光陰矢の如し
「全力で動きたい」by姉弟
まだ春というのには少し早い3月の頭、愛する子どもたちの強い希望により、私が所有する山に登山をしたいと言うことで、今一人で山に来てまーす。こー見えてお金持ちでーす。と久しぶりに一人で変なテンションになっております。自己紹介をさせていただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか?ありがとうございます。
私は籠 龍玄と申します。双子(姉弟)10才 義母 と妻の生家で同居しております。まあ、不満など一切ないのですが、子どもたちも
大きくなり、交友範囲も拡がり、まあ私も気を付けていますが、子どもたちたちはいわゆる能力者と言うやつでして。相手のことを考えないなら身を守ることも、逃げることも可能ですが。心配です。
十数年前能力者の存在や神、多元世界などの存在が白日の元にさらされる大きな事件があり、あまりに大きな変化が世界のあり方を変えると思われましたが、
力ある者たちからは、今更めんどくさいし、信仰なんてかって記された神のほとんどは、人が認識出来ない次元に昇神しており、人や世界に対する興味を失っている者がほとんどで、SNSなどが発達した現代、神が存在を証明され信仰心などが明確に力を持つに至って
人は計画的に調査し、滅んでいない小さな神を強烈に信仰し小さなコミュニティで昇神した神の変わりに力を持たそうという計画などもありましたが。力ある者たちの最上位の存在は、我々は干渉しない、以前と同じように過ごしてほしい。ただこちらから干渉する時は諦めてほしい。そう要求がありましたが、まず認識できる者は、見鬼、審神者、と呼ばれる者たちの一部であり。世界の90%は神と呼ばれる者たちを認めているが、実際には人類側から接触できず、それよりも現生人類を遥かに上回る能力者の対応に苦慮しているいるのが今の世界ですが、古代から能力者の対応してきた組織は古今東西宗教組織などにもあり、現在は古くからの組織だけでなく、民間の力ある者たちによる協定を結び魔女狩りや異端狩りなど血の流れない保護、育成を進められています。
また同時期に多元世界いわゆるこちらの世界とは全く異なる発展を遂げた複数の世界についても発表がありましたが、これは極めて一部の能力者に限定し移動、交流可能でしたので小規模ではありますが国家規模で交流を持とうと働きかけている状態です。
当然全てのことに対して反対、批判はありますが、十数年前の「5の扉事件」として人類史に刻まれた擬神の大量同時進行を戦い生き延びた者たち同士わずかでも協力しないと,本当に瞬きする間に滅ぶことをまだ人類は忘れておらず 、現実は、ロープでは無く糸でスラックラインをしているよりスリリングだと、人は気づいているため世界大戦などにはなっていませんが、まあいつまで人の善意が続くかは不明ですが。
失礼しました。私もそれなりに年ですので少し愚痴っぽくなってしまいました。私とっても秘密が多いもので、またここでお話をさせてください。
「あなた。子どもたちのことをお願いね。私は戻って来るから浮気したら、殺すわよ。」
浮気したら会えるかなぁ。ずうっと相手なんていないけどw。