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古代超巨大戦艦攻略イベント イベント後の魔王幼女マコ


何時も、誤字脱字報告ありがとうございます。


イベント後のマコの様子と初夢のフラグをちょっと回収します。




「ここが…… マコのおへや?」


「ああ、好きに使っていいからな」


トイボックスのクランハウス【冒険屋】の別館で、元オーナーの家の現女子メンバー専用ハウスの一階に…… 魔王幼女マコとウーとエリ達いた。


あのエクストラステージをクリアした事で、難易度やさしいのサーバーは……


魔の最高神様が「残った穢れを祓う為に、偽りの邪神の姿にするでの。お主達の修練の場にするがよい」と、イベント期間はボスアタックし放題のボーナスステージに変わり……


何度か挑む内に、ユキと仲良くなったマコをカナエの薦めもあり、エン達がクランに誘ったのだ。


「でも…… マコがいても…… だいじょぶなの?」


「良いお部屋なのですが……」


『うむ、あの性悪勇者の様な輩が出ぬか?』


「その事なんだけど……」


「「『?』」」


 ・

 ・

 ・


『何だ!? 此処は……』


「すごい! おしろだ♪」


「なんて…… 立派なお城なのでしょう」


マコの部屋に設置された【隠し転移陣】で、マコ達が転移した先は……


「どう? 気にいった?」


「えっ!? カナおねぇちゃん?」


カナエのダンジョン内のあの場所、モフモフ村に建てられた城でした。


「創星の混沌神たる私からのご褒美に、この城を…… 魔の邪神の穢れを祓いし【覇軍の聖魔王】に譲渡します。此処ならば戦闘禁止区域だから、ゆっくり出来るよ」


あのスレイブ王への瓶直撃ラストアタックで、マコはテイマー系聖魔王ジョブの【覇軍の聖魔王】にクラスアップしたのだ。


後、クリア報酬などで色々と手に入れてしまい…… 公式のダイジェスト動画で有名プレイヤーの仲間入りも果たしたマコに……


プレイヤー達が殺到したのだ。


あの手この手で、クランに勧誘やPKを狙うプレイヤー達の魔の手から、守りながら冒険屋に連れて来たトイボックスメンバーの話では……


「PKよりも……」


「一部の勧誘勢が怖かった!」


との言葉に、メンバー全員が頷いていた。


「グリモワールの中の子達も、グリモワールの召喚で喚べるから、この城の敷地に住ませると良いよ。あっ、ちょっと出て来て」


カナエが城の壁に話しかけると……


「創造主さま、お呼びでしょうか?」


城の壁や床、天井から光の粒子が流れて集まると…… メイド服を来た幼女が現れた!


「めいどさん?」


「彼女は、この城に宿る【シルキー】」


「しるきーさん?」


「え~と…… 家とかに住む妖精さんの事だね。このマコちゃんが貴女の新しい主人です。この城は、このマコちゃんの魔王城になりました」


「新しいご主人さまですか?」


「そう、マコちゃん、この子とも契約してくれる?」


「うん、マコとお友だちになってください」


シルキーの幼女の手を握り、マコが見つめると……


「よろこんで♪ マコさま、わたしに名をください」


可愛らしいカーテシーをしたシルキー幼女に、マコが少し考えてから……


「めいちゃん…… めいちゃんでいい?」


「はい、わたしは【めい】です」


「めいちゃん、よろしくね♪」


二人の幼女の微笑ましい姿を見ていると、マコの横に浮かんでいたグリモワールが光る!? グリモワールの背表紙にメイド姿の幼女が現れた……


その幼女は、嬉しそうに微笑んでいた。


 ・

 ・

 ・


「その調子で…… ゆっくりですよ」


「マコさま…… がんばれ!」


エリとめいに手を引かれて、歩行訓練をするマコをカナエが見ていると……


「あの子は…… 守るべき主人を見付けたのですね……」


カナエの後ろに、ロッテが現れた。


「ええ、可愛らしいわね。ロッテ、あの子達は大丈夫よ。私達が守るから…… ねぇ? ジノさん」


「ああ…… まあ、俺よりも【お兄ちゃんお姉ちゃん達】が、張り切ってるけどな」


カナエに寄り添う様に、ジノが現れる。


「ありがとうございます」


元が呪具の【呪われたメイド服】だったロッテには、思う処があるのだろうか? ほっとした様な顔をした後、優雅に礼をした。


「カナおねぇちゃん♪ ヒーローさん♪」


カナエ達の姿を見付けたマコが、無邪気に微笑んで手を振る。


「無理しない様に、ゆっくりね♪」


その姿に、二人は手を振り返して、カナエが声をかけると……


「はぁい♪」


嬉しそうにマコが返事を返して、歩行訓練を再開したのだった。


その後は……


マコの歩行訓練とモフモフ城とモフモフ村を探検して、ログアウト……


 ・

 ・

 ・


 ~ 現実世界 ~


「今日のパトロール報告は…… これだけです」


『了解、お疲れさま。また明日もお願いします』


「はい、それでは失礼します」


定時報告を終えて、VRメットを外したジノが身体を伸ばしていると……


コンコン♪ ドアをノックする音がした。


「はい…… どうした?」


ドアを開けると…… 金髪に近い茶色の腰まで伸びたゆるふわの髪をした少女が、ジノに抱き付く!?


「ど……「マコちゃん見ていたら…… 子供が欲しくなりました」!?」


顔を真っ赤にして抱き付く少女に、ジノが天をあおいだ後…… ゆっくりと抱き上げた。


「もう…… 可愛すぎて、ズルいな……」


少女を抱き上げて耳元で呟くと……


チュッ!

優しくキスをしてジノは、ゆっくりとドアを閉めた……




次は、報酬とかの報告回…… かな?


ご意見、ご感想とレビューをお待ちしています。


後……


誤字脱字報告と評価の星付けも、お願いします。



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[一言] 大人の階段のーぼるーシンデレラっさー♪( ´ ▽ ` )ノちょっと曲が古かったか?とりあえずお幸せにー(  ̄ー ̄)ノ でも今の身長で子作りできるか?見た目小学生(胸囲以外)で妊娠は流石に世…
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