表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
143/467

今は魔王じゃないのに… 有名な魔種族(吸血鬼)連れて闇堕ち種族に会う…

寝ちゃった… すみません。


「えい!」ドゴッ!


「ギャン!!!」


ウルフが木に叩きつけられる!? 叩きつけたのは…… タキシードスーツの金髪セミロングで紅の瞳の【アーデ】だ! 流石【吸血鬼】…… 伝説の通りに怪力だ!


今、私達は…… 私の作った初級ダンジョン【楽園島】にいます。


アーデの提案で、王都の課金ショップによってから初級ダンジョンに行く事にしました。


アーデは、事前に【吸血鬼】の弱点の耐性スキルを調べていたみたい。迷わずに【光耐性】【火耐性】【水耐性】【聖耐性】の耐性スキルを買ってから転移しました。


耐性スキルを揃えたので、【邪鬼の組紐】を外して戦闘です。


アーデの武器は……【素手】。


アーデが【吸血鬼】を種族に選んだ理由の小説キャラが爪で切り裂くタイプの格闘キャラだったみたい? 種族特性の【怪力】スキルもあるから合ってるけど、触れるとヤバイ敵もいるから……【黒い革手袋】を用意しました。


私が知る【吸血鬼】はレイピアとかナイフとかを投げてるイメージがあるんだよね…… 何でだろう?


サブ武器は…… アーデと相談するとして、今は…… とにかくLvアップです!


【成長の秘薬(初級)】のデメリットも知っていたので、ガンガン使います。


「一対一なら、ウルフは怖くないね? Lvアップした?」


「はい、大丈夫みたいです。今ので…… 種族Lv6になりました」


「じゃあ、洞窟に入る前に町で転職試そうか?」


「!? はい!」


転職の為に設置した【神々の像】がある。町の教会に移動中…


「きゃ~~! 落ちる!」


「先生! 空から女の子が!」


私は【刻印術】で、ベビーアラクネの【糸生成】を使い。落下位置の木々の間に大きな蜘蛛の巣を作る!


「きゃ~~!?」ベチャ!


う~ん…… 蜘蛛の巣にかかった…… 虫? 翼があるから小鳥かな?


「エルさん! だいじょ…… ぶ!? カナ姉さん?」


「カナエさん?」


「リンちゃんとマナちゃん? どうしたの?」


「その人のサポート中…… なんですけど……」


蜘蛛の巣から小鳥…… 落下していた人を剥がしながら話を聞くと……


リンちゃん達がアシストしていたパーティーの一人らしく、【天使】系種族で【飛行】スキル持ち…… 翼の色から【堕天使】かな? 洞窟のボスを倒したら【飛行】スキルのLvアップの為にパーティーを抜けて……


「リンちゃん達と訓練中に私達の元へ…… 落下したと?」


「「「はい……」」」


「危ないから、【コレ】を付けなさい」


私はストレージから……【猫の組紐】を取り出して渡す。


「これは?」


「落下ダメージが半減するアクセサリーよ」


「カナエさん、すみません」


「カナ姉さん、ありがとう♪」


「ありが…… お姉ちゃん?」


「うん?…… あっ!?」


どこか見覚えがある気がしたら…… あの【死神PKストーカー】の妹…… 双子の従姉妹の妹だ!


「久し振り! 新世界(こっち)で【エル】だよ」


「私はカナエ…… で、どうしたの?」


「無論、姉を止めに!」


「あ~…… 私がボコってからにして」


「了解! お祖母ちゃん命令で、私もひっぱたく♪ これからよろしくね?」


「まぁ…… そうなるね」


ストーカー(死神PK)を見付けるなら…… ターゲットの私を見張ればいい。


事情を話して、エルをクランに入れてもらうしかないか……


「先生…… わ、私も…… 先生のクランに入りたいです!」


「「「先生!?」」」


「あっ、この娘はアーデ。私がアシストしてる新規プレイヤーだよ。よろしくね♪」


「始めまして…… アーデです。カナエさんには…… 色々教えていただいて、先生と呼ばしてもらっています。よろしくお願いします」


「私はリンだよ♪ アーデさん。よろしくお願いします」


「マナです。よろしくお願いします」


「エルです。よろしくね」


「ひぁい! お願いします!」


自己紹介して、5人でパーティーを組直して町に入ると……


「な、なにここは!? 私は今…… 楽園にいる!」


「先生! この子達…… 可愛すぎです! 私のところにも欲しいです~」


街に入り…… ベビー系と妖怪っ子を見た。エルとアーデのテンションが限界突破した!


「落ち着きなさい。テイムスキルがないでしょう?」


「獲ればよかった…… テイムスキル!」


「さっき行ったばかりなのに…… 課金ショップに戻りたい……」


テイムスキルを持って無い事に、血の涙を流しそうな勢いだ……


「もう…… ガーゴイルとゴーレムが来る前に、教会に行くよ!」


未練がましく、ベビー系と妖怪っ子を見詰める二人を引きずる様にして…… 転職の為に教会を目指した。


「さあ、教会に着いたから…… アーデ、転職を試して」


「はい! 先生。行って来ます!」


「待って、私も転職試したい」


「じゃあ、私達は入り口で待ちましょう?」


「うん、エルさん、アーデさん、「いってらっしゃい♪」」


「「行って来ます!」」


軽く手を振り、エルとアーデが教会に入るのを見送った。


さあ~てと、エルとアーデ…… 二人は何に転職するのかな?


二人が入って行った教会の扉を見詰めて思う……


次に教会を出た時に転職している事を祈りながら……


「何に転職して来るかな? 楽しみだね?」


「「はい♪」」


リンちゃん、マナちゃんと一緒に待っていると……


「お待たせしました」


「転職できたよ♪」


無事に転職できたみたいなので……


さあ、何に転職したか話を聞きましょうか?



次には… エルとアーデのジョブの話かな?


ご意見、ご感想をお待ちしています。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価も、お願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ