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新世界で… 妖精少女は、ロボットを夢見る【本編は…… 一応、完結しましたが! 外伝、始めました♪】  作者: チキンとり
最終章 妖精少女の夢は月光に…… 新世界を優しく煌めき照らす編
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〔クリスマス閑話〕パパは、仮面ヒーローなサンタさんで破壊神?


メリークリスマスです♪


と、言う訳で…… カナエとジノの子供達が4歳頃のクリスマスの閑話をどうぞ♪




 ~ カナエとジノに双子が生まれた4年目のクリスマス数日前…… ~


「サンタさんに、何のプレゼントをお願いするの?」


「ぼくねぇ…… ママのおへやにかざられてるロボットをおねがいする♪」


「あたしも♪」


「えっ!?〝アレ〟はねぇ…… え~と……」


双子の言葉に、カナエは困った。カナエの部屋に飾られてる〝ロボット〟とは、新世界のキャンペーン企画で作られた〝DXフェアリーガーデンシリーズ〟で……


この時は、まだ非売品であったのだ。


「ちょっと用事を思い出した……」


家を出たジノは、電話をかけるのだった……


 ・

 ・

 ・


 ~ とあるPKクランのアジト ~


「おめぇ達…… 準備はできてんだろうな?」


「ああ…… 準備万端よ!」


「新世界にクリスマスは…… 無用!」


「カップルやお子様の血で…… ホワイトクリスマスをブラッディークリスマスに変えてやるのだ!!」


黒いサンタの服装をしたPKプレイヤーが集まり…… 今まさに、新世界のクリスマスイベントを襲撃しようとしていたが……


『じんぐ~るベル♪ じんぐ~るベル♪』


「何だてめぇは!?」


黒いサンタの中に〝白いサンタ〟が現れる…… 突然現れた白サンタに黒サンタの一人が殴りかかったが!?


「ただの通りすがりのサンタだ…… 変身!」


『じんぐるベ~ル♪ じんぐるベ~ル♪ フォームチェンジ! デ・ス・ト・ロ・イ…… サンタバージョン♪』


殴りかかった黒サンタの拳を掴み、白サンタが〝変身〟をした。


「てめぇは! 仮面のヒーぐふ!?」


拳を掴んだままの黒サンタを蹴り飛ばし、仮面の白サンタが構える。


「さあ…… 貴様等、(俺の子供達の)プレゼントになりなぁ」


 ・

 ・

 ・


「まったく…… 毎回毎回、カップル関係のイベント時期になると変なPKプレイヤー達が増えて困るのよねぇ…… 普段は普通なプレイヤーなのに、まるでゴキみたい様ねぇ?」


「まあまあ、PKプレイも禁止していないからね。ある程度は仕方がないけど…… イベントの妨害行為はちょっと困るねぇ」


「今回も、ジノさんが事前にアジト潰しをしてくれたから、おかげで助かったわ」


「特別報酬の為にねぇ…… そう言えば、超○金DXキャンペーンのリクエストが多いんだけど…… どうする?」


「〝ソレ〟なんだけど…… キャンペーンの時に協力してくれた玩具企業からグッズ展開の誘いが来てるのよねぇ。悪い話じゃないし、カナエちゃんにお金が入るから…… グッズ展開しちゃう?」


「カナエちゃん達プレイヤーに迷惑にならない様に、ちゃんとした計画にして契約する様にね?」


「解ってるって」


 ・

 ・

 ・


こうして…… クリスマスの日には、カナエの子供達に超○金でDXな完全変形するフェアリーガーデンシリーズの玩具が……〝3人〟の枕元に置かれたのだった。


そして……


「ぎゃあ!?」


「来たー!〝仮面サンタブラッディー〟だ!!」


白いサンタ服をPKの返り血で〝真っ赤に染めた〟仮面のサンタが……


クリスマスイベント終了まで、PKプレイヤー達を破壊し尽くすのだった。




外伝は、まだちょっとお待ち下さい。



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― 新着の感想 ―
[一言] 去年もやったネタだけど(ーー;アレから4年後だから計四回も仮面のヒーローサンタ(血まみれ)が出現したのかΣ( ̄ロ ̄lll) それでも懲りないのがモテない男のサガか(。-ω-)
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