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たまには、せっちゃん達と……


カナエの初級ダンジョンのシークレットである【竜宮の入江】でBBQの後……


「私達はレジャーランドに行くね」


エルとアーデ、リンちゃんとマナちゃんは【フリーパス】を手に入れたから、遊びに行くみたいだ。


「遊ぶのもいいけど、キャンペーン中だからダンジョンアタックした方が良いよ?」


「わかってるよ。海底ホテルを拠点に他のダンジョンも回るつもり」


「先ずは、拠点の確保です!」


「そう、じゃあ…… 私は別行動するね?」


「一緒じゃないの?」


「リンちゃんとマナちゃんが一緒なら、戦力的には大丈夫でしょう。今の内にLvアップ頑張ってね」


「「「「はぁい♪」」」」


 ・

 ・

 ・


 ~ 冒険屋 クラントレーニングルーム ~


「お待たせしました?」


私はトレーニングルームにいた先客の【ジノさん】に声をかける。


「いや、大丈夫だ。始めるかい?」


「お願いします!」


「よし、『へんしん♪』来い!」


ジノさんが【仮面のヒーロー】に姿を変える。


私は……【神刀 巴御前 黒桜】を構えて、ジノさんと向き合う……


「行きます! やぁ~!」


 ・

 ・

 ・


「前より良くなったね。只、やっぱり攻撃力がボーナスが無い分…… 低いな」


『『『クウゥ~ン……』』』『『キュウ~ン……』』


【はうりんぐ】と【はく】と【こく】が申し訳なさそうに鳴く。


「私の【狙撃】スキルが無いせいだから…… あなた達のせいじゃないからね」


はうりんぐ達を撫でながら慰める。


「攻撃力の低さは、手数と急所や弱点を狙う事で補うしかないですね……」


「その方が良いだろうな…… 連携に慣れれば手数も増えるし、急所や弱点も狙う事もできるだろうな」


「なるほど、連携か…… よし! 連携の練習するよ!」


「その練習は…… 彼女達とすると良いよ」


「え…… あっ!?」


ジノさんが指をさしてる先に…… 扉から、こちらを覗く【せっちゃん】と【ジュエリーズ】。


「続きは…… みんなで【フェアリーガーデン】だね」


「その方が良い」


私の意見に笑いながら頷くジノさんにお礼を言って、せっちゃん達と【フェアリーガーデン】へ。


「お帰りなさいませ。トレーニングのご用意はできてます」


【フェアリーガーデン】に着くと……【ロッテ】が待っていた。


「それじゃあ、始めようか? 相手は……」


「私達です。カナエさん」


箒を手にしたロッテとフライトタイプのせっちゃんが前に出る。


「本気だね?」


「ええ…… わたし達にも敗けられない理由があるので」


「それでは…… 行きます!」


「来い! はうりんぐ、はく、こく、やるよ!」


フライトタイプのせっちゃんのシールドチャージ!


「くっ!」


スレスレで避けると!? ロッテの追撃が来る!


『『『ウォ~ン!』』』


機獣化したはうりんぐがロッテを牽制する。


「させません!」


せっちゃんが射撃で、はうりんぐを狙うも…… はくとこくがガード!


「もらった!」


体勢を崩したロッテに【神刀 巴御前 黒桜】で斬りかかる!


「あまいです!」


「(箒で弾かれた!? 接近戦はまだまだロッテ達に及ばないか……)なら! コレはどうかな?」


【刻印】を【発動】して、【闇移動】後ろから【糸】でロッテを狙う!


「それは知ってます」


箒から刃物を出して、ロッテが糸を切り払う!


「仕込み杖か!? やば!」


ロッテの行動に驚く私にせっちゃんの追撃射撃!


「危なかった」


咄嗟に、はうりんぐの影に移動する。


「「そこです!」」


せっちゃんとロッテが、はうりんぐの影に現れた私に接近する!


せっちゃんの槍とロッテの刃が私を突いた!?


「「やっ「残念」!?」」


喜ぶロッテに【神刀 巴御前 黒桜】を突き付ける。せっちゃんは…… はうりんぐ達に囲まれている。


二人が突いたのは…… 私が作ったダミー人形でした。


 ・

 ・

 ・


トレーニングが終了すると…… せっちゃんとロッテが落ち込んでる。


「どうしたの?」


「敗けました……」


「弱体化してるはずなのに……」


「Lvは、今は…… 私達の方が上なのに……」


私達が勝ったのがショックだったの?


「このままじゃ…… カナエさんを守れません」


どうやら……【死神PK】の件で、落ち込んでるみたいだね。


「あの事なら…… 気にしないでね。犯人は私の関係者だから…… 必ず! 私がボコるから」


「カナエさん…… どういったご関係ですか?」


「うん…… 私のストーカー」


「なおさらダメじゃないですか!?」


「だから…… 今までのアレコレを込めて、ボコるの!」


「その時は、私達も共に!」


気付くと…… せっちゃんとロッテを始めとした眷属達が集まっていた。


「ありがとう。みんなで【死神PK(あのこ)】をボコッボコにしよう!」


「「「「「お~!!!」」」」」


みんなと一丸になった瞬間でした……


待ってろよ…… 必ず! 今までの全てを返してやるからなぁ~!!!



次は… 掲示板かな?


ご意見、ご感想をお待ちしています。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価も、お願いします。

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