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お化け屋敷ダンジョン

ブックマークが200いきました!


ありがとうございます。


ちょっと、短めです。


そのお屋敷は…… 立派な日本の武家屋敷。


「此処だけが無傷だなんて…… 怪しいよね?」


「たぶんだが…… ダンジョン化してる可能性があるな」


復旧と怪我人の処置が進み…… 後は、ブル組とマリーに任せれば大丈夫そうなので、私はジノさん達とお化け屋敷を見に来た。


「プライベートエリア取得イベントだな」


「プライベートエリア取得イベント?」


「前にカナエさんがレオンに聞いた。アレですよ」


「え~っと…… プライベートエリアの取得条件の事かな?」


「どうやら…… この屋敷ダンジョンを攻略するのが条件らしいな」


「見るからに…… ホラー系だよな? しかも、日本風の…… 俺はパスで! 和ホラー系は無理! 絶対無理!!」


ラズリちゃんが、激しく拒絶した。


「オロチの件があるからな…… 防衛組を残した方がいいな」


「なら、私が欲しがったんだから、私とせっちゃんで挑みます!」


話し合いの結果…… ダンジョンアタックは、私とせっちゃん達。ジノさん達は、復旧の防衛に廻る事になりました。


「カナエ様、石碑に何か書いてあります」


【刀之家の悲劇】


代々続く、刀鍛治の名家で名の知れた刀之家であったが…… 八代目のご当主には刀匠としての才がなく。


日に日に堕ち潰れて行くある日、ご当主が童を一人連れて来た。


その日から…… 今までが嘘の様に、立派な刀が打てる様になり、刀之家の名声は甦った……


しかし…… その日から何かが狂い出す……


ご当主は鍛治場に篭り、何かに取り憑かれた様に刀を打ち続ける…… 次第に刀之家の者達は狂気に走る様になった。


そして…… 悲劇が始まる……


最初の犠牲者は…… 奥方……


玄関で胸を一突きにされ、絶命。


次は…… 弟子達……


互いを斬り合い…… 三人斬殺。


その次は…… 娘……


縛り首で死んでいた。


そして…… 息子二人は……


何かから逃げた様に、庭で転倒死。


最後に…… ご当主……


鍛治場にて…… 自分の作品で村人を斬り付けて、討ち取られた……


最後の言葉は……「童は渡さない」だったそうだ。


その後…… 屋敷をくまなく捜したが、童は何処にも居なかった……


それ以来…… この屋敷は…… 悪霊の住み処になりました。


「これは…… ヒントかな?」


「ホラー映画なら、この様に殺される。ですかね?」


屋敷の玄関に目を向ける…… 神眼でも、何も見えない。


「別エリア扱いなのかな?」


「行きますか?」


「行こう…… 攻略するよ」


私達は、開いてる玄関から入ると…… 私の胸に刃が刺さった!


「カナエ様!?」


「せっちゃん! ガードして!」


突然、玄関が閉まり! 壁から短刀が無数に飛んでくる!


「全て、撃ち落とす!」


マルチロックオンと弾道操作で、短刀を打ち落とし続ける事…… 約10分!


「せっちゃん! アレ! あの御札、逆だ!」


「!? この~!」


せっちゃんが御札を貼り直すと!? 短刀が止んだ……


「びっくりしましたよ…… カナエ様」


「ごめんね。せっちゃん…… あの石碑が気になってね」


「いきなり…… 防御不能の即死狙いですか…… これがこの先も?」


「たぶんね……」


幻影で初撃を避けて、魔法で防いだけど…… 物理防御不能みたい…… せっちゃんも障壁で防いでいた。


このダンジョン…… 即死(物理)ダンジョンだ……


次の…… 斬殺死は……


「ねえ~ せっちゃん…… 刀が浮かんでるよね?」


「浮かんでますね……」


「御札、御札捜して! 早く!!」


「は、はい!!」


次の部屋は…… 無数の刀が斬り付けて来ました……


また、マルチロックオン&弾道操作で打ち落とし!


「せっちゃん! 早く!!」


その後…… 約3時間…… 命懸けの一人射撃大会……


御札は畳の裏でした…… わかるか!!!



次は… お化け屋敷のボスかな?


ご意見、ご感想をお待ちします。


後…


誤字脱字報告、文章とストーリーの評価も、お願いします。

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