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〔閑話〕その頃のフェアリーガーデン守護者


ちょっと、疲れる事が有ったので… 閑話を挟みます…


すみません。




カナエ達がめておんパーティーをすり抜けて、魔法国の首都に向かって移動してる頃……


~ フェアリーガーデン ~


「主さま…… 大丈夫かしら?」


「ロッテメイド長、せつな様が付いていますから…… 危険は無いですよ」


「甘いわよ! ダイヤ!」


「はぁ……?」


「主さまは…… 急に単独行動して厄介事に巻き込まれやすいの!」


「そうなのですか?」


「私も此処(フェアリーガーデン)もぼうけん屋を含むダンジョンだって、その結果なの」


「その結果、私達ジュエリーズとエミリーとエナの姉妹、ニアにシュリちゃんとあおいちゃん…… ボスモンスターのアグラと巴さんが生まれたのですね」


「ええ、グラス達とブル組に…… 最近、歓楽街エリアに猫科ファミリーが出来たみたい」


「猫科ファミリーですか?」


「ハニートラップケット・シー系の進化で、ライオン系とタイガー系に進化した子をボスにしたマフィアグループみたいだよ」


「マフィアですか? 大丈夫なのですか?」


「大丈夫みたいよ。グループトップが主さまのメイドだから」


「【ミー】ですか!?」


カナエのテイムモンスターのベビーケット・シーだった猫幼女のミーは、メイドとしてフェアリーガーデンでカナエの身の回りの世話をしていた。


順調にメイドとして進化をしていたミーは…… あの【ストーカー襲撃事件】時に変わった。


ミーだけではなく、カナエのテイムモンスター達は我が主を護る為の力を欲して、自主的に己を鍛え始めた。


その結果、ミーは進化して【ベビーメイドダークパンサー・ガール】に進化した。


カナエへの憧れから黒い豹に進化したミーは、カナエのダンジョンで【黒き死神】と呼ばれる徘徊系ボス扱いされている。


「今では、主様の配下で1番の武道家ね」


「素手の格闘技では、私達では敵いませんから…… ミーがまとめているなら安心ですね」


「ゴーレム達も、ゴルとジルが指揮してるタンク役の防壁部隊を作ってるわ」


「ヴァルキリーゴーレムは、魔法も使えて飛行も出来る聖騎士(パラディン)役なのでずるいです」


「ほぼ天使の聖騎士(パラディン)で、痛みを怖れないものね…… 敵にしたくないわ」


「他は…… ベビー執事ピット・ブルコボルトに進化した【わんた】が仕切る犬科系を中心に編成された素材集めなどの実行部隊の【猟遊会】と…… 中忍になった【くの一マウスガール】のちいちゃんがボスの隠密行動部隊の【隠れんぼ】ですね」


「後、力強い妖怪系と力士オークの【相撲取り】も増えたわ」


「変わり種は、主様のテイムモンスターの男の娘…… ベビーメイドナインフォックスの【クオン】ちゃんの【歌劇団】でしょうか?」


「あの子達は…… 何時も何かしらに化けてるから性別もあやふやね」


「一部に…… 熱狂的なファンが付いてますけど……」


「触れない方向で…… 歓楽街エリアはわたしのかんかつ外です」


「ですね…… 後は、主様の新たに手に入れた【ダンジョン知識】ですが……」


「ああ、【水属性ダンジョン】と【西洋系ダンジョン】の知識ね?」


「はい、水属性ダンジョンの方は…… 主様が作られた【島ダンジョン】の【楽園島】に西洋風の城建造中ですね」


「モフモフ村にも、和風と西洋風のこじんまりとした城を作る予定だよ」


「アグラのボス部屋の外観も西洋の古城風にするんですよね?」


「巴ちゃんのボスフィールドも、和風の古城にしてほしいって」


「ブル組は大変ですね」


「西洋系モンスターが増えて、私達メイドも服作りで忙しくなりそうね。【ウルちゃん】と【ウサな】のメイドラビット部隊と【あみ】のアラクネ服飾製造部隊に手伝いを頼まないと」


「あおいさんとシュリちゃんが言ってた。執事メイド志願の座敷童と鬼女と猫娘などの妖怪系モンスターと女中や仲居志願のベビー系モンスターの交換研修も、急がないといけませんね」


「楽園島の接客研修に低Lvの追加モンスターの育成…… やる事がいっぱいだよ」


「エミリーさんとエナさん姉妹の製造部隊も、モンスター増援要請を出してます」


「そこは、最優先事項でおねがい」


「ええ、私達の妹と弟になる子達がいますからね」


「そう、ちょっと嫉妬しちゃうくらいに、この新世界(せかい)に主さまが来る前から主さまに愛されたロボット(こたち)が生まれ変わる場所だもの……」


「最優先で増援を回します!」


「おねがい! 後、念の為に素材の回収もしましょう」


「はい、わんたに出撃を依頼します!」


「メインシステム、最適なモンスター配置をおねがい!」


『了解…… フェアリーガーデン及びマスターの支配ダンジョンの最適な部隊配置を提案します……』


「すべては…… わたしたちの愛しき主さまの為に」


「「「「『主様(マスター)の為に』」」」」


(ボソッ)「どうか…… わたしの新たな主さまをおまもりください…… 旦那さま…… お嬢さま……」




次こそは… 魔法国首都かな?


ご意見、ご感想をお待ちしています。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価も、お願いします。

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