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怪獣対ヒーロー!? 教祖の魔王の能力!!


何時も、誤字脱字報告ありがとうございます。




『ギャアァァァ!』


〝アンデッド〟化したPKリーダーが武器を振り上げて、カオス(ジノ)に迫る!


「さっきよりも…… 遅いな」


カオスは、アンデッドPKリーダーの攻撃を軽く避け、迫り来る他のアンデッドを殴り飛ばした!


「グッギャアァ…… ギャア?」


直ぐ様に、カオスに追撃をしようとしたアンデッドPKリーダーだが…… 振り下ろした武器が地面にめり込んで動かない!?


『初めて…… プレイヤーをアンデッド化したが…… 思考力が無いのか…… 本能で動く分…… モンスター達の方が使えるな……』


地面にめり込んだ武器を引き抜こうと、必死のアンデッドPKリーダーの腕が逆に抜ける様子に…… 教祖の魔王は、プレイヤーをアンデッド化する事をやめる事にした。


「数がウザいな…… 一気に焼き払うか?」


『O.K♪ マスター…… アンデッドの弱点を組み合わせるよ♪』


「ああ…… 邪悪な魔を祓う! 聖なる〝銀〟と」


『全ての焼き払う…… 浄化の〝炎〟♪』


カオスと【ベル】のかけ声で、カオスの身体から溢れ出した銀色の炎が…… アンデッド達を飲み込んだ!


『「シルバーフレイム!」』


銀色の炎を纏ったカオスが現れると…… 銀色の炎から逃れて、カオスに近付くアンデッドを殴った!


『ガアァ……』


カオスの攻撃を受けたアンデッドが発火!? アンデッドが銀色の炎に包まれて消滅した。


『銀色の炎…… 聖属性か…… ならば、強化するまで……〝黒衣魔装〟……』


教祖の魔王の足下から闇が伸びて、アンデッドを包む!?


闇を纏い黒くなってアンデッド達が、カオスに群がる!


「配下を強化したか…… なら、アンデッドの召喚主を倒すまでだ」


『ヌ……! させん……〝骨壁〟……』


アンデッド達を飛び越え、カオスが教祖の魔王に迫りが…… 教祖の魔王の足下から無数の骨が積み上げられた壁が現れた。


「何!?」


突然現れた骨の壁に、カオスがキックを放つ! が!?


『『『『『『カタカタカタカタカタカタ……』』』』』』


キックの威力で飛び散った骨が…… 集結して合体!? カオスの前に立ちはだかる!


「この壁…… スケルトン系モンスターの集合体か!?」


『我等が神に捧げし……〝供物〟達のなれの果て…… その骨身を味わうが良い……』


頭に角が生えた小鬼やオーガの様な人型モンスターから、大きな牙が付いた大型の犬科と猫科の肉食哺乳類に、巨大な恐竜系の骨格標本の様なスケルトン系モンスターが、カオスの前でその骨格をカタカタと鳴らす……


「たとえ…… 骨身になろうとも!」


『わたしとマスターの炎は、骨すら燃やし尽くす♪』


カオスに飛び掛かった猫科の大型モンスター骨格に、一撃!


瞬時に銀色の炎に包まれて、灰になる。


『やはり…… そのままでは、無理か……〝骨格合成〟……』


巨大な恐竜系モンスター骨格に、他のモンスター骨格が組合わさると……


『『『『『グオォオォォォォォン!!!』』』』』


巨大な5つの頭を持つ骨格怪獣が現れた!


『いかに仮面のヒーローとて…… この〝巨大骨格合成怪獣〟には勝てまい…… さあ…… お前のその巨大な足で、ヒーローを押し潰せ……』


「くっ!」


『『『『『グオォ!』』』』』


「意外に速いな……」


『『『『『グオォォォン!!!』』』』』


「な、まさかのブレス攻撃か!?」


カオスを押し潰そうとした巨大な骨の足を掻い潜り、避け続けるカオス。


中々、カオスを踏み潰せない巨大骨格合成怪獣が、イラ付いたのか? 毒の(ブレス)を吐いた!?


『これ! しまった…… 神について聞く前に…… 倒してしまったか……』


「誰を倒したって?」


『何!?』


毒の(ブレス)中から銀色の炎が竜巻になって立ち上ると…… 竜巻の中から巨人化したカオスが現れた!


「久しぶりだが…… この姿で戦わせてもらうぞ!」


『な…… 光の巨人だと……』


「他星系からは来てないけどな!」


巨人化したカオスが、巨大骨格合成怪獣に飛び蹴りを入れる!


『グオォオォォン!?』


『おのれ……〝幽体化〟……〝骨格憑依〟!』


カオスの飛び蹴りで倒れた巨大骨格合成怪獣に、幽体になった教祖の魔王が重なると…… 巨大骨格合成怪獣の姿が変わり、無数の骨が複数の蛇腹状の触手に変わる!


「スケルトン系以外のアンデッドモンスターも、取り込んだのか?」


『この(スキル)こそが…… 我、魔王としての(スキル)…… 受けるが良い……』


無数の蛇腹骨格の触手が、巨人化したカオスに迫る!


「来るぞ…… ベル!」


『O.K♪〝カオスガンブレーバー〟!』


ベルから巨人化したカオスに合わせた〝巨大なガンブレード〟が飛び出して、カオスに迫る骨格触手を切り裂いた!


『ヌ…… たかが剣1つで防ぎきれると…… 思うな……』


「防ぐ? 何を言ってるんだ。剣は、敵を叩き斬るもんだろ!」


『カオスガンブレーバー、〝展開(オープンアップ)〟♪』


ベルのかけ声に、カオスの持つガンブレードが〝展開〟して…… 分離した!


『な!? 剣が分かれて…… 飛ぶだと!?』


「さあ…… お前が神と崇める女神(カナエ)が鍛えた武器を食らいなぁ!!」


カオス(ジノ)の武装(ベル)も…… カナエの手によって〝強化改良〟がされたのだった。




次は、勇者対魔王に動きが…… かな?


ご意見、ご感想とレビューをお待ちしています。


後……


誤字脱字報告と評価の星付けも、お願いします。



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― 新着の感想 ―
[一言] う~む(  ̄- ̄)惜しいと言えば惜しいが怪獣になってしまうとロボVS怪獣戦になって結局、信仰対象の女神(カナエ)に倒される未来しか見えんぞ?(|| ゜Д゜) でも児童教育の映画撮影で怪獣役…
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