表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/153

溢れて流れる

零れて落ちる

零れた涙に

含まれたモノは

溶けてゆくのか

積もりゆくのか


涙と共に

流れた気持ちは

切なさなのか

愛しさなのか


溢れ出てきた感情は

自分自身も分からぬままで

ただ流れてく

また流れてく


何が胸を打ったのか

何が胸をついたのか

頬を伝い流れた涙の

温もりだけは変わらない


涙の中に含まれていた

流れて落ちた気持ちのナカミが

熱いとしても

冷たいとしても


頬を伝い流れた涙の

その温もりは変わらない

含んだ気持ちは違っていても

包んだ涙は温かい


気持ちを流していいんだよ、と

心を包んでくれるように

頬を伝い流れる涙は

人肌のように温かい

消えていくだけなのに

どこかいつも優しくて

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ