表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新世界で… 妖精少女は、ロボットを夢見る【本編は…… 一応、完結しましたが! 外伝、始めました♪】  作者: チキンとり
第12章 夢をほぼ叶えし混沌神な女神妖精は…… 新たなユメを見る!?編
319/467

ユメ、神々に正体がバレる!? コスプレイヤーユメの限界?


何時も、誤字脱字報告ありがとうございます。




カナエの姿で、世界樹と神獣の玉子の様子を見に行ったら……


「つ・か・ま・え~た♪」「「たぁ♪」」


後ろから、光の最高神に抱き付かれ…… 両足には、そのお子さんの双子神が抱き付いた。


「お姉様にお姉様と子供達が…… ここは楽園かしら♪」


前と後ろから抱き付かれた私に、元闇の眷属神が悶える。


「いや、ちょっと、助けてよ」


「ダメ~♪ 聞いたわよ?〝もう一人〟の身体を獲たの♪」「「の♪」」


「ちょっ、誰から……は、聞かなくっても解りました」


光の最高神と双子神を相手するカナエに、手を振る麗華が…… 世界樹の前で、イスとテーブルを用意し…… お茶をしていた。


妖精神と精霊神に他の最高神達も、一緒でした。


「いくら、この新世界の神様にとは言え…… 個人情報を漏らすのは、酷いですよ」


「我等は、最初から気付いて居ったぞ?」


「えっ!?」


「加護を与えていない者から、私達の加護の感覚がするのよ?」


「しかも、この地に出入りしていたら…… 誰でも気付くじゃろ?」


「それに…… 天使と精霊が混ざり合っていても人種族の少女から、微かに〝神〟を感じたからね」


どうやら…… アバターチェンジしても、神々にはバレバレの様です。


「でね♪ 私達に〝もう一人〟の貴女を見せて欲しいの♪」「「の~♪」」


カナエを抱きしめたまま、光の最高神と双子神がねだる。


「はぁ…… 解りましたから、離れて下さい……(ユメにアバターチェンジ!)この姿では、初めまして……〝ユメ〟です」


「「「「おお……」」」」


「これは……」


「うん、別人だけど可愛いわね」


「別人だけど、体型は…… おっぱいが小さい?」


「きゃん…… ちょっと、揉まないで下さい! 身長に合わせて、平均体型にしましたから……」


光の最高神に胸を揉まれり…… 神々にじっくりと見られて、ユメはウンザリして来た……


「そんなに見たいのなら、魅せて上げましょう! ご自分達の〝姿〟を!」


『チェンジモード! 光を司る最高の〝一柱〟、その光で全てを照らす。その名は【光の最高神】』


「「「「「!?」」」」」


「えっ!? 小さい……〝私〟?」


「これは…… 光と同じ〝神気〟だと!?」


「光の最高神を幼くした感じね…… 不思議だわ」


「うむ…… 神々の争いより前の時代を思い出すな……」


「小さいお姉様!」


「きゃ!?」


『エ、エ、エ、エラー! モード解除!』


元闇の眷属神に抱き付かれた瞬間に、コスプレが解除されてしまいました。


「ユメさんに戻ってしまいました……」


「コスプレで最高神様達になりきるのは、無理みたいだね……」


「フム…… 一時的にとは言え…… 最高神と同じ気配を発するとは……」


「スキルと言うより…… 身体の問題かしらね? 人種族の身体が神の力を纏い切れなかったのね」


「身体の問題ですか?」


「人種族の身体では、身体の中に神気などの力を取り組む能力が低いからな…… 身体の親和性で言えば…… 聖人族、魔族、妖精、精霊などがいるが…… それの中でも、我等全ての力を取り込めるのは…… 一部の妖精と精霊だけだな」


「妖精と精霊……」


「それよりも…… 身体は…… 大丈夫なの?」


「えっ? 痛!? いたたたたた……! 何で!?」


「人の身で神気を内包した代償だな…… 治療するから…… 離してやれ」


「え~」


不満気な元闇の眷属神から解放されて、光と水の最高神に治療を受けた。


「これに懲りたら、人の身で我等になるは控える事だな」


「でも…… 可愛いかったわ~♪」「「わ~♪」」


「確かに、ちょっと残念よね…… 自分の幼い姿を見る事が出来て、しかも触れるんだもの……」


「生まれ変わったばかりのわしは、変わらないだろうが…… 自分の写し身に触れるチャンスだからの……」


女神の最高神様達は、少し残念そうにユメを見る。


「僕も、僕にユメがコスプレしたら、どうなるか?見たかったな…… ひょっとしたら、女の子の僕になったかもね?」


「あら? それは確かに…… 面白いかもね♪」


「おいおい……」


「勘弁してくれ……」


風の最高神以外の男性神は、乗る気では無い様です。


「スキル無しで……〝なりきりセット〟を装備するならば、大丈夫じゃない?」


「それだと…… 神々の格好をした私になるだけでしたよ」


「それは残念♪ 女性の闇や火を見て見たかったわ」


「女神の自分か? 想像出来んな……」


「どちらにしても、ユメの時も可愛いのは変わらなかったから寵愛しちゃう……と、旦那さんに悪いから加護を与えるわ♪」


「私の加護も上げるから、何時か私のコスプレしてね♪」


「あっ、わしも♪」


「僕も、お願い♪」


「俺もやるから、コスプレは勘弁してくれよ」


「ワシは、その身体も全ての魔法属性を持っているからの…… 加護を与えるとしよう」


「光が与えるならば、私も与えるとしよう」


「精霊が混ざるならば、ワシの眷属でもあるな…… 加護を与えても良いだろ?」


「なら、魂がカナエちゃんと同じなんだから、私が加護を与えても良いよね?」


こうして…… ユメも神々の加護を獲ました。


「でも、最高神様達のコスプレ…… 副作用があるとは言え、一時的には出来たよね?」


(なら……〝あのスキル〟と併用したら…… 神々にコスプレ…… 出来るかな?)


ユメの姿のまま、最高神達とお茶をし……


ユメは、新たなコスプレの可能性を考えるのだった。




次は…… マコ達、レアザコに逢う…… かな?


ご意見、ご感想とレビューをお待ちしています。


後……


誤字脱字報告と評価の星付けも、お願いします。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ゲームで言えばサブアカだが神々からしたら依り代(別の体)だけにその身が持たないのは必然か( -д-) 元々混沌神なのに他の最高神の加護盛りだくさんなんて下手な勇者より神に愛されてるなΣ(゜…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ