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鬼姫と大蛇

ちょっと、短めです。


「あの大蛇…… 機神、いや、邪神機だ!」


突然現れた、大蛇ロボを神眼で鑑定!


【????オロチ??? 邪神機Lv??】


オロチ? 10㍍以上のオロチと人?が争ってる!? 人の方は?


【???(魔神化) 鬼姫Lv76】


鬼姫? 魔神化してる…… 魔神と邪神機が殺り合ってる!


「おかしいな……」


「ジノさん?」


「カナエさん、神獣様の近くは浄化されてるから、自然発生の邪神機は近付かないんだ! それに、魔神と邪神機は敵対しない!」


「なんで!?」


「元となる力が一緒なんだ…… 邪神達の元眷神の誇りが共食いを許さないのさ……」


「じゃあ、あの魔神の鬼姫は?」


見るからに、鬼姫がオロチを執拗に攻撃してる!?


「なぜかは解らないが、この辺りに異常がある可能性がある…… 温泉境の人達が心配だ」


「そうだな…… 温泉境に急ぐ為にも、先ずは、アイツ等をどうにかしないと」


「!? 窓を閉めて! 結界を!!」


オロチがガスを吐いた!? 直撃を受けた鬼姫は吹き飛ばされ、オロチは地中に消えた……


「浄化します!」


トパーズが上級聖水を撒水! 毒性は消えたけど…… 山の木々が腐り、ひどい匂いが立ち込める。


「ひどいな…… これは……」


「確かにひどいが、人里が心配だ。急ごう!」


「毒を消しながら進みます」


上級聖水を撒水しながら、火山温泉境を目指す!


 ・

 ・

 ・


目的地の温泉郷に着いたカナエ達が見たのは……


破壊された街だった。


「さっきのヤツがやったのか?」


「ぼっとするな。救助するぞ!」


「「「「はい!」」」」


オロチの暴れた後か? 倒壊した建物を人が居ないか探す。


「大丈夫か! 他に人は?」


「回復します! こちらに!」


「あんたらは…… 蒼人か? 頼みがある! 俺達よりも先に、猿神様を見てくれ!」


「えんじんさま?」


「この辺りを浄化して下さる神獣様だ。頼む! オロチからこの地を護って、毒を!」


「私が行きます!」


人里から、さらに上がった山の中。海神龍様と同じ様な神社の境内に…… 巨大なお猿さんが倒れてる。猿神様?


「大丈夫ですか! 今、解毒します!」


「あ、蒼人の、方よ…… わしより、周りの物を頼む……」


「まとめて治す!」


猿神様の周りに、神獣と人がいっぱい倒れてる…… 妖精の粉を全力散布!


「助かったぞ。蒼人の方よ…… 太古の邪神機に襲われての」


「それは…… オロチですか?」


「オロチを見たのか!?」


「はい、ここに向かう途中で…… 鬼姫と争っていました」


「鬼姫じゃと!?」


「猿神様! 娘が、娘が居ません!」


「邪気に囚われたか! 捜すのじゃ! 戻れなくなるぞ! お前達も捜すのじゃ!」


猿神様が、回復した神獣と人々に指示を出す!


「まだ、安静してないと」


「すまぬ。蒼人の方よ…… 鬼人族の一大事なのだ!」


「蒼人のお方…… 我等、鬼人族は…… 元は邪神の眷属なのです。若く未熟な者が負の感情のまま、邪気に触れると…… 先祖帰りしてしまうのです。完全になる前に、連れ戻さないと」


鬼人族の始まりは、一匹の鬼が邪神に歯向かい。神獣達と共に、邪神と戦った事で邪気を祓われて、生まれ変わったのが始まり。


だから、幼い内に邪気を浴びると…… 鬼になってしまう。そうならない様、幼い内は神獣と共に育てる見たいです。


「私も捜します!」


「その必要は…… 無い! トウ!」


「仮面のヒーローさん!」


「バトラーに救助させた」


仮面のヒーローさん(ジノさん)が、布の包みを降ろす。


「「「「「なんで、布が?」」」」」


「暴れて危ないからな。このまま浄化してあげよう」


オロチに吹き飛ばされ時に、バトラーを救助に向かわせたんだって、毒に侵されながら暴れるので…… 布に包んだみたい。



次は、温泉かな?


ご意見、ご感想をお待ちします。


後…


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