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兄貴の威厳と鬼女達の大蛇狩り

すみません… 体調崩し気味なので、なかなか書けません… すみません。



 ~ デンライとラズリとイズナと千鶴 ~


ヒーロー達と別れて、2体のオロチに向かう。


「じゃあ、1体は…… デンライがやるって事で」


「「異議なし!」」


「ちょ、ちょっと待って! おい、千鶴!」


「リンちゃん達も1体やるのよ…… お兄ちゃんのあんたがやらないの?」


「がんばれ! デンライ! お兄ちゃんだろ?」


「先輩…… 兄の威厳を保つチャンスです!」


「…… 殺ってやら! 行くぞ! ポンコツ蛇ヤロー!!」


デンライが大剣を抱えて、オロチに突っ込む!!!


「あのオロチは…… デンライに任せて、私達はもう1体を殺るわよ!」


「「了解!!」」


 ・

 ・

 ・


大剣を構えて、デンライがオロチに斬りかかる!!


「くたばれ! 蛇ヤロー!」


『ギャシャァァァ!』


「まだまだ!」ザシュ!


『ギヤシャァァァァァ!』


1撃目の斬撃の後、暴れるオロチに…… すれ違い様に2撃目を斬りつける!?


「うへぇ~、気持ちわりぃ~…… 再生するのか?」


デンライの斬撃を受けた傷口が泡立ち塞がる……


『キャシャアァァァ!』


「食らうか……!?」


オロチの尾の一撃を、デンライがジャンプで避ける!


オロチが空中のデンライに【毒玉】を吐いた!!


毒玉が直撃したデンライが、地面に叩きつけられ毒沼ができた。


『ギシャ~……』


オロチは…… デンライが叩きつけられた毒沼を睨む…… ザッパ~ン!!


デンライが毒沼から飛び出して、オロチを斬りつける!!


『ギヤシャァァァァァ!』


「やってくれたな…… わりぃが、俺に毒は効かねぇぇっ!!」


『ギャシャァァァ~……』


「今から…… 本気で、てめぇをぶっ倒す!【魔獣化】!!」


デンライがスキルを使うと…… デンライの身体が…… 変化した!


身体の大きさは5倍になり、その姿は…… 大猿の肉体に蝙蝠の翼を持ち、獅子の顔をした…… 禍々しい人型の合成獣(キメラ)!!


『行くぜ…… 蛇ヤロー! こっからは……【獣】の戦いだ!』


『ギシャアァァァ~!!』


オロチが尾をデンライに叩きつける!? 魔獣と化したデンライがオロチの尾を受け止め、オロチを振り回して地面に叩きつけた!


『キャシャアァァァ!!』


魔獣化したデンライが力任せに、オロチの再生を超えるダメージを叩きつけてる!!!


「何!?」


デンライがオロチの頭を潰そうとした時! オロチを包むどす黒い柱が出現した。


 ・

 ・

 ・


デンライと別れて、もう1体のオロチと対峙する…… 鬼と魔族の女性3人……


「さあ、蛇革……は無理ね。せめて金属素材になりなさい」


千鶴が刀で斬りつける!


「千鶴さん! オロチは再生スキルがあるみたいです!」


「……その様ね、傷口が塞がってくわ……」


千鶴の付けた傷口が泡立ち塞がり、オロチが千鶴達を睨む!


『ギャシャァァァ!』


「どうします?」


「私が動きを封じるから、二人は攻撃して」


千鶴が【糸】で、オロチを絡め捕ろうとしたが! オロチが暴れて、糸を引き千切る!!


『キシャアァァァ!!』


「コレじゃあダメか、この糸なら…… どうかしら?」


『!?ギ、ギャシャァァァ!!!』


「引き千切れないでしょ…… どうかしら? カナエちゃんがくれた特別な糸は?」


千鶴がオロチの捕縛に使ったのは、カナエが渡した…… あの魔導合金の金属糸でした。


『ギャシャシャアァァァ!?』


「あら? 暴れるから、糸が食い込んで切り裂いてるわ」


オロチが暴れると、金属糸がオロチに食い込み切り裂く!


再生しようにも、傷口に金属糸があるので、傷口が塞がっては開くを繰り返し、傷がさらに深くなって行く……


『ギャシャァァァ!』


「待ってたぜ…… 口が開くのを!!」


「その攻撃…… 知ってます!!」


「【フレイムランス】!!!」「【狐火】……【鬼火】……」


金属糸から逃れようと、オロチが千鶴に【毒玉】を吐こうとして、大口を開けた瞬間に!


ラズリが火炎魔法の炎の槍を、イズナが炎系の妖術をオロチの口に叩き込んだ!!


『ギ……シャ……ァ……』


口が燃え上がり、オロチが暴れ様とするが…… 金属糸がさらに食い込むだけで、身動きできずに…… でかい的と化した。


「そろそろ終わりかしら?」


「動きがなくなってきました」


「とどめ…… どうする?」


『ギャシャァァァ!!!』


「「「!?」」」


金属糸で固定された…… ズタボロのオロチが叫ぶ!!!


「!?…… 糸が! 弾かれた!?」


オロチを絡め捕っていた金属糸を、どす黒い柱が弾き飛ばしオロチを包み込む……


「この! 【フレイムランス】!! どうだ?」


「柱に弾かれました!」


「今の内に回復よ! 次に備えて」


「「!? りょ、了解!」」


「……次が…… 最後かしらね?」


柱に向かい、千鶴は、呟いた……



次は… カナエが出陣かな?


ご意見、ご感想をお待ちしています。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価も、お願いします。

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