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カナエの変化と眷属達の反応… フェアリーガーデン○○化!?


何時も、誤字脱字報告ありがとうございます。


 ~ フェアリーガーデン カナエの部屋 ~


「ふむふむ…… 神スキルの【無音なる世界】は時間圧縮による…… 私だけが動ける時が止まった様な世界の事かな? 時が止まってるから、音が無い世界…… だから、無音なのか」


聖女(あのこ)と戦った…… あの時の…… あの思考が追い付かない身体の加速……


「認識すると…… 凄い静かな世界…… デメリットは? 私の行動以外の時間止まっているから…… スキルを停止しないと攻撃の効果が現れない事と…… 普通に使うと、身体の負荷が強い事だね」


これは…… あの時の神格化の様な特殊状態時しか使えないかな……


「それに、使うにしても…… あの無音空間は超重力下の様に身体が重くなるからな~。今思うと…… よく聖女(あのこ)の広範囲魔法を避ける事ができたね……」


新しいスキルの【神眼覚醒】の元になった【先見】のおかげだね。


あの時、聖女(あのこ)の広範囲魔法の範囲が見えたから、安全圏が解って避けれた。


「後は、装備の調整しながら確認だね……」


今の私は…… バスタオル1枚を巻いた姿で、神スキルを試していた。


「ロッテ達の仮縫いが終わるまでの間、何を…… 着ようかな?」


アバターアクセサリーは外して無いから、耳と尻尾が生えたまま…… バスタオルが尻尾で捲れ上がって、お尻が隠せない!?


下着の代わりのスク水も回収されたので、着るものが無い!


「着れるのは…… ロッテ達に預け忘れていた【ネコミミ魔王のローブコート】だけ? 裸にコートって…… 変態っぽいよねぇ…… それに、このコート動きやすい様に…… 股下から前が開いてるデザインからね…… 大事な処が隠せないな……」


とりあえず…… コートを羽織って、鏡の前に……!?


「手足が…… 伸びた!? コートの袖と裾が短い! 何で? 身長はリアル設定のはずなのに…… まさか!」


私はステータスプレートから、メニューを選び…… 私の身長データを確認!?


「私…… リアルで…… 身長が伸びてる!? データが145㎝になってるって事は…… 8㎝も伸びた! 夢の150㎝まで、後5㎝♪」


最近、現実(リアル)で関節痛が酷いのは…… このせいかな? リハビリのやり過ぎかと思った。


現実(リアル)の服装が胸に合わせて、大きめだったから…… 気付かなかったのかな? とりあえず…… コートも自動でサイズ調整が出来たはずだから…… って!? コートが光ってる!」


ドレス…… ファンタジーの女神が着てる様なドレスに、コートがなった!?


「これはいったい? とりあえず、鑑定を……!? 神衣?」


【創星の神衣(混沌)】


特殊な装備が神の放つ【神気】を吸収して、変化した神の衣。持ち主の特性に合わせて成長する装備。


「私に合わせて…… この漆黒のドレスが私の特性なのかな? あれ? 髪の毛と同じ……」


漆黒のドレスに光が当たると…… 七色に光った。


「とりあえずは…… 大丈夫になったけどね…… 靴が出来るまでは…… 移動出来ないかな?」


くるりと、鏡の前で回って見る……


髪の毛が腰まで伸びて…… ネコミミと尻尾までフサフサだ!


「妖精の羽は…… 4枚に天使と悪魔の翼も1対…… 私の背中の空間に浮いてる? 妖精の羽と同じ扱いなのかな?」


妖精の羽は、私の魔力の具現化した姿……


「天使と悪魔の翼は…… 神の力の具現化かな?」


直接は、くっ付いてないのに…… 私の思い通りに動いてるから、私の力なのは間違いないな。


「どうしようかな?」


後のスキルは…… 戦闘で確認した方が良いかな?


「ロッテ達が作ってくれるまで…… 一眠りしようかな……」


背中の羽を仕舞って…… 私はベッドに倒れた。


「おやすみ…… なさ……ぃ……」


 ・

 ・

 ・


 ~ ロッテとジュエリーズ達 ~


「主さまのお姿…… 見ましたね? 皆さん」


「美しかったです♪」「可憐でした!」「神々しいお姿……」「アレこそ…… 神です!」「主様は…… 神になったのですね」


「さぁ…… 神なられた私達の主さまに相応しい衣装を!」


「「「「「「我等の全身全霊を持って!」」」」」」


フェアリーガーデンの最低限の生命維持システム以外の総力が…… カナエの装備品製作に回されたので…… フェアリーガーデンの温度が急激に下がった。


「くっしゅん! う~…… さむい?」


寝ていたカナエが寒がると、ドレスだった創星の神衣が…… セクシーなネグリジェに変わる!?


「ほぁ~♪…… あたたかい♪……」


再び、カナエは夢の世界に旅立ったが…… 小惑星の改良と量産機神の生産力は…… 落ちに落ちて……


真冬の様に冷え込んだ城内で…… 機神の量産製造中のエミリーとエナがロッテとジュエリーズ達、メインシステムに抗議していた処に……


「ふぁ~…… おはよ…… ロッテ、着替えは出来た?」


「主様!? そのお姿は!!」


「アレ? エナに…… エミリー? どうしたの?」


「あ…… あるじ……」


エミリーがカナエの姿を見て…… 震え出した。


「エ、エミリー……?」


「あるじのばかぁ~!!」


エミリーが泣きながら走り出した!


「エミリー!? ちょっと、待って!」


その後…… 急に成長したカナエの姿にぶちギレしたエミリーをなだめて、エミリーの抱き枕状態で二度寝した後……


「次は、私の番ですね?」


「えっ…… ちょ、エナ!? エナさん……」


怖い笑顔のエナに抱えられたまま…… 三度目のベッドに入るカナエでした。


ロッテとジュエリーズ達は…… その様子を悔し泣きで見送り、カナエの装備品の製作に戻るのであった……




次は、カナエ以外の目線で物産展… かな?


ご意見、ご感想をお待ちしています。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価も、お願いします。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 良かったね〰️身長伸びてさすがに低いままだと小学生○マになってしまう( -д-) [気になる点] しかしカナエ達のAクラス量産型機神が目立つなかC.Dクラス、良くてBクラスの機神達にどれ程…
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