持っている最強の機神狂いが居たような・・・・・・・・
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