表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
255/467

古代超巨大戦艦攻略イベント 魔王幼女マコとマメシバなアイツは… 軍曹!?


何時も、誤字脱字報告ありがとうございます。




『猪口才な…… ならば、その機体も奪ってあげる』


襲撃邪神機が、ガール型とフェアリー型に触手を伸ばす!


『貰った! な、コイツ等は!?』


襲撃邪神機の触手に掴まれたガール型とフェアリー型が…… 触手を引き千切る!


『貴方のハッキング攻撃ならば、対策済みです』


『私達には、【混沌神】の加護があります。邪神の神力などに染まりません!』


襲撃邪神機に、せつなとメイルが乗る特殊指揮官追加武装ユニット【レギオン】を装備した【フェアリー型】と合体した聖騎士の様な姿の特殊G(ガーディアン)ガール型【せつな専用機神 せつなロボ】から、ミサイルとシールドビームが放たれる!


『チッ! 混沌神だと!?』


襲撃邪神機が触手でミサイルを叩き落とし、シールドビームをガードすると…… 爆煙に包まれる!?


『今です!』『合身を!』


せつなとメイルの言葉に、カナエとカオスが叫ぶ!


「「神・混・合・身!」」


『『ドッキングフォーメーション』』


カナエとカオスのかけ声に、フェアリエとカオス・ブレイブが変形を開始! カオス・ブレイブの胸部が開きフェアリエが収納されて、【神魂(ゴッドソウル)ドライブ】が連結されてカオス・ブレイブの装甲が変わる!?


「妖精を宿す!」


「機神の勇者!!」


「「『『カオス・F・ブレイブ!!!』』」」


眩い光を中から、新たな姿の機神の勇者が現れる!


『くそがぁ!』


爆煙を切り裂いた襲撃邪神機が触手を振り回して、カオス・F・ブレイブに迫る!?


触手を避けたカオス・F・ブレイブが拳を…… 襲撃邪神機に叩き付けた!


 ・

 ・

 ・


 ~ 魔王幼女マコ ~


「今の内に、王宮を攻略するぞ!」


エンの言葉に、みんなが頷くと…… マコの手のグリモワールが薄らと光った。


「グリちゃん?」


『マスター…… 創造主様の言葉に従い、【サンダラ軍曹】の招集を提言します……』


『うむ、この先は…… 我はマコの足となる。将の代わりが必要だ』


「マコさま、カナさんの指示を実行しましょう」


「カナおねえちゃんの…… うん! グリちゃん、おねがい」


『了解…… 7ページ、解放……』


グリモワールのページが、開かれ魔法陣が現れる。


魔法陣の中から光と供に現れたのは、額に雷の様な模様を持つ…… 特殊軍装備の黒い豆柴なベビーコボルトが現れる。


「【サンダラ軍曹】であります。お呼びですか?」


ウーに跨がるマコの前に立つと、訓練された軍人の様に敬礼するベビーコボルトのサンダラ軍曹。


『うむ、よく来た軍曹…… 休みながら聞いてくれ』


「はっ!」


サンダラ軍曹が腕を後ろに組む。


『これより、我等は敵…… 超巨大戦艦の中枢に攻め込む。我はマコの足になる故…… 軍曹、お主は突入部隊の指揮官になれ』


「はっ!」


『よし、戦果に期待する』


「ぐんそう、がんばれ!」


「了解です!」


 ・

 ・

 ・


「いいか、てめぇ等! 奴隷のてめぇ等が生きるには…… 進入者を殺す事だ! 敵は進入者、殺して! 殺しまくれ!」


砂漠の戦士風の大男が、奴隷達に激を飛ばす!


大男は、スレイブの貴族でスレイブ軍の奴隷部隊隊長である。


奴隷達は、大男の言葉を虚ろに聞いていた…… 奴隷達は【闘技場】の奴隷達に特殊薬剤を投与して、大男の命令に従う様にされていた。


「行けぇ! 我等が王に逆らう愚か者達を殺して来い!」


大男の命令で、奴隷達が放たれる。


王宮に入り込んだ進入者を殺す為に…… その様子を【あの小さな影】が見ていた。


(こちら【まうすワン】、敵の部隊長を発見! 位置情報を送ります)


(こちら【ぶっく】了解……【どっぐセブン】を派遣する……)


(了解、到着するまで、監視します)


『どっぐセブン…… まうすワンが部隊長を発見しました…… 至急、確保に向かって下さい…… 抵抗されたら…… 多少の行為を認めます……』


「どっぐセブン了解、どっぐスリー、どっぐファイブ、俺と来い。どっぐフォー、どっぐシックスは、後方から援護だ」


「「「「やー(了解)!」」」」


軍隊の特殊部隊さながらの動きをする…… マコのテイムモンスター部隊に、見ていたエン達と冒険勇者娘達が驚愕する。


「これって…… 俺達…… いるかぁ?」


「一応…… 奴隷の救出も、攻略に含まれてるから……」


「う~ん…… 拘束された奴隷達の護送しか…… する事がない……」


王宮からは、次々に拘束された奴隷達が…… マコのテイムモンスターによって、運び出されていた。


「しかし…… 君たちの装備と〝その車〟は、すごいね……」


拘束された奴隷達の護送の為に、エン達が用意したのは…… 軍仕様の特殊運搬車輌でした。


「マコちゃんのテイムモンスター達のおかげで、奴隷の救出が楽になったんだから、護送くらいしないとね♪」


「よく言うぜ…… 新型の運転がしたいだけだろうが」


運転席のアンに…… シュウが呆れた顔でツっこむが、アンは気にせずに笑顔だった。


 ・

 ・

 ・


「てめぇ等か! 我が国の奴隷を盗んだ盗人供は!」


「盗人は、貴様等だろう?」


スレイブの奴隷達は、他国から拐われた者達が殆どだ…… 盗賊団を支持して、人々を拐わせて奴隷にするのだ。


「うるせぇ! 奇妙な姿をしやがって…… 珍獣としてなら高く売れそうだな…… コイツ等は金になりそうだ」


「獲物を前に舌舐めずりか…… 三流のすることだな」


「な、ぐぼおう!?」


「本物の兵士は…… 多くを語らない者だ」


サンダラ軍曹の電気警棒(スタンロッド)の一撃で、スレイブの奴隷部隊部隊長の大男が倒れる。


「こちら、どっぐセブン…… 部隊長を拘束、護送を頼む」


こうして、着ぐるみの様な姿のプロフェッショナルな特殊部隊モンスターに……


次々に、スレイブ軍の将校達は拘束されて行く…… その活躍に……


後に、多くの将校の拘束を成功させた部隊の隊長を、額に雷の様な模様から……


黒い稲妻と呼ばれる事になるが……


その隊長こそが、黒い豆柴顔のベビーコボルトのサンダラ軍曹だった。




次は、スレイブの王と対面… かな?


ご意見、ご感想とレビューをお待ちしています。


後…


誤字脱字報告と評価の星付けも、お願いします。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] あの伝説のフラッグファイターの後継機と同じ名前なのにドッキングフォーメーションとは00リペアかな?
[一言] 今度はコマンダークラスのボン○君か(|| ゜Д゜)あんまり乱用するとゲームバランスが危ういぞΣ( ̄ロ ̄lll)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ