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戦艦に座る魔王幼女は…… 女帝の魔王軍を駆逐する!? カナエ、ちょっとだけ…… 威圧して見た♪


何時も、誤字脱字報告ありがとうございます。


総合評価が…… 2000いきました♪


ありがとうございます!




『コマンダーマコの乗船を確認…… アース〝ヤマト〟出航! 目標敵勢力を…… 駆逐します』


ドゴ~ン!!!

「チィイィ!」


軍司令官の軍服姿のマコが座ると…… 特殊万能車椅子【アース】が強化武装ユニットと変形合体したミニ戦艦〝ヤマト〟の主砲が……


女帝の魔王ベリアナに向かい、火を吹いた!


「直撃…… かな?」


「どうかしら…… 仮にも〝魔王〟…… まだ終わらないと思うわ……」


カナエとミントスが、砲撃の着弾で上がった爆風と土煙を見ていると……


「やってくれたじゃない……」


土煙の中から、多少……〝焦げた〟女帝の魔王ベリアナが現れる!?


「へぇ…… さすが魔王ねぇ…… マコちゃん!」


「あーくん! がんばるよ!!」


『目標敵勢力の存在を確認…… 追撃を開始……』


ミニ戦艦の主砲が第二波を放つ!


「今度は…… 上手くやる!」


ドゴ~ン!!!

「な!?」


〝神眼〟を使い着弾の瞬間を見ていたカナエが、思わず声を上げた!


「どうしたの?」


「着弾する寸前で…… 魔王が砲弾を叩き落として…… 直撃を避けた!?」


「だいたいのタイミングは…… 掴めたかしら?」


ヒュンヒュンと騎手が鞭を振るう様…… 警棒形状の武器を振る女帝の魔王。


その余波で…… 回りの地面が削り取られて、ミニヤマトの砲撃で上がった土煙や瓦礫が吹き飛ばされる!?


「なるほど…… テイム確率が低いキング種モンスター達が従う訳ねぇ…… 力で捩じ伏せてテイムって、まるで番長ね」


「バトルしてテイム!…… 基本でしょ?」


「バトル系の少年マンガみたいな事を…… 実際の見た目は、モンスター虐待してるみたいよねぇ」


「アフターケアに失敗したら、後が大変になりそうなテイム方法ですね」


「たおしたら、おともだちなの?」


『マスターマコ…… その方法は、貴女には似合いません! 絶対に真似しないで下さい!』


「うん! マコは、なかよくしたいこを〝たたいたり〟しないよ」


『それでこそ、マコだ』


「マコさんならば、だいたいの方と〝お話〟すれば…… 大丈夫ですよ」


「うるさいわね! D○5も、ポケ○ンも、こうやってテイムしていたでしょうが!」


女帝の魔王ベリアナが地短打踏むと…… マコ達を睨む。


「もう頭にきた…… 行きなさい!〝怪王衆〟」


『レーダーに反応、迎撃します……』


カンカンカンカンカンカンカンカン……

マコに向かい飛んできた〝者〟に、ヤマトが機銃で迎撃すると…… 銃弾が金属に当たる音が激しく鳴る!?


『機銃での効果…… 無し。主砲…… 発射!』


ドゴ~ン!!!

機銃の弾丸を弾きながら飛来する者に、ヤマトの主砲が放たれたが……


「フム…… 容易ニハ、近付ケナイ様ダ……」


空中でヤマトの主砲の砲弾を受けた者が、砲撃の黒煙から姿を現す……


「重装備のゴブリン……〝王種(キング)〟かな?」


「フム…… 久方ブリニ呼バレテミレバ…… ソコノ小サキ者達ハ、何者ダ?」


女帝の魔王ベリアナの魔王軍モンスター達の〝王種(キング)系〟モンスター達が現れた!?


「ゴブリンの他にも、オークにオーガ…… リザードマン…… ミノタウロスにケンタウルスもいるわね」


「王種の見本市みたいですね」


他の女帝魔王軍モンスター達と、比べ物にならない装備を揃えた王種モンスター達の登場に……


「「「「「ウオォォォォォ!!!」」」」」


女帝魔王軍から雄叫びが上がる…… 自らの〝真の王達〟に対し歓喜の叫びを上げる姿をそのままに、それぞれの王種の元で陣形を整えて、顔付きが変わる!?


「どうやら…… ここからが本番の様ね?」


王種のユニークスキル〝鼓舞〟で、女帝魔王軍のモンスター達にステータス上昇を示す〝紅いオーラ〟が立ち上る!


「さあ!」


「蹂躙セヨ」


女帝の魔王ベリアナの合図に、王種(キング)モンスター達が命を下す…… 我前にいる敵を〝蹂躙せよ〟と……


「総員、一斉射撃! 後ろに通すなよ!」


マコの〝マスコットな魔王軍〟一斉に構えた小銃のトリガーを引くが……


「な!? 弾が…… 弾かれるだと!」


さっきまでは、多少なりと傷を与えていた弾丸が弾かれる!? 王種の鼓舞スキルで、女帝魔王軍モンスター達の身体は〝鋼の様〟に強化されてしまったのだ。


「くっ! グレネードだ! ありたけの爆薬で吹き飛ばせ!」


「だ、ダメです! 敵勢力の進行が止まりません!」


目の前の敵勢力が突然、対弾性の重装備歩兵と化し…… 流石のサンダラ軍曹が率いるマスコットな魔王軍も、数に押されて窮地に陥るが……


「カナおねえちゃん…… どうしよう……」


「王種のユニークスキル…… 強化(ブースト)されてる? 魔王のスキルかな? ならば! 私のスキルと王種達のユニークスキル、どちらが上か…… 勝負だよ!」


女帝魔王軍に対して…… カナエの威圧スキルが放たれると……


「な、に…… 身体の…… 身体の震えが止まらない!?」


「コ…… コノ威圧感ハ…… 何ダ……」


カナエの威圧スキルに、女帝の魔王ベリアナと王種のモンスター達が寒気を感じ震え出すと…… 最前線の女帝魔王軍モンスター達が泡を吹いて倒れ出した!?


「無効化するだけのつもり…… だったんだけどねぇ…… 私のスキルの方が上…… だったね……」


戦闘が止まった戦場で……


(ちょっと…… やり過ぎちゃったかな?)


自分のスキルの威力に…… 困惑するカナエだった。




次は、女帝の魔王との決着…… かな?


ご意見、ご感想とレビューをお待ちしています。


後……


誤字脱字報告と評価の星付けも、お願いします。



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― 新着の感想 ―
[一言] まあ、王と神じゃあ格がねぇ……。 ついでに、ボン太君達の攻撃が効かなかったとなれば、イベントが終わったら武装強化しないとねぇ。
[一言] おいおいΣ(゜Д゜ υ)子供の試合にお上(神)が睨みを効かしてどうする?!Σ(-∀-;)
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