表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新世界で… 妖精少女は、ロボットを夢見る【本編は…… 一応、完結しましたが! 外伝、始めました♪】  作者: チキンとり
外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
371/467

新人生産プレイヤー【モナ】、はじめての生産へ♪ 指導員は…… あの人達!?


何時も、誤字脱字報告ありがとうございます。




「ここは…… ベッドの上?」


気絶状態になった私は…… 何処かの宿に運ばれた様です。


『気付いたか? 私の連れが申し訳ない』


4つ足とケモノミミと尻尾が生えた球体に、m(_ _)mの顔文字が浮かぶ。


「私は…… どうなったのですか?」


『あの後……』


駆け付けた衛兵により、あの子達と私を潰した影さんは、厳重注意を受けた後で……


『あの男は…… 他にも迷惑行為をしていた様でな…… 衛兵に連れて行かれたので、気絶状態の君を安全圏に連れて来たのだ』


「安全圏ですか?」


『うむ、此処はクラン……【トイボックス】のクランハウスの総合施設である【冒険屋】の宿の一室だ』


「宿屋ですか…… あっ、お金は!?」


『大丈夫だ。私は一応、トイボックスの所属で、あの子達の仮の保護者なのでなぁ。気にせずに休んで行きなさい』


「あ…… ありがとうございます……」


『何かあれば、メイドか執事等に声をかけるとよい』


部屋を後にする球体を見送ったモナは、手に持っていた物に気付いた。


「〝これ〟…… 混沌神様に貰ったポーチ…… 夢じゃないんだ……」


妖精のエンブレムプレートが煌めくウエストポーチを見て、モナの頭にあの妖精の様な混沌神の姿が浮かぶと……


瞼に口付けされた事も思い出して、モナの顔が真っ赤になって熱くなる顔を振りながら……


「何か入ってるのかな…… あれ? これって…… 収納アイテム!?」


カナエが渡したウエストポーチは……【フェアリー工房職人のウエストポーチ】と言う〝ストレージ付きのフェアリーガーデンのプラントへの通行アイテム〟だった。


「あれ? ペンダント……〝鍵〟?」


ウエストポーチの中には…… ペンダントの様な〝鎖の付いた鍵〟が入っていた。


「え~っと……【楽園見習いの工房の鍵】? このアクセサリーアイテムを持つ者に〝妖精の工房〟の扉が現れる…… 妖精の工房って?」


疑問に思いながら、モナがウエストポーチを装備して鍵の付いた鎖を首にかけると……


「えっ! 何!?」


突然、部屋の床が光ると…… 魔法陣が現れ、魔法陣の中には……


「魔法陣から…… 扉が…… 生えた!?」


急に現れた関係者以外立ち入り禁止と書かれた扉……


モナは、戸惑うが……


「私は…… 関係者じゃないんだけど…… この鍵を返さないと…… いけないのかな?」


鍵を返そうと考えて、扉を開ける事にした。


「せえ~の! えっ…… ちょっと待っ!?」


扉を開けた瞬間に!?


モナの身体に〝糸〟が巻き付き、モナを扉の中に引っ張り込むと…… 扉は、静かに閉まり消えるのだった。


 ・

 ・

 ・


「フグゥ!! フム~!…… フゴフゴ!?」


糸で簀巻きに状態のモナが見たのは……


「こいつが…… 主の言っていた〝見習い〟か?」


「姉さん…… まったく、乱暴なんですから…… こうなっては仕方無いですね。皆さん、お願いします」


セーラー服に白衣を羽織った少女と、作業着の〝つなぎ〟の開いたファスナーの隙間からゼッケンが見える女性……


そして、たくさんのメイドさん達が居た。


「フゴ!?(何? この人達は…… 私をどうするの!?)」


メイド達に引き摺られながら…… モナは、〝ある物〟に気付いた。


「フグゥ!?(〝あれ〟は……【スパイダー】さん!?)」


それは、暴漢から母と自分を助けてくれた【スパイダー】だった。


「さあ、皆さん! 新たなフェアリー工房〝見習いちゃん〟に、相応しい〝衣裳〟を用意しましょう♪」


「「「「「はい♪」」」」」


メイド達に引き摺られ、モナがある一室に入ると扉が閉じられた……


 ・

 ・

 ・


 ~ 数時間後…… ~


「はい♪ これで…… あなたも、フェアリー工房の一員よ♪」


「これは……」


モナの姿は…… フェアリー工房の〝作業着姿〟になっていた。


【プレイヤー名】


【モナ】


【種族 人種族Lv1】


【称号 ???に導かれた者】

【称号 フェアリー工房の見習い】

【加護 ???の加護】


【ジョブ 旅人Lv1 サブジョブ なし】


 HP 120

 MP 80


 力   B

 体力  C

 知力  A+

 精神  A

 魔力  C

 素早さ B

 魅力  B 

 運   A 


【EXスキル】 


【技術者の叡智】


【ユニークスキル】


【手先が器用】

【絵心】

【魔力回路生成】


【スキル】


【創り手Lv1】

【解析の神眼(左目)Lv1】

【錬金術Lv1】

【刻印術Lv1】

【メンテナンスLv1】

【全属性魔法Lv1】


【装備】


 アバターアクセサリー

【犬〔黒柴(垂れ耳)〕】

 頭

【フェアリー工房の保護ゴーグル】

 体1

【ぜっけん付き旧型スクール水着〔白〕】

 体2

【フェアリー工房の作業つなぎ〔ブラウン〕】

 体3

【フェアリー工房のジャンパー〔カーキ〕】

 腕

【フェアリー工房作業グローブ〔ダークブラウン〕】

 脚

【フェアリー工房安全ブーツ〔ブラック〕】

 アクセサリー0

【フェアリー工房の鍵(特殊装備)】

 アクセサリー1

【フェアリー工房のストレージ付きウエストポーチ】

 アクセサリー2

【なし】

 アクセサリー3

【なし】


【武装】


 メイン

【フェアリー工房のマルチ工具】


 サブ

【なし】


【ボーナス補正】


【称号 加護 ボーナス】


【フェアリーガーデン関係の好感度中アップ】

【フェアリー工房での買い物割引おまけ付き】

【魔法効果小アップ(時々…… 何が起きるかも?)】

【生産成功率中アップ】

【錬金術成功率中アップ】

【付与成功率中アップ】

【ダメージ15%カット】


【コスチュームボーナス】


【フェアリー工房での生産力中アップ】

【生産中のダメージカット】

【全属性耐性B】

【水中適性A】

【存在隠蔽A】

【一部の存在に魅力大幅アップ】

【消音A】

【形状変化】

【瞬間換装】

【耐久値自動回復B】

【サイズ自動修正】

【魔力障壁B】 

【自動修復B】

【ストレージ】


【武装 ボーナス】


【生産力中アップ】

【素材アイテムの品質小アップ】 

【メンテナンスカートリッジ〔修復魔法×12を装填した専用カートリッジをセットして、武器防具の戦闘中の耐久値を大幅に回復し、武器防具の破壊を回避する〕】 

【自動修復B】


 ・

 ・

 ・


メイド達により、モナの装備は一新されたのだった。


「「「「「素晴らしく、お似合いですよ♪」」」」」


「え~っと…… 何で、下着が水着なんですか?」


「我等の主の装備品にならい、インナーは水着にしました」


「主さんと一緒ですか……」


「お~い、見習いの用意はできたか?」


メイドに水着の事を確認していたら、セーラー服に白衣を羽織った少女と作業つなぎの女性が来た。


「先ずは…… 自己紹介か? 私はエミリー。ここの機械系と武器防具の生産整備班の班長だ」


「私はエナ。エミリー姉さんの妹で、生産整備班の副長をしています」


「姉妹だったんですか…… 私は、モナですけど…… 何で、いろいろしてくれるんですか?」


「私達の主が〝混沌神〟だからだ」


「混沌神様の?」


「今は難しく考えなくていい。モナ、この新世界で〝何がしたい〟?」


「私…… 私は…… あの時のスパイダーさんみたいな人を助ける機械を作りたいです!」


「「ようこそ、妖精の楽園へ」」


「えっ!? スパイダーさんがいっぱい…… すごい……」


「さあ、先ずは…… 何を作る?」


エミリーの問いに、モナの頭に〝ある物〟がよぎる……


「私…… 私のスパイダーさんを作りたいです!」


モナの頭によぎった物…… それは、現実世界のモナの部屋のスパイダーのぬいぐるみ達だった。


「あの子達を作りたい!」


こうして…… フェアリーガーデン生産系最強姉妹の下で、モナのはじめての生産が始まるのだった。




次は、モナ、はじめての戦闘…… かな?


ご意見、ご感想とレビューをお待ちしています。


後……


ブックマークに誤字脱字報告と、この下の広告の下にある評価の星付けも…… お願いします。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] なるほど三人揃って三博士(ノッ○リ、セ○シ、モリ○リ)と言うわけかΣ(-∀-;) 最初に作るのは今週のビックリド○キリメカかΣ(゜Д゜ υ)
[一言] 最強の魔改造が・・・・・・・・・・
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ